🍡🛖【子育てエッセイ】#17 “完成形”の我が家と“もうひとり”の声
目の前にいる、妻と2人の娘たち。
彼女たちとの生活を、
僕は心から楽しみたいと願っている。
5歳の長女・いっちゃんの、
突然はじまる自作の鼻歌。
1歳も後半に入り、簡単な言葉と喃語を混ぜて
ずっと何かを喋り続けている次女・つーちゃん。
そして、時にはキィーー!となりつつも、
ほがらかに笑ったり、
なんなら子どもたちに負けず劣らず?
オリジナルの鼻歌をよく歌ったりしている妻。
我が家の日常は、派手さはないけれど、
あたたかく賑やかな “完成形” として、
わりといい毎日を送れているように思う。
もちろん、とんでもなく大変な
毎日であることは間違いない。
みんなくたびれていて、
しっちゃかめっちゃかになることも
度々ある。
だけど、僕らはたくさん笑えている。
それはきっと、大変さ以上の楽しさを
受け取れているってことだよね。
僕と妻は、2人とも九州の出身で、
それぞれの地元から1000キロ以上離れた
関東でいまは暮らしている。
身近に親族がいない環境は、
子育てにおいてはやはり
度々、大きな壁として立ちはだかる。
けれども、これは僕たち夫婦が自ら選び、
望んで決めた道だ。
その選択のおかげで、今、
この “4人の我が家” がここにある。
子育て、仕事、世の中との折り合い。
毎日、休みなく打ち寄せる大波小波のようなタスクや、
さまざまな “願い” の中で、
重要度に応じて目の前のことを仕分けし、
全力で向き合う。
まだ見えぬ未来への期待と不安を
同時に抱えながら進むこの道は、
そう容易いことではない。
うん。
この4人での生活は、紛れもなく最高の形だ。
だけれども、僕と妻の心の奥底には、
ふつふつとした想いが揺らめき続けている。
“もうひとり、子どもを我が家に迎えたい”
次女が誕生してすぐからの、
この1年半ほどの間に、
その想いは何度も上がったり下がったりを
繰り返してきたけれど、
今の僕たち2人の願いは近い位置にある。
“もうひとり” という願望が、
急に現実味を帯びて目の前に現れたのは、
実は今月のことだった。
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