【学び系・子育てエッセイ】#6 HSS型HSE(外向的で刺激好きなHSP)としての自分と子育て〜ナラティブの編みなおし〜
こんにちは、みずかです。
今月、5歳になる女の子(年中)と、もうすぐ1歳半になる女の子、そして妻と一緒に毎日を過ごしている、パパです。
子どものいる日々のほころびを、noteを書きながらほどいていく生活を送っています。
いま『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える
科学的に正しい子育ての新常識』(アメリカの科学ジャーナリストによる著書)をKindleで読み進めています。
まだ序盤ではあるのですが、すでに「なるほど」と頷く箇所がいくつもあり、画面にマーカーを引きながら読み込んでいるところです。
また、ちょうど同じタイミングで、noteでフォローさせてもらっている岬薫さんの投稿「先生、HSPってやっぱり「生きづらい😓💭」んでしょうか?~繊細さを力に変えて、"私らしく"軽やかに生きるヒント~🌈✨🌱」を読ませていただきました。
そこには次のような趣旨の言葉がありました。
HSPに関する情報は『生きづらさ』とセットで語られることが多いけれど、それは「気質そのものが絶対的な原因」というよりは、「自分自身の気質と、環境や自分との付き合い方のズレ」から生まれるものと理解しよう。
岬薫さんは、「自分自身のトリセツ」をつくったり、自分に合った環境を選んだりしていくことの大切さについても触れていました。
この考え方は、まさに僕自身がHSS型HSE(外向的で刺激好きなHSP)であることを知って以来、ずっと感じ、取り組んできたことと重なります。
実のところ、ここ10年ちょっとの間、僕自身、さまざまな学び系のセミナーに参加してみたり、書籍や動画コンテンツなどを通しての学びを継続しつつ、少しずつ実生活にも取り入れ、試行錯誤を続けているので、
個人的には、自分が繊細であることをネガティブにとらえる気持ちをもつ瞬間は、もうほとんどなくなってはいます。
むしろ「これは僕にとっての特性であり、強みでもある」と思える時間が長くなってきました。
ただ、毎日この身体で生活している以上、繊細さゆえの疲れやしんどさは確かに存在します。
だからこそ、ときどきポジティブな情報や研究の裏付けに触れられることは、やっぱり助けになります。
今回の読書体験も、そうした支えのひとつになったのです。
「やさしいだけで大丈夫?」という疑問に答えてくれる研究結果たち
『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える
科学的に正しい子育ての新常識』の中で印象的だったのは、次のような内容でした。
子どもに「勉強ができること」よりも「やさしさ・思いやりがあること」を望んでいる大人が多いにも関わらず、そのためにどのように関わっていったらいいのか、その方法をあまりわかっていない親が多い。
「やさしい人は幸せや成功を追求できないのではないか」という心配は不要。むしろ、大人も子どもも「他人にやさしく思いやりのある人」の方が幸福度が高い。
5歳の頃にやさしさや協力性を持っていた子どもは、大人になったとき収入が高く、安定した職業に就く割合も高い。
要するに「やさしい=損をする」というわけではなく、やさしさは長期的に見てむしろ幸福や安定に直結する力だ、ということです。
さらに、「やさしさ」と同時にバランスを考えるべき点についても、次のように書かれていたことが、個人的には重要なポイントだと感じました。
人にやさしくすることで、少しの犠牲は払うことになるけれども、自分が本当に欲しいものや、理想や品位を保つのに必要なものを含めた “全部” を犠牲にしなくてもいい。
子どもには、自尊心と闘争心を持たせつつ、他人を思いやることを教えることが重要で、この両立は可能。
自分自身の本当に欲しいものは何なのか?
