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新大阪駅で味わう「551蓬莱」「モダン焼き発祥 ぼてぢゅう」「串かつだるま」「ハラミ発祥店 松屋」の商人魂!

今や日本全国、津々浦々、インバウンドの影響を受けていますが、東京に次いで多いのが大阪。
3位が京都。

関空という玄関口から日本各所へと移動する多くの人が新大阪駅を通過することでしょう。

もちろん、私も仕事や旅行で度々、利用しています。

そこで!
今日は、新大阪駅構内で人気、オススメのお店を4店舗、もう1つは駅から徒歩8分にある和田アキ子さんのお店をご紹介します。

創業秘話などを調べるのが好きな私は今回も多くを学ぶことが出来ました!


⭐「551蓬莱」のある時~♪


新大阪だけでなく、どの店舗でも常に行列が絶えないのが「551蓬莱」。

関西人なら、つい、「ごーごーいちの、ほ~らい♪」と歌ってしまう。

「551蓬莱」のCMと言えばこれ!
「551がある時~♪ない時…」

私は以前、静岡の鰻屋さんでやってしまったんです。

「はいは~い!みんな~、動画撮るよ~! 鰻がある時~♪ない時~...」
「…」
あれ?東京から来た友人達、みんな、ポカーンとしてる!

あ、これは関西圏でしか見れないCMだったのか(笑)。

551蓬莱の公式HPにある「CMシアター」では他にも懐かしいCMを見ることが出来ました。


実は「551蓬莱」は、新大阪駅だけでも5店舗あるんです!
1駅に5店舗もあるお店ってなかなかないのでは?
知らんけど。

その中で店内飲食が可能なのが「アルデ新大阪店」(11:00~22:00)。
いつも行列。

が、ある日、11:00前にお店の前を通ると誰も並んでおらず、開店準備中。
おおお!これは行けるんじゃない?と、一番乗りの入店。
551点心セットをいただいて来ました。

551の豚まんは大きい!
そして肉団子の甘酢あんも美味しいんですよね~♪

「551蓬莱」は1945年(昭和20年)10月15日、大阪難波での創業。

なんと!
終戦の2ヶ月後!?

大阪難波周辺も1945年3月~8月終戦まで大空襲を受け、焦土と化したというのに、その中での創業、すごいですね!

当時はカレーライスを販売していたそうで、翌年、1946年に豚まんが登場。

公式HPに、なぜ「豚まん」が生まれたのか?というストーリーが書いてありました。

元々、神戸元町で人気があった豚饅頭。
豚饅頭は小ぶりで小籠包に近かったのを、大阪人の好みに合いそうだと大きめに仕上げて商品名を「豚まん」にして販売。

また、関西では一般的に「肉=牛肉」を意味するため、「肉まん」というと牛肉の饅頭を指してしまうため、豚肉の入った饅頭である肉まんのことを「豚まん」というようになったんだとか。

なお、「551蓬莱」は関西圏にしか店舗を出さない、というポリシーが。

その理由が面白い!

551ではセントラルキッチンで製造した豚まんの生地を各店舗に配送しているのですが、配送中も発酵が進むため、2時間半以内で配送出来る場所にしかお店は出さない、というのです!

西は神戸大丸、東は草津近鉄店、南は和歌山近鉄店が限界。
それぞれ、配送にかかる時間を逆算し、生地は3種類。

①スグ
②フツウ
③オサエ

お店で包み、蒸した時に、同じ大きさ、食感になるよう調整しているというこだわり!

だからどこで食べても一定した美味しさが提供されてるんですね~♪

⭐モダン焼発祥「ぼてぢゅう」マヨネーズをかけるアイデアもここから


大阪と言えばお好み焼でしょう!

