Photo by
uenomanga
サプライズ
ずっと欲しくて、買おうか買うまいか何度も迷っていたものがあった。
先日、それを思いがけない人から突然いただいた。
ただの「物」ではなく、今の私の支えになるような特別な意味を持つものだ。
私は昔から、人に何かしてもらうことに慣れていない。
人から見ると「強そう」に見える私は、可愛げがないのか、プレゼントをもらう機会は少ない側の人間である(寂)。
そして正直に言えば、本当に欲しいと思っているものをいただく機会なんて、滅多にない。
だからこそ、慣れない突然の贈り物に、心が飛び跳ねた。
驚いたのは、その人が一番欲しいタイミングで、 こちらが気を遣わないようなさりげない形で渡してくれたこと。
その優しさには、どこか親心のような温度があった。
50を超えた今、そんな気持ちを受け取るなんて、不思議な感覚だった。
守られているような、ちゃんと見ていてくれているような安心感。
胸の奥がじんわりと熱くなった。
とても嬉しかった。
なんだか、子どもの頃みたいな気持ちに戻った。
いただいたものそのものより、 きっと、見てもらえていたこと、認めてもらえていたことが嬉しかったのだと思う。
プレゼントと一緒に、この気持ちもそっと大事に刻んでおこうと思う。
