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アインシュタインが説いたユダヤの社会正義は現在のイスラエルの行動とはまったく異なる

 あまりにも著名な物理学者のアルベルト・アインシュタインのユダヤ人国家に関する当初の考えはアラブ人と平和に共存し、国境や軍隊をもたず、ユダヤ人の文化や科学を研究する中心になるならば支持するというものだった。

 アインシュタインは、1938年にユダヤ人を数千年にわたって結びつけてきたものは民主的な社会正義の考えであり、それは相互扶助と寛容の理念にも基づくものであると書いているが、異教の者たちに対しても社会正義、相互扶助、寛容の姿勢で接するべきと彼は訴えていた。

人間の倫理的行動は、共感、教育、そして社会的な関係性に基づく方がより良く、宗教の支援を必要としません。もし人間が罰への恐怖と死後の報いへの期待によって秩序を維持しなければならないとしたら、それは実に悲しいこととなるでしょう。-アインシュタイン https://x.com/Humanists_UK/status/1011881824090578946?lang=bg

 アインシュタインは、1929年にシオニズムの指導者ハイム・ワイツマン(イスラエル初代大統領)に「ユダヤ人にとって必要なのはアラブと共存することであり、それができないのであれば、我々は2000年の苦難の歴史から何も学んでいないことになる。」と語った。

 1930年6月19日付の哲学者のフーゴ・ベルクマンに宛てた書簡では、「アラブ人との直接の協力関係こそが価値のあるものであり、安全なユダヤ人の共同体をつくり出すことができる。かりにユダヤ人がこれを認めないのであれば、ユダヤ人の安全は地域で次第に維持できないものとなっていくだろう。しかし、ユダヤ人たちがこれを十分に理解できるほど賢明でなく、またそれを望むほど公平ではないことは悲しいことである」と述べている。

私は平和主義者であるだけでなく、戦闘的な平和主義者でもあります。平和のために戦う覚悟はあります。国民自身が戦争を拒否しない限り、戦争を終わらせることはできません。-アインシュタイン https://www.transcend.org/tms/2024/12/albert-einstein-on-jews-in-palestine/

 1936年1月25日に米国の法律家ルイス・ブランダイスに書かれた手紙では、ユダヤ人は本来ナショナリズムを否定する人々で、ユダヤ人共同体に永続性があるのは、地理的に分散して生活しており、民族的狂信主義から発する愚かな行為をするほどの力の道具をもっていないからであると論じている。ユダヤ人は国家をもつよりも離散して暮らすほうがその運命にかなっていると言っているかのようだった。「力の道具(=軍事力)」を行使することはかえってユダヤ人の存在を危うくするとアインシュタインは考えていた。ハマスの攻撃を脅威に思う今のイスラエルを言い当てているかのようだ。

ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行ったのと同様なことをシオニストがパレスチナ・アラブ人に対してしているのを見るのは私の最大の悲しみである―アインシュタイン https://www.pressenza.com/2018/04/albert-einstein-israel-freedom-party-closely-akin-nazi-fascism/

 1942年11月13日、ラビで平和主義者、またユダヤ・アラブの協力と和解に尽力していたジュダ・マグネスに宛てた書簡では、イギリスの仲介によることなく、アラブとの誠実な相互理解を行い、国を創設することを支持するが、シオニズムの指導者たちに不安を感じるのはまさにこの点に欠けることだとアラブ人に対する理解を深めようとしないシオニズムの指導者たちへの懸念を述べている。

アインシュタインの言葉 https://bookmeter.com/books/10034280

 ユダヤ教では嘘や欺瞞を厳しく禁じており、トーラー(ユダヤ教の律法)とタルムード(ユダヤ教の宗教典範)はどちらも誠実を重んじる。タルムードには「聖なる神は、口で言うことと心で言うことが違う人を憎む」と記されている。また、商取引における詐欺など不正行為も当然のことながら禁じられている。この点はイスラムもまったく同様で、クルアーン(コーラン)巡礼の章30節には「偽りの言葉を避けよ」とある。

 訪日したイスラエルのサール外相は14日、日本記者クラブで記者会見をして「ガザでは飢饉は起きていない」と発言した。イスラエルは3月2日以来、ガザへの支援物資の搬入を認めていないが、サール外相は「飢饉のリスクは事実ではない。供給停止も国際法違反ではない」と述べた。

 サール外相の言う「ガザでは飢饉は起きていない」という発言とはまったく異なって、WHO(世界保健機関)は12日、ガザの飢饉のリスクは、イスラエルの封鎖によって支援物資がガザの人々に渡らないことによって深刻になっていると警告を発した。WHOは、ガザの210万人の人口全体が長期にわたる食糧不足に直面しており、50万人近くが飢餓、急性栄養不良、病気、死という壊滅的な状況に置かれ、世界最悪の飢餓危機だと形容した。さらに、WHOは「ガザ地区に残されたWHOの備蓄は、急性栄養不良の子ども500人を癒やすのに十分な量に過ぎず、これは緊急に必要な量のほんの一部であり、病気や外傷の治療に不可欠な医薬品や物資はすでに底をつき、封鎖のために補充することができない。」と訴えた。

真っ赤なウソです https://news.yahoo.co.jp/articles/9da3321a6fa999cc948374fea98f125f03b1c245

 サール外相は15日、大阪・関西万博のイスラエルの「ナショナル・デー」でスピーチを行い、「万博に参加し、イスラエルについて発信することは、ユダヤ人の強靱さを示している」と挨拶したが、イスラエルがガザで5万人以上の人々を殺害する中でイスラエルの参加はそもそも認めるべきではなかった。「ユダヤ人の強靭さ」とは、ジェノサイドや飢饉をもたらすようなことではなく、本来アインシュタインが説くような社会正義、他者への慈愛、倫理、道徳を重視する考えではなかったか。

一般非公開になることなどイスラエルもまったく愉快なことではないだろう。自らの行動をよく省みるべきだ。古代の石も占領地から見つかったものだろう。 https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20250516-OYT1T50025/

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