人気店「ぼてぢゅう」は、終戦翌年、1946年、大阪の玉出で創業。

お好み焼と焼きそばを組み合わせた「モダン焼」や、お好み焼にマヨネーズをトッピングするアイデアも、この「ぼてぢゅう」が発祥だそうです。

私も新大阪店でモダン焼、食べて来ました~♪
普段はマヨネーズなしで、ということも多いけど「お願いします!」。

公式HPにある「ぼてぢゅうの歴史」を読んで感動しました。
大都市、大阪のこんな姿、想像出来ませんね。

~大阪人のたくましさを見せつけた戦後~

第二次世界大戦の終戦を迎えた大阪は、現在の大阪駅から難波の高島屋まで一面の焼け野原。
繁華街の心斎橋、ビジネス街の船場、本町も瓦礫の山。
全てが破壊しつくされた廃墟の町と化していました。

しかし大阪は商人の街、そんな状況でもあちこちに闇市が立ち、盛況を極めていました。
ぼてぢゅうが創業したのも、まさにこの時代。戦後すぐのことでした。

ところで、戦後日本の学校給食に、パン食が導入されたのは、アメリカが戦時中に大量生産していた小麦粉が行き場を失い、それを日本で消費するためだった、という話は有名ですよね。

そして「ぼてぢゅう」は食料不足だった日本でお米の代用品として食されていたメリケン粉(小麦粉)を使ったお好み焼を提供し始めたのです。

簡単に調理出来て栄養源になることから、食糧難で苦しむ大阪でまたたく間に広がり、やがて大阪の「粉もん文化」の代表的存在となったんだそうです。


⭐「串かつだるま」ソース二度漬けを可能にするキャベツ


こちらも大人気、「大阪新世界 元祖 串かつだるま」新大阪店。

1920年(昭和4年)、大阪難波で創業。

当時は高価だった牛肉を、もっと手軽に食べてもらいたい、という思いから、牛肉を一口大に切って串に刺し、衣をつけて揚げた串かつを考案したと伝えられています。

当時は牛肉とじゃがいもだけだったといいます。

あー!
そういえば、昔、母が作ってくれた串かつも、牛肉とじゃがいもだけでした!
そうだったのか~。

大阪らしい店内。
「新世界セット」にしました。

串かつと言えばキャベツがセット。

新大阪店では置いてあるソース入れから取り皿に出して食べるスタイルでしたが、難波の新世界エリア(通天閣周辺)にある多くの串かつ店では、銀色のお弁当箱のような容器にたっぷりとソースが入っていて、そこに串かつをドボンと浸して食べるスタイル。

そのソースはみんなと共有なので「ソースの二度漬け禁止」は常識。

そうなると、二口目はソー スに漬けることが出来なくなるため、 キャベツでソースをすくって串かつにかければ良い、という仕組み。

キャベツは単なるお口直しだけじゃなかったんですね~。

そして!
大阪ならではであろう、紅しょうがの串かつ!
そして私が一番好きなレンコンの串かつ!

これは新世界セットになかったので単品で追加!

「串かつだるま(当時の店名「たこ菱」)」も、1939年の開戦によって休業を余儀なくされ、第1回目の大阪空襲でお店は焼失してしまうものの、1945年に営業を再開しての今、だそうです。


こうして「551蓬莱」「ぼてぢゅう」「串かつだるま」と3社の歴史を見ただけでも、戦後の苦境の中で天下の台所、大阪を発展させてきた功績を実感します。

今、世界中から人を集める大阪万博は、まさに平和を象徴しているようにも思えますね。

ちなみに、かなり前に一度訪れた、大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム、「ピースおおさか 大阪国際平和センター」のことを思い出しました。

大阪空襲当時の街並みが再現されていたりと、かなり驚いたのと同時に、今の幸せを噛みしめる時間になりました。

機会あれば是非、行ってみてください。

ピースおおさか 大阪国際平和センター

⭐ハラミ発祥店「大阪焼肉 松屋」


新大阪駅で一番好きなのはここ、「大阪焼肉 松屋」。

1950年(昭和25年)中華飯店として開業し、1968年に牛めし・焼肉定食店1号店が誕生。

創業当時、業界では知られていなかった横隔膜の肉を「ハラミ」と名付けて販売した、「ハラミ」発祥のお店なんです!

私はホルモンが苦手なのですが、ハラミは分類としてはホルモンになるそうで、そうなると、ハラミは私が唯一食べれるホルモンかも。

ホルモン特有の臭みもなく、赤身のお肉なので好きです~。

何がいいかって、ここではアッツアツに熱された石焼鍋で出てくるんです!

