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【緊急】図鑑で読書感想文は書ける?アリかナシか含めて徹底解説!

夏休みの宿題といえば「読書感想文」。

夏休みも終盤になり、まだ取りかかれていない…と焦っているご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家でもまさにその状況で、さらにここにきて子どもが「恐竜の図鑑で書きたい」と言い出したのです。

最初は「図鑑で感想文?」と驚きましたし、学校から配られた「読書感想文の手引き」を見ると、登場人物や場面に触れることを前提とした内容ばかりで、どう考えても物語用。

でもルール上「図鑑はNG」とはどこにも書いていない……。

戸惑いつつ調べてみると、意外と“図鑑で感想文”というケースも少なくないことが分かってきました。

今回は、我が家の体験をきっかけに考えた「図鑑で感想文はアリかナシか?」についてまとめてみたいと思います。


図鑑で感想文はアリ?ナシ?

まず結論から言うと――図鑑で感想文を書くことは「アリ」です

なぜなら、多くの学校や読書感想文コンクールの要項を見ても、「図鑑は禁止」とはっきり明記されていないからです。

ただし、やっかいなのは「感想文の書き方手引き」の存在。

そこには「登場人物の気持ちを考えてみましょう」「心に残った場面を書きましょう」といったアドバイスが並んでおり、どう見ても“物語ありき”の前提で書かれています。

これを読んだ保護者からすると「やっぱり物語でないとダメなのでは?」と不安になってしまうのも当然でしょう。

実際、先生によっても対応は分かれるようです。

「子どもが夢中で読んだ本なら図鑑でも大丈夫」と言ってくれる先生もいれば、「感想文はやはり物語が望ましい」とやんわり指導する先生もいます。

つまり制度上はグレーゾーン。最終的には先生や学校の方針次第というのが正直なところです。

ただ、ここで重要なのは「読書感想文の目的」。

それは「本を通じて子どもがどう感じ、何を考えたか」を言葉にすることです。必ずしも「登場人物の心情」をなぞる必要はありません。

図鑑であっても「驚いたこと」「新しく知ったこと」「自分の生活とつながったこと」を書けば、十分に感想文になります。

実際に調べてみると、過去の読書感想文コンクール入選作品の中にも「科学読み物」「ノンフィクション」を題材にした入選作品も見られます。

つまり、“物語でなければならない”というルールは存在しないのです。

では、図鑑で感想文を書くときに、どんなところで書きにくさを感じやすいのでしょうか。次に、その理由を掘り下げてみます。

図鑑で感想文がむずかしいのか?

ではなぜ、図鑑を題材にした読書感想文は「むずかしい」と言われるのでしょうか。その理由は大きく3つあります。

1. 登場人物やストーリーがない

物語であれば「主人公の気持ち」や「印象に残った場面」が自然と書けます。

しかし図鑑は知識や事実の紹介が中心。ページをめくっても「恐竜の特徴」「骨格の構造」「生息時代」といった情報が並ぶばかりで、子どもの感情を動かすフックが少ないのです。

そのため、ただの要約や調べ学習のまとめになってしまいがちです。

2. 「どう思ったか?」が書きにくい

感想文で一番大切なのは「知ったこと」ではなく「それを読んで自分がどう感じたか」。

けれど図鑑の場合、「〜と知りました」「〜だと分かりました」で終わりやすく、肝心の「驚いた」「想像した」「やってみたい」という感情が抜け落ちてしまうことが多いのです。

