社会適合者!-5月26日のウォーターカクテル-
おれは個人事業主で、2つの業界に身を置いている。どちらが本業かは、忘れようとしている。
さて、個人事業主やフリーランスが素晴らしいものだと思いすぎていらっしゃる方がいる。逆に、無職に近いとかフリーターとどう違うのかと疑問を抱き締めてらっしゃる方もある。
そのいずれもが正しく、間違ってもいる。あなたが感じたこと、それがすべてですね。である。
おれは法人成りするつもりも予定も目標もない。1匹。身軽でいたい。
ヤクザみたいですね。そう言ってくれた若者がいて、「それはちがうかな。なぜなら、その道の人というのは立派な組織人なんだよ」といかにも年上らしく、いかにも老害らしいことを、ほとんど反射的に口にした。へぇ、そうなんすか、と若者。
これも暴対法がもたらした安心安全の証かしらん。
ホンモノはどうか知らないが、任侠映画を観れば、大変ねぇと気の毒にさえ思うわけで。
これならサラリーマンと変わんねえじゃんか……だったら、サラリーマンのほうがいいじゃんかよ!
社会不適合者が個人事業主になるとかなんとかとSNSで見かけ、かの若者もおれにいってくれたが、社会に適合する適当な形が個人事業主であると、適性や経験から導き出したのであって、本当に不適合なら山で仙人にでもなっていることだろう(仙人になるにも山に適合しなきゃならないが)。個人事業主は往々にして、ヒゲを伸ばしている者が、多い。けれども、仙人ほどの長さにまでは伸ばしていないでしょうよ。その理由は他でもない、社会に適合するため。極道の方も綺麗に整えているではないか。怖い感じのヒゲを。それはつまり、適合しているということ。みんな、生きるの大変だ。
きょう、若者にコーヒーをご馳走した。スマホを見ながらアザマぁ〜スといったこいつが、もっとも反社会的であると叫びたい。
今夜も禁酒。断酒。酒を隠す。酒から隠れる。おれなりの社会適合儀式。近ごろ胃がおかしい。
