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不思議なバレエ団とトゥーシューズ【毎週ショートショートnote】

時巻バレエ団は、地方の小さなバレエ団ではあったが、その地域ではかなり人気のバレエ団だった。

特に「白鳥の湖」の公演は、大人気の演目だった。

時巻バレエ団は、トゥーシューズ工房の時田謙三と、バレエダンサーだった巻元華恵が始めたバレエ団で、現在2人は結婚し華恵はバレエ指導をし、団員全員のトゥーシューズは、謙三が作っていた。

このバレエ団の「白鳥の湖」の白鳥・黒鳥の美しさは際立っていた。
彼らの2人の娘が演じる白鳥と黒鳥だったが、白鳥はそのあまりの美しさに、他のトゥーシューズがときめいてほんのりピンク色になり、白鳥がピンクの花畑で踊っているような美しさだった。

一方黒鳥は、その迫力と恐ろしさで他のトゥーシューズが青くなり、青白く光るトゥーシューズの中で、黒鳥が際立つ美しさとなった。

気持ちが色に出るという時巻トゥーシューズはやがて、ときめきトゥーシューズと言われるようになり、バレエダンサーの憧れのトゥーシューズになったそうな。


本文ここまで

久しぶりの、毎週ショートショートの参加になります。
お題は【ときめきトゥーシューズ】でした。

子供の頃見たボリショイバレエの白鳥の湖は、本当に美しかった。
第二幕の、くるみ割り人形も素敵だった。
子供ながらに感動し、忘れられない思い出です。

子供に本物を見せる!
と、ボリショイバレエや、ウイーン少年合唱団を見に連れていってくれた母に感謝です。


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