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「苦手な人」に振り回される理由 ― 心の主導権を取り戻すには


長い影の向こうにも、必ず光は射す。
それは、あなたの道にも。


はじめに~「彼女」が心に残っていた理由




関わりたくないのに、なぜか気になってしまう――
もう忘れたいのに、あの人の表情や態度が頭から離れない――
嫌いなのに、あの人の言葉や態度に一喜一憂してしまう――

そんな矛盾した感情に戸惑い、ひとりで悩んだあの頃。


私たちは、どこでどのように生活していても、人と関わらずに生きていくことはできません。

――

私はつい最近まで、ある同僚との関係に悩みながら、その人の言動に翻弄され続け、心も身体も静かに壊れていきました。


合わない、冷たい、距離を置きたい。
そう感じていたはずなのに。


それでもなぜか、いつも頭の片隅に「彼女」がいる。
彼女の表情ひとつで、心がざわつき、揺さぶられ、涙が出る。
そんな自分が嫌で、また自分を責めてしまう。


彼女の言葉、表情、態度。
すべてが気になって、振り回され…
それでも自分の感情を押し殺して、笑顔を続ける日々。


仕事が好きだったから。
居場所を失いたくなかったから。
私が我慢すれば、うまくいく。
そう信じて頑張ってきた3年間。

その繰り返しの中で、私は少しずつ、自分を見失っていきました。




でもある時、ふと気付いたこと――

「もしかして、執着していたのは私のほうだったのかもしれない」

そんなことを思えるようになった理由――。


このnoteは、苦手な人との関係に囚われた私の3年間の心の記録と、その執着の正体に気づき、少しずつ手放していった過程を綴った私の実話です。


もしあなたが今、誰かとの関係に悩み、あなた自身を責めてしまっているなら…

少しでも心の重荷を下ろすきっかけになれたら嬉しいです。
そして、あなたの心を整理するきっかけになりますように…
このnoteが、誰かの支えになりますように…

私がもっと自分らしく生きられますように…

そんな願いを込めて、今この記事を書いています。

1.彼女に振り回される日々




彼女とは、職場で毎日のように顔を合わせる関係でした。


――2020年4月。

私は縁あって、独身時代に働いていた今の職場に復職。
配属先は医局。
同僚は半年ほど前に入職した、私より6歳年下の30代前半の女性が1人。


彼女とは、最初はうまくやれていたように感じていました。
くだらない話をしては笑い合い、医局の中はいつも笑いで絶えない明るい空間でした。


以前この職場で働いていた私は、院長はじめ先輩や他部署の人たちなど、仲の良い人が多かったので、彼女がやりづらさを感じないように配慮。
私より年下だけども先輩である彼女を立てようと、仕事でもかなり気を配っていました。

「彼女は絶対『おもしろくない』よね…」
「あまり前に出ないようにしよう」

今考えると、私の勝手な思い込み。

自分に自信がなかった私は、どこかで「合わせていれば何とかなる」と思い込んでいました。


でも彼女の機嫌に左右されるようになるまでに、時間はかかりませんでした。

――

数ヶ月経ったある朝、駐車場で突然の無視。

「昨日何かしたかな?」
「私の気のせいかな?」

と、初めは思っていたけど…
明らかに他の人への態度と違う!!


それからは、定期的に態度が変わるようになりました。
明らかに原因が想像できる時もあれば、全く想像つかない日もたくさん。


彼女が不機嫌な日は…

・朝に挨拶しても、笑って話しかけても無視。
・「やっといて」と言われた仕事を済ませても、「なんでやったの?」と責められる。
・かと言ってやらずにいると、「やればいいじゃん!」と言われる。
・備品を交換すれば、自分がお気に入りの物に必ず変えられる。
・どうでもいいような小さなことでも、私がやると必ずやり直す。
・私が誰かに評価されたり褒められると、明らかに機嫌が悪くなる。
・自分の間違いは絶対に認めない。etc…

そんなことの繰り返し。


それでも、普段は笑って話しあえる仲。
機嫌が悪い時以外は優しいし、全然問題ない!!
だから、大丈夫。私が少し我慢すれば、きっと大丈夫!!


けれどそんな気持ちも空しく、気が付けば私は、毎朝彼女の機嫌をうかがうのが日課になりました。

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