サラダが付いた「元祖ハラミ焼きランチ」を頼むことが多いけど、お肉をがっつり食べたい時は、1.5倍のお肉が入った「漢(おとこ)のランチ」!

野菜はお肉の横のアルミカップに入っているバターコーンのみ。

表面だけがサッと焼かれて出てくるお肉。
”よく焼き”が好きな私は、写真を撮ったらとにかくすぐ焼く!
忙しい!

あ!
もう1つ、野菜、ありました!
お肉の下でシナシナになった玉ねぎ!
これもまた美味しい。

「大阪焼肉 松屋」新大阪店


⭐和田アキ子さんこだわりの店「わだ家」の豚しゃぶ


こちらは新大阪駅構内ではないのですが、駅から南(西中島・梅田側)に徒歩8分の場所にある「わだ家」さん。

実は、あの!和田アキ子さんのお店なんです。

のれんをくぐった先の床には足型、扉には手型。
実はこれは和田アキ子さんの足型、手型。
合わせてみると、大き~い!

以前、行った時は豚しゃぶのコースをいただきました。
そう!
すき焼きもあるけど、ここで是非食べて欲しいのは豚しゃぶ!

まずは前菜(ただし、かなり前の写真)。

出汁巻きと太刀魚の塩焼き。

来ました、豚しゃぶ!
「しゃぶしゃぶ」とは言うものの、しゃぶしゃぶしないのがコツ。

店員さんが教えてくれる食べ方は、昆布とカツオの合わせ出汁に、白ネギと水菜を浮かべ、そこにそっと豚肉をのせる。

それをしゃぶしゃぶせずに、少し押さえ込むくらいに出汁に浸していただくスタイル。

お出汁がとにかく美味しい!
薬味は3種(七味/柚子胡椒/薬念醤)。

私は柚子胡椒を入れるのが好き。
豚肉が柔らか~い♪

そしてアクが出ないので、アク取りの必要なし!

単品で追加して欲しいのが、「AKOサイズ!季節のわらじコロッケ」。

アキ子さんご本人の手のひらサイズ(18.6cm)!
大きい!

コースには黒豆カレーコロッケもついてます。
色々食べたい場合は大勢で行かなくちゃね。

〆のおうどん。
普通、豚しゃぶの後って、もっとお出汁が濁っていたり、アクや脂が浮いているものですが、数名で散々食べたあとでも透き通ってる!

まさにおうどん、としてお出汁と共にいただけちゃいます。

公式HPにはアッコさんが語るお店のコンセプトが書かれていました。

~わだ家が“豚しゃぶ”にこだわる理由~
それは、栄養価が高くてヘルシーな食材だから。

わだ家が豚しゃぶにとことんこだわるのは、上質な豚肉には、血中コレステロールを下げる効果があるとされる必須脂肪酸のひとつ「α-リノレン酸」や「ビタミンB1」などを多く含み栄養価が高く、しかもヘルシーな食材だからです。

しゃぶしゃぶで使用する豚肉は、肉(赤身)と脂質(白身)のほどよい調和がとれたブランド豚を数種類ご提供いたしております。

っていうか、夜しか営業していないと思ったら、ランチもやってるんだ~!
今度、行ってみよ♪

「わだ家本店」
大阪市淀川区西中島5-11-9 新大阪中里ビル 1F


ちなみに、昨年は、「かっぱえびせん」と東海道新幹線の 60 周年コラボレーションをやっていました。

60周年にちなんで「かっぱえびせん」の「えび」のス テッカー計「60 匹」を東海道新幹線の全17駅に登場!

ってことで目を凝らして見てみると、「しんおおさか」の「し」、「しながわ」の「し」に発見!
もちろん、現在は終了しています。
ユーモアあっていいですね!

~まとめ~

今日は新大阪駅構内、周辺の人気店をご紹介しました。

その美味しさを紹介するつもりが、戦前、戦後に創業して逞しく成長・発展してきた老舗の「商人魂」を学ぶことが出来ました。

次に行く時も、その歴史と共に味わいましょう!

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