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シフト開示直前!心拍確認前のナースが、意を決して師長に妊娠報告した話

妊娠検査薬の陽性反応を見て、胸に湧き上がった愛おしさ……と同時に、私の頭をよぎったのは「仕事、どうしよう!」という強烈な焦りでした。

医療現場で働くナースにとって、妊娠報告のタイミングは本当に悩ましい問題です。
特に私の場合、妊娠が発覚したのは月の下旬。もうすぐ翌月のシフトが貼り出されるという、まさにギリギリのタイミングだったのです。

私の病棟には、「妊娠がわかったスタッフは、夜勤を免除して日勤・準夜勤のみにする」というありがたい配慮がありました。
だからこそ、余計に頭を抱えてしまったのです。

「せっかく完成間近のシフトを、今から私のために修正することになったら、他のスタッフに大迷惑がかかってしまう……」

ネットで検索すれば、出てくるのは『職場への報告は心拍確認後(妊娠2〜3ヶ月)がマナー』という文字ばかり。
「まだ心拍も確認できていないのに、言うのは早すぎるかな。でも、シフトが確定してから伝える方がもっと迷惑をかけるかもしれない……」

申し訳なさと焦りでぐるぐると悩みましたが、最後は「シフトが出ちゃう前になんとかしなければ!」と腹をくくり、心拍確認前の超初期の段階で、師長にこっそり打ち明けることにしました。

緊張でバクバクする心臓を押さえながら切り出すと、師長は驚くほど温かい笑顔で「おめでとう!」と手を叩いて祝福してくれたのです。
「可能な限り、今からでもシフトを修正してみるからね」という心強い言葉に、張り詰めていた糸が切れて涙が出そうでした。

――しかし、本当の戦いはここからだったのです。

まるで報告が終わるのを待っていたかのように、わずか1週間で私の体調は一変しました。
押し寄せてきたのは、未経験の激しいつわり。
世界がぐわんぐわんと回るような倦怠感と、容赦ない吐き気で、起き上がるのもやっとの状態になってしまったのです。

どうしても変更が間に合わなかった直近の16時間夜勤は、まさに地獄でした。
死にそうな顔をしながら、心の中でただただ時計が進むのを祈り、ギリギリの精神状態でこなす日々。
患者さんの食事介助中、ご飯の湯気と匂いが鼻に抜けた瞬間に限界を迎え、猛ダッシュでトイレに駆け込んだこともありました。

目の前が真っ暗になるような体調の悪さの中で、私はボロボロになりながら心から実感していました。
「あのとき、フライングと言われてもいいから、師長に伝えておいて本当に、本当によかった……」と。

プレママナースへ贈る、妊娠報告のプチまとめ

ネットの情報を鵜呑みにして「心拍確認まで言っちゃダメ」と我慢する必要はありません。特にシフト制で体力を伴う看護師は、以下のポイントを意識してみてください。

「シフト確定前」なら超初期でも伝える
確定後のシフト修正は周りへの負担が大きくなります。「先に配慮してもらうため」ではなく「周囲の負担を最小限にするため」と考えれば、早めの報告も立派なマナーです。

まずは「師長(管理職)だけ」にこっそり
全体に公表するのは心拍確認後で大丈夫。まずはシフトの権限を持つ師長にだけ、守秘義務をお願いした上で打ち明けましょう。

つわりは突然やってくる
「今は元気だから」と思っていても、1週間後に動けなくなるのが妊娠初期です。動けなくなってからでは引き継ぎも相談も難しくなるので、動けるうちに手を打つのが吉です。

看護師の妊娠生活は、想像以上に過酷なスタートになることがあります。
周りへの優しさと同じくらい、まずは自分の体と赤ちゃんを一番に大切にしてくださいね。

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