カート・ヴォネガット『国のない男』読了《後半》
7.ベトナム戦争によってアメリカの百万長者は億万長者になり、イラク戦争によりアメリカの億万長者は兆万長者になった、らしい。
8.権力者が憎んでいるものがあるとすれば、それは賢い人間である、らしい。
9.アメリカでは多くのサイコパスがきぎょや自治体で力を持つ。アメリカでは頭のイカれた人間しか大統領になろうとしない、らしい。
10.神ではなく悪魔がこの地球を創造し、「ろくでもない人類」というやつを創造した、らしい。
11.われわれの犯している大罪の第一は人間であること、らしい。
12.著者はみなさんに、幸せなときには、「これが幸せじゃなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と叫んでほしい、らしい。
これまた私もすべて同感である。
今こそ読むべき作家だと思う。なぜならば、ヴォネガットの生きた時代よりも現代のほうが、世界は遥かに悪くなっているのだから。
