初心者でも安心!画像生成AIに「伝わる」プロンプトの書き方
画像生成AIって、なんだか難しそう? そう思い込み なかなか手がだせなくなっていませんか?
画像生成AIの未経験者、初心者にとっては難しく感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
画像生成AIは、あなたが「こんな絵を描きたい!」というイメージを言葉(プロンプトと言います)で伝えることで、アッという間に素敵な絵を創り出してくれます。
ですが、どのような言葉(プロンプト)を、どのようにして伝えれば、AIはあなたのイメージを理解してくれるのでしょうか?
そのポイントは、「 具体的でわかりやすい指示 」をAIにだすことです。
このnote では、できる限り難しい専門用語は使わずに、プロンプトを4つのパーツにわけて考えるシンプルな方法を紹介します。
あなたが、生成AI 超初心者だっとしても、このnoteを読み終えたら、すぐに試せるように、いくつかの例文も用意しました。
一緒にプロンプト書きのコツをつかみ、あなただけのオリジナル画像づくりに、チャレンジしてみましょう!
2025年5月5日現在、Googleが提供しているImageFXなら無料で使うことができますので、練習に使ってみてください。日本語プロンプトに対応していますので、日本語入力で画像をつくることができます。
※使用には、Googleアカウントが必要です。
1.主役パーツ|絵の「顔」を決めよう!
初めにすることは、絵の中で一番目立たせたいもの、つまり「 主役 」を決めます。
誰が、または何が中心なのかを、はっきりとAIに伝えましょう。
■ 例:
「白いフクロウ」「宇宙飛行士」「古いお城」「笑顔の女の子」「キラキラ光る宝石」

2.場所・時間パーツ|舞台を設定しよう!
次に、その主役が「どこ」にいて、「いつ」の場面なのかをAIに伝えます。
背景や時間帯が加わることで、絵の世界がぐっと広がります。
■ 場所の例:
「朝焼けの湖のほとり」「ネオンが輝く未来都市」「静かな図書館の中」「満開の桜並木の下」
■ 時間の例:
「真夏の昼下がり」「雨上がりの夕暮れ」「星が降る夜」「霧がかかった早朝」
■ 組み合わせの例:
「夏の夜、花火が上がる町」「夕日が沈む海辺」

3.雰囲気パーツ|ムードを演出しよう!
絵全体の「雰囲気」を決めるパーツです。どんな色合いで、どんな明るさで、どんな感じ(雰囲気)の絵にしたいかをAIに伝えます。画風(スタイル)の希望もここで伝えられます。
■ 色や明るさの例:
「やわらかなパステルカラー」「光がキラキラ輝いている」「落ち着いたモノトーン」「鮮やかなビビッドカラー」「暖炉の火のような暖かい光」
■ 感情や質感の例:
「楽しそうな雰囲気」「少し寂しげな感じ」「ふわふわした質感」「ツルツルした表面」
■ 画風(スタイル)の例:
「アニメ風」「水彩画のようなタッチ」「写真みたいにリアル」「油絵で描いたように」「ファンタジーアート」

4.その他のパーツ(お好みで追加)|さらにこだわりをプラス!
このパーツは、必須ではありませんが、もう少しイメージに近づけたいなと思ったときに追加して使うパーツになります。
画像の形(縦横比)、描いてほしくないもの(ネガティブプロンプト)、その他細かい要望をAIに伝えることができます。
■ 画像の形(アスペクト比):
「横長の画像(16:9)」「正方形の画像(1:1)」「スマホ待ち受け用の縦長画像(9:16)」
■ 描いてほしくないもの(ネガティブプロンプト):
「文字は入れないで」「人物は描かない」
実例として下記のプロンプトで画像をつくってみます。
プロンプト1:「静かな図書館の中」
プロンプト2:「静かな図書館の中、机を描かないで」
プロンプト1 実例:「静かな図書館の中」

プロンプト2 実例:「静かな図書館の中、机を描かないで」

「~しないで」 「~を除いて」 と具体的に指示することで、AIが理解しやすくなります。
■ その他(構図・視覚効果):
「遠くから見た構図」「顔のアップ」「シンプルな背景」