3. 文字数を稼ぎにくい

読書感想文の宿題は、多くの場合「原稿用紙○枚以上」とボリュームが求められます。

ところが図鑑は短くまとめやすいため、1枚目で書くことが尽きてしまう子も少なくありません。「何を足せばいいの?」と親子で頭を抱える原因になりがちです。


こうした特徴のため、学校で配られる手引きや先生のアドバイスも、多くの場合は最初から物語を前提にしています。

しかし、ポイントさえ押さえれば図鑑でも十分に感想文を書くことは可能です。

そこで次は、「図鑑で感想文を書くメリット」と「うまく書くためのコツ」をご紹介します。

図鑑で感想文を書くメリット

図鑑を題材にするのはむずかしさもありますが、実は物語にはない大きなメリットもあります。

1. 子どもが自分から手に取りやすい

読書感想文は「まず読むこと自体がハードル」になる子も多いです。物語に興味が持てず、読み始めても途中で飽きてしまう…。

そんなとき、恐竜や宇宙など子どもが夢中になれる図鑑なら、自然とページをめくり、集中して読むことができます。

スタート地点のモチベーションが高いのは大きな強みです。

2. 驚きや発見が多い

図鑑には「知らなかったこと」が次々と出てきます。

たとえば「恐竜に羽毛があった」「鳥と恐竜の骨の形がそっくり」といった発見は、子どもの好奇心を大きく刺激します。

これは感想文で書きやすい“材料”になりますし、「すごいと思った」「信じられなかった」といった感情も自然と生まれます。

3. 体験や日常と結びつけやすい

図鑑で得た知識は、実際の体験や身近なものとリンクさせやすいのも利点です。

「博物館で見た化石を思い出した」「公園で見かけた鳥が恐竜の子孫だと思うと不思議」といった結びつきは、そのまま感想文の文章になります。

身近な体験と重ねることで、オリジナル性のある感想文に仕上げることができます。

4. 読み物が苦手な子の“救済策”になる

文字だらけの物語だと、読むこと自体が負担になる子も少なくありません。

図鑑は写真やイラストが豊富で、短い説明文ごとに読み進められるため、読書が得意でない子でも取り組みやすいのです。

「読書感想文=嫌い」という印象を少し和らげる効果も期待できます。


このように、図鑑には「子どもが自分から読める」「驚きが多い」「生活とつながる」という3つの強みがあります。

むずかしさとメリットの両方を理解したうえで、次にご紹介する「書き方のコツ」を押さえれば、安心して図鑑を題材にできます。

図鑑で感想文を書くコツ

図鑑は「要約で終わってしまう」リスクがある一方、工夫すればしっかりと感想文らしく仕上げられます。

ここでは具体的なコツを4つご紹介します。

1. 「知識+気持ち」を必ずセットで書く

図鑑の文章をそのまま写すと、ただのまとめになってしまいます。
大切なのは「何を知ったか」ではなく「それを知ってどう思ったか」。
例えば──

  • 「恐竜には羽毛があったことを知りました。」で終わらず、

  • 「羽毛がある恐竜の姿は想像していなかったので、とても驚きました。」

このように知識と感情をセットにすると、ぐっと感想文らしくなります。

2. 自分の体験や日常と結びつける

学んだことを生活の中に引き寄せると、文章が膨らみます。

「公園で見かけるスズメも恐竜の子孫だと考えると不思議です」
「博物館で見た化石が、この図鑑の説明とつながっていると分かりました」

こうした「体験とのリンク」は、読み手にも伝わりやすく、字数も自然に伸びます。

3. 想像力を使ってふくらませる

「もし自分が恐竜の時代に生きていたら?」
「目の前で羽毛のある恐竜を見たらどう思うだろう?」

こうした“もしも”の想像は感想文の定番テクニックです。
ストーリー性がなくても、想像で膨らませれば一気に文章量が増えます。

4. 構成を意識して書く

図鑑感想文は特に「どうまとめるか」で出来が変わります。
おすすめは次の4段構成です。

  1. 導入(200字前後)
     その本を選んだ理由(恐竜が好き/教科書で印象に残ったタイトルだった など)

  2. 知ったこと(500字前後)
     驚いたポイントを2〜3個に絞り、「知識+感情」で書く

  3. 自分とのつながり(400字前後)
     日常・体験・想像とのリンクを書き広げる

  4. まとめ(150〜200字)
     読んで考え方がどう変わったか、これからやってみたいこと

この型を押さえれば、原稿用紙3枚(1200字前後)は十分に埋められます。


コツを整理すると、ポイントは「知識をただ並べない」「気持ち・体験・想像を入れる」こと。
これさえ意識すれば、図鑑でも立派な読書感想文が完成します。

実際にわが家でも図鑑を題材にして感想文を書いてみましたのでその体験をシェアします。

わが家の体験談

結局、わが家は「図鑑で読書感想文を書く」ことに決めました。
理由はシンプルで、子どもにとって一番のお気に入りがやはり図鑑だったからです。

そもそも「なぜこの図鑑なのか?」を掘り下げてみると、きっかけは教科書に掲載されていた、まったく同じタイトルの“物語”でした。

ただ、図書館で手にしたのはその図鑑版。もともと恐竜好きだったこともあり、すっかりハマってしまったようです。

実際の取り組み方としては、まず「感想文の書き方手引き」と同じ役割を果たすものとして、事前に「4つのコツ」と「構成」をメモ用紙に書き出させました。

正直、親がナビゲートした部分も多かったのですが、それは学校配布の手引きでも同じこと。わが家としては許容範囲と判断しました。

出てきたメモの内容は、十分に感想文になり得るものだったので、そこから原稿用紙への本番に移行。

段落ごとに「ここからここまではこのメモを使う」と軽く指示をし、あとはひたすら書いてもらいました。

事前にあれこれメモしたおかげで、清書はとてもスムーズでした。

もしこの「4つのコツ」と「構成」がなければ、単なる「恐竜の情報まとめ」で終わっていた気がします。やはり枠組みに沿って進めて良かったと思っています。

先生の評価がどうなるかはまだ分かりませんが、とにかく「宿題をきちんと仕上げられた」ことが一番の成果。十分満足できる結果だと感じています。

まとめ

「読書感想文は物語から」というイメージが強いですが、図鑑でも立派に成立します。

大切なのは、本を通じて感じた驚きや気づきを、自分の言葉で書けるかどうか。

登場人物はいなくても、「発見」「体験とのつながり」を軸にすれば十分に感想文になります。

もしお子さんが図鑑を選んだなら、その意欲を尊重してあげてください。
好きな題材だからこそ、最後まで書ききれる力になるはずです。

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