そして、その欲しいものの量や質、接する頻度などについての理解度を上げ、“必要な分までを犠牲にし続けることにならないようにしつつ、他人へ思いやりを持って関わること” が重要だよ、ということなんだと思います。
この、“必要な分までを犠牲にし続けることにならないようにしつつ、他人へ思いやりを持って関わること” の難しさはあるにせよ、
「やさしさは長期的にみると、幸福や安定に直結する力」であると確かめられたことで、
まず基本的には、子どもたちが「やさしさ」や「思いやり」をもって生きていけるよう親として関わる、そのことに集中すればいいのだな、と頭の中がシンプルに整理できました。
感情を言葉にするだけで「やさしさ」が育つ
さらに心に残ったのは、「親が感情を言葉にすることが子どもの思いやりを育む」という指摘です。
親が日常的に、さまざまな場面で感情について口にすることが理想的。
まずは、親が自分の感情を言葉にしてみたり、子どもの感情についても「いま悲しいのかな?」「楽しい気持ちだね」などと声をかける。
こうしたやりとりにより、子どもは他人の感情を理解し、思いやる力を育てていける。
たとえば遊びの最中におもちゃを譲ったり、友だちを助けたりする確率が高まるのだそうです。
つまり、感情を言葉にするだけで「やさしさ」が自然と育っていくのです。
このシンプルさには、驚きと同時に嬉しさを覚えました。
僕自身、HSEとして普段から「自分の感情」や「子どもの感情」、「お友だちや先生の感情」などを細かく感じ取ってしまうことが多く、時にはそれが疲れにもつながっていました。
でも、その感受性を「言葉にする」ことで子どもの成長につながるとしたら、これはまさにHSEの強みを活かせる部分だと感じたのです。
HSS型HSEとしての自分と子育て〜ナラティブの編みなおし〜
HSS型HSE(外向的で刺激好きなHSP)の僕は、人と関わるのが好きで、その場の空気や人の気持ちを敏感にキャッチする傾向があります。
子どもと遊んでいるとき、ちょっとした表情の変化や声のトーンから、「あ、疲れてきてるな」「いま不安になってるな」と感じ取ることがよくあります。
この能力というか特徴は、周囲とタイミングよくハマればいいのですが、
たとえば、細かなことに意識を向けることをめんどくさがる相手や賑やかな雰囲気の場合など、話す相手や、タイミングがうまくハマらない場合には、
話している途中で話を遮られて聞いてもらえなかったり、聞いてはもらえるものの、あきらかにめんどくさいような感じで受け取られたりするなど、これまでの人生で何度も嫌な気分になったこともあります。
でも、今回得られた情報たちによって、むしろその繊細さは、「子どもの将来的な幸せや安定、場合によっては成功の土台づくり」という重要な部分で、大いに子育てに活かせるのではないかという気持ちにさせてもらえました。
感情を細やかに拾い、言葉にして子どもに返す。
そうすることで、娘たちが「感情は言葉にできるものなんだ」と自然に学び、共感力を育んでいく。
これは特別な教育方法ではなく、日常の中でできることです。
しかも僕にとっては、わりと自然にできることでもある。
「自分がHSS型HSEである」という気づきと、「科学的に正しい子育ての方法」とが重なり合った瞬間、我が家における、“子育てで意識するポイント” の一つがガッチリと固まった感覚になりました。
“いろんな気持ちについて、たくさん話をしよう!”
これが、我が家にフィットした語り(ナラティブ)なのかなと思います。
「生きづらさ」から「強み」へ
HSPやHSEに関する情報は、どうしても「生きづらい」というニュアンスで語られることが多いです。
確かに、繊細さゆえに疲れやすかったり、人間関係で悩みやすかったりするのは事実です。
僕にとっても「楽ではない毎日」であることに変わりはありません。
けれども、岬薫さんのnoteが伝えてくれていたように、それは「気質そのもの」ではなく「ミスマッチ」から生まれるのだと思います。
子育てにおいては、この繊細さが「環境との相性が良ければ大きな強みになる」。
その事実を、書籍とnoteの両方からあらためて確認できた気がします。
おわりに
子育てをしていると、「このままで大丈夫だろうか」と不安になる瞬間は数え切れません。
ですが、科学的な裏付けに触れることで、その不安は少し和らぎます。
そして同時に、自分自身の気質――HSEとしての繊細さ――が「子どものやさしさを育てるために役立つ」と思えるようになると、不安は安心に変わっていき、親自身が日々イキイキとした時間を増やしていけることにつながります。
毎日の生活では、大小さまざまなトラブルが次から次に起こるし、睡眠不足になったりして、気持ちがどんよりとしてしまうことも多いですよね。
だからこそ、こうしたポジティブな情報に定期的に触れることが、とても大きな支えになるんだと思います。
さて、“気軽にまた帰ってこられる楽しい読み物” を目指して、コツコツといこうかな。
月に数本は、こういう学び系のエッセイも書いていきたいぞ。
↓「学び系・子育てエッセイ」の第2弾を書いてみました。

↓今回、紹介した書籍
まだまだ読み終わってないので、引き続き読んでみます。
↓今回、ぴったりのタイミングで読ませていただいたnote
峰薫さんのnoteは、先生と生徒の対話形式になっていて楽しく読み進められますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
2025年8月から始めたnote投稿に関して、月報という形で、実際のアクセス状況のデータにも触れながら、これまでの振り返りと、今後について書いた記事を集めたマガジンです↓
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