プロンプトの組み合わせ例|良いプロンプト
ここまでのパーツを順番に組み合わせるだけで、AIに伝わりやすいプロンプトが完成します!
■ 例 1:
「白いフクロウ、朝焼けの湖のほとり、やわらかなパステルカラー、横長の画像(16:9)」
主役:白いフクロウ
場所・時間:朝焼けの湖のほとり
雰囲気:やわらかなパステルカラー
その他:横長の画像(16:9)
※ImageFXでは、設定で横長、縦長等のアスペクト比を指定できるので、
プロンプト内に”横長の画像(16:9)”を含める必要はありません。
アスペクト比の設定項目がない画像生成AI、たとえばChatGPTに内包されているDALL-E3でアスペクト比 指定をする場合のみ”横長の画像(16:9)”の指示が必要になります。

■ 例 2:
「笑顔の女の子、満開の桜並木の下、真夏の昼下がり、アニメ風、光がキラキラ輝いている、正方形の画像(1:1)」
主役:笑顔の女の子
場所・時間:満開の桜並木の下、真夏の昼下がり
雰囲気:アニメ風、光がキラキラ輝いている
その他:正方形の画像(1:1)

■ 例 3:
「ネオンが輝く未来都市、星が降る夜、写真みたいにリアル、少し寂しげな感じ、縦長の画像(9:16)、人物は描かないで」
主役:(なし。風景が主役)
場所・時間:ネオンが輝く未来都市、星が降る夜
雰囲気:写真みたいにリアル、少し寂しげな感じ
その他:縦長の画像(9:16)、人物は描かないで

このように、パーツを意識して組み合わせることで、具体的で分かりやすい指示になります。同じプロンプトを使えば、AIはかなり近い雰囲気の画像を再び作ってくれる可能性が高まります。
良くないプロンプト例
パーツの指定が曖昧だったり、矛盾した指示はAIを混乱させてしまいます。
■ 例:「かわいい きれい 猫と犬と雨と晴れ」
何が主役?:猫?犬?両方?AIが迷ってしまいます。
どんな天気?:雨も晴れも同時には起こりにくいですよね。矛盾した指示です。
「かわいい」「きれい」だけだと?
どんな風にかわいいのか、きれいなのかが具体的でないため、AIが解釈に困り、毎回違う雰囲気の絵になりがちです。


やってみよう!練習コーナー
さあ、ここまでで、学んだことを使い、実際にプロンプトを書いてみましょう!
メモをとりながら実践してみてね!
プロンプトが完成したらImageFX等で、実際に画像生成してみましょう。
主役を決める: あなたが絵の中心にしたいものは何ですか?
好きな動物、キャラクター、物などを一つ選びましょう。(例:ペンギン)場所と時間を決める: その主役はどこにいますか?いつの場面ですか?想像を広げてみましょう。(例:雪が積もった夜の街)
雰囲気を決める: どんな色合い、明るさ、タッチの絵が見たいですか?(例:静かで落ち着いた雰囲気、水彩画風)
(必要なら)その他のパーツを加える: 画像の形や、特に描いてほしくないものはありますか?(例:正方形の画像、看板は描かないで)
並べてプロンプト完成!: 1~4で考えた言葉を、カンマ(、)やスペースで区切って、一行につなげてみましょう。
例:「ペンギン、雪が積もった夜の街、静かで落ち着いた雰囲気、水彩画風、正方形の画像、看板は描かないで」AIに入力して試してみる: 作ったプロンプトを、実際に画像生成AIツール(無料で使えるものもたくさんあります)に入力してみましょう。どんな絵が出てくるか、ワクワクしますね!
比べて、調整する: 出てきた絵を見て、イメージと違ったら、プロンプトのどこか一カ所だけ言葉を変えてみたり、要素を足したり引いたりして、もう一度試してみましょう。
たとえば、「水彩画風」を「アニメ風」に変えたり、「静かで落ち着いた雰囲気」を「楽しそうな雰囲気」に変えたり。
おわりに
どうでしたか? AIを使いイメージ通りの絵をつくることはできましたか?
プロンプトを書きながら、どんな絵になるのだろうとワクワクを感じたりしたでしょうか。
最初は、なかなかイメージどおりの絵をつくることができず、頭を抱える場面もあるかもしれませんが、大丈夫です。
繰り返し4つのパーツを意識しながら、言葉を変えたり、組み合わせを変えたりして試していくことで、コツが掴めてくるはずです。
あなただけの、あなたなりの素敵な画像を、たくさん生みだしてくださいね。

