Pole's dialogue 35 あしたパスタ 2022年7月13日 14:29 爪楊枝だった頃には、 ある家族 ほんのひとときの食卓で フレッシュな果実と果肉の放つ飛沫のまんなかでじっと耐えた 身を寄せ合ってひしめく 規格なりのみなりだと諦めて自失した同胞は、大樹の末裔としての尊厳をわすれ、みえない堤防で口をつぐんで。 祭りの晩、みんなこっ恥ずかしいなるくらいどこまでだって華やいだ 夜店の安ネオンに炙られたべっこう飴でまっかにした、人工着色料でわざとらしくなった世界、あの舌の朱いろ 確かめてたんだろうか ー なあ 知ってるかい? 知らないさ 燃えるように しずかな 車輪だぜ 胸いっぱいの気持ちで、ひみつの岬に立つみたいに。本気でこい。ひとりでこい! しゃがれた声で、そう彼は言った。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 # 404美術館 4.0万件 #note #言葉 #ありがとう #散歩 #404美術館 #変容 #直観 #チェーン #ダイアログ #いまこの瞬間がすべて #ポール 35