カート・ヴォネガット『国のない男』読了。《前半》
また素晴らしい本に出会った。
『タイタンの妖女』や『スローターハウス5』で有名(どちらもまだ未読)なヴォネガットの遺作となった12のエッセイ集。
(章のタイトルは長いので省略。)
1.あまりにもショックな出来事があると人は笑うしかなくなる、らしい。
2.「偉大な文学作品はすべて、人間であるということが、いかに愚かなことであるかについて書かれている」、らしい。
3.『ハムレット』は人間の真実を書いたから傑作なのだ。小説の多くはほとんど真実など語っていない、らしい。
4.地球を破壊し続けるわれわれは全員、化石燃料中毒に陥っている、らしい。
5.イギリス系アメリカ人はこき使いやすい労働者が欲しくて大量の移民を受け入れた、らしい。
6.コンピューターのおかげで人間は成長できなくなってしまった、らしい。
私もすべて同感である。
