【韓国留学メモ】韓国の大学「学食」はおいしい?
京都在住のフリーライターのmicamuです。韓国留学中に実際に使ってよかったものや、韓国生活の中で役立つ情報をまとめました。今回は「韓国の大学の学食」についてお届けします。留学準備中の方や、韓国生活に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
語学堂に通う中で、楽しみの一つだったのが学食。安くて、さまざまな韓国家庭料理を味わえる、いわば節約留学生のオアシス。今回は私が通っていたスンシル大学(숭실 대학교)の学食事情についてご紹介します。
スンシル大学には、学食を食べられる場所が大きく分けて3ヶ所あります。
まず、学生会館(학생회관)。ここには、トッポッキやラーメンなどの분식(粉物)が食べられる「스넥코너(スナックコーナー)」と、3種の日替わり定食が選べる「학생식당(学生食堂)」があります。
次に、語学堂の授業が行われる電子館(전자관)。ここには、さまざまなおかずが並ぶビュッフェ形式の食堂「전산관 카페테리아(電子館カフェテリア)」があります。
そして、信仰館(신양관)2階にあるのが「도담식당(トダム食堂)」。昼はビビンバや日替わりメニューが提供され、18:30まで営業しているため、授業後に夕食をとることもできます。

学生会館にはカフェ「TOUR de Cafe」も入っており、気分転換にサンドウィッチやパンを食べることもできます。


その中でも、私がいちばんよく通ったのが学生会館の「학생식당(学生食堂)」でした。ここには、毎日3種類のメニューが用意されています。
熱々のチゲやスープを土鍋で提供する「뚝배기(トゥッペギ)」、炒め物をごはんにのせた「덮밥(デッパプ)」、とんかつからパスタまでそろう「양식(洋食)」の3種類です。
なかでも뚝배기は人気が高く、寒い日や当たりメニューの日には長蛇の列ができることもあります。

スンシル大学がアップしている動画では、学食についてわかりやすく紹介されています。
3種類の中からメニューを選び、食券を購入します。それぞれのコーナーで食券のバーコードをスキャンし、ご飯を受け取る仕組みです。
配膳してくれるアジュモニが「맛있게 드세요(美味しく召し上がれ〜)」と言って手渡してくれるのが、なんだかうれしい。「カムサハムニダ〜」と返しながらトレーを受け取ります。
付け合わせのキムチとタンムジ(たくあん)は自由に取ることができます。毎日キムチを食べていたので、クリームパスタの日にまで無意識にキムチをよそってしまい、自分の味覚を疑ったこともありました。
それくらい、韓国ではキムチが日常の一部。タンムジも同じで、辛い料理や濃い味の合間に食べると口の中がすっとリセットされます。特にジャジャン麺をたべるときは、欠かせません。
ウォーターサーバーもあり、水は自由に飲めますが、コップは薄っっい紙でできており、自立しません。その場でさっと飲んで捨てる、いかにも韓国らしいスタイルです。
美味しかった学食ベスト3
ここで、私好みだった学食をご紹介します。メニューの名前をはっきりと覚えていないので、写真で味を想像してみてください。
1位:ユッケジャンらしきもの<학생식당(学生食堂)>

とくに寒い日は、辛くて旨みのあるスープが恋しくなる。ユッケジャンやテンジャンチゲが大好きになってしまい、写真を見るだけで(思わず韓国の航空券をとりそうになるぐらい)食べたくなります。

2位:サルグクス(フォー)<도담식당(トダム食堂)>

2位はまさかのサルグクス(フォー)。韓国ではベトナム発祥のフォーを、韓国風にアレンジして提供される「サルグクス=米麺」がポピュラーです。
韓国にはベトナムの方がたくさん住んでいて、クラスメイトも日本人の次に多いのはベトナム人でした。(かわいい子がめっちゃ多い)
鶏ガラスープにレモンの風味が効いていてサッパリ。濃い味が多い韓国料理の中で、サッパリしたサルグクスには癒されました。
3位:ソルロンタンらしきもの<학생식당(学生食堂)>

写真では白くて正体不明ですが、牛骨のスープ「ソルロンタン」です。学食では小さめの牛肉が入っているだけですが、お店で食べると、ほろほろに煮込まれたお肉が入っていて最高。韓国に来てから大好きになったメニューのひとつです。
隣に添えられているのは「トトリムク」。どんぐりのデンプンを固めて作ったもの。味は……可もなく不可もなく、といったところでしょうか。
番外編:衝撃的なクリームパスタ

衝撃的な料理もありました。1番驚いたのがクリームパスタ。このパスタの上にのっているのは…青唐辛子です。
このパスタ、辛いんです。ホワイトソースなのに。日本ではなかなか考えられない組み合わせ。さすがに上の青唐辛子はのけて食べましたが、パスタソース自体が辛いのでどうしようもありません。
洋食も日本とはひと味違うアレンジなので、ぜひチャレンジしてみてください。韓国式「とんかつ」も甘みがあるソースで、これはこれでクセになりますよ。
学食で「韓国の食」を体験しよう
韓国と日本。味つけや調理法も違うだけでなく、食事の作法も違います。器を持って食べてはいけない、箸は横ではなく縦に置くなど。最初は不慣れでしたが、学食を食べながら自然と身についていきました。
ご飯も最初はお箸で食べていましたが、だんだんスプーンで食べるように。スープを食べているときは、持ち替える必要がないので楽ちんです。
郷にいれば郷に従え。食事からその国の文化を暮らしながら学ぶことも楽しみのひとつです。

学食は、留学生を支えてくれる心強い味方。韓国の味付け、日本との食文化の違いなどを感じられる大事な場所です。
スンシル大学の学食は一般の方も食べることができるので、韓国の学生気分を味わってみたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
〈ゆるゆる日記〉
