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プロジェクト管理もストレスもAIがサポート! ノンエンジニアでもOKなCursorエージェント講座 実践編

こんにちは、Cursor大好き人間 みやっち@エクスプラザ(Xのアカウントは @miyatti です。

前回の「Cursorエージェント超入門」では、夕飯の支度や日常タスクをAIに任せてみるというライトな事例を紹介しました。

エンジニア向けエディタのCursorをノンエンジニアが使うというこのマニアックなネタ、刺さる人には刺さるだろうがと思っていたら、もっと広範囲に多くの人に読んでいただけてめちゃくちゃ嬉しかったです!!!

昨日はFindyさんのPM LT Nightで、この続き的なLT(そしてこの記事の元ネタでもあります)したのですが「PMですが記事読んでCusrorつかいはじめました!」という声を結構お聞きしたりして最高でした。

ちなみに登壇資料はこちら


とまぁそんな流れで、この超応用編をLTしたのですが、さすがにLT中にあまり細々とした話はできなかったのと、さすがに「心を理解させられるか?」…じゃねーよという尖った応用編にしてしまったのでw もう少し現実的なネタでちゃんと記事を書こうと思って、朝から記事を書き始めました。

今回のテーマは「”Rule”を使ってより自律的なエージェントへ」というかんじです。

前回の記事の中で「2回目以降の作業を効率化するには、最終的にプロンプトをまとめておくと良い」とお話ししたの、覚えていますか?

実はCursorには「Rule」という機能があり、ここにあなた専用の“エージェントモード”をいくつも作り込むことができるんです。
たとえば、

  • タスク管理

  • アイデア発散

  • プロジェクトマネジメント

  • メンタルサポート

など。Ruleを整えるだけで、Cursorがあたかも“人格”を切り替えるように自律的に動いてサポートしてくれます。

本記事では、その“Ruleを使った応用編”を深堀りしていきます!

1. 基礎編のおさらい:なぜ「2回目以降」のプロンプトが重要?

前回の記事より 

前回の記事では、最初にざっくり発散しながらAIとやり取りし、最後に

「今回の流れをまとめておいて」

と頼むと、“仕様書”のようなテンプレが自動生成される—という話を紹介しました。

初回:エージェントとの試行錯誤 → ステップ・ヒントを見つける → それらを仕様書化
次回:最初から「仕様書を読んでね」と伝えてスタート → 爆速で作業が回る

この“一度つくれば何度でも使える”テンプレ戦略こそが、Cursorエージェントの強みの一つでした。

いままでどうしていた?

従来は、良い感じのプロンプトテンプレの流れがあっても、

どこかメモに保存し、
使いたい時にコピペで貼り付ける

何かと手作業感が強かったはずです。

Rule導入後の世界

しかし、Rule機能というものを導入すると、Cursorが自動であるいは特定キーワード(モード切り替え)に応じてそのテンプレを読み込むようになります。

  • 人間から見れば「○○モードでお願い!」と言うだけで、

  • AIは「あ、このRuleに書いてあるテンプレを参照するのがベストだ!」と自律的に行動し始める

ここが“自律”っぽく見える理由。

Rule化することで、数ステップ先をAIが先回りして提案してくれるようになるんです。


たとえば夕飯支度からプロジェクト管理まで

夕飯の支度や日常タスクを例に、「2回目以降がめちゃラク」になるこの仕組み、もっと大きな仕事—たとえばプロジェクト管理やチーム作業にも応用できるんです。

Ruleを使えば、

1. プロジェクトの背景情報を一度に書いておく
2. 連携するファイルテンプレを指定しておく
3. 実際に動くときは「○○モードで」
AIがテンプレ+ファイルを自動読み込み

という流れが確立。
一度書いたもの」を半自動的に再利用できるので、“2回目以降”はほぼ苦労ゼロで回せるわけです。


「初回発散→仕様書化」という流れをマスターしたなら、Ruleを使ってその仕様書をいつでも/誰でも呼び出せる形に落とし込みましょう。
これこそがCursorエージェントの進化版であり、本記事のメインテーマとなる「Ruleによる自律化」の入り口です。

2. Cursorの「Rule」機能とは?

「ただのMarkdownファイルだけど、エージェントが自律的に読んでくれる」

Ruleファイルの正体は、実はただのプロンプトがかかれたテキストファイルMarkdown形式)です。「どんな状況で使うか」「どういう内容を含むか」を記述し、それをCursorが読み取ることで、AIの振る舞いに影響を与えられるのがポイント。

  • 必要に応じて読んでくれる(自動判断 or 指定キーワード)

  • “いつでも参照する公式ドキュメント”としてAIが理解しやすい

具体例

たとえば、「夕飯のプランを立てる」場面をイメージしてみましょう。
適当にdinner_planning というRuleファイルを作り、夕飯づくりの流れ(冷蔵庫チェック→献立提案→予算考慮…)を一通り書いておけば、「夕飯モードでお願い!」と言うだけで、Cursorが自動的に献立プランニングを誘導してくれるわけです。

従来なら「以前考えた献立テンプレをメモしておいて、使いたい時にコピペ…」という地味な作業が必要でした。

Rule導入後は、Cursor自身が自律的にそのテンプレを読み込み、“先回り”して提案までしてくれる。


3. Ruleの基本的な作り方・設定例

Step1: Cursorの「Project Rules」にタスク管理Ruleを追加

いつもの右上の設定ボタンから
左のメニューのRulesを選択し、Project RulesのAdd New Ruleというボタンを押す


名前を聞かれるので適当にdinner-planningとか書く


こんな特別なエディターが開く。とはいってもただのエディタです。

Step2 Ruleを書きます

たとえばこんな感じで。

# 夕飯プランニングRule

## 目的
- 家族構成(子供2人と大人2人)を考慮した献立を提案
- 辛さ控えめ&時短レシピを優先
- 予算を抑えたい

## 具体的な流れ
1. 冷蔵庫にある具材を確認(ユーザーに質問)
2. 料理の要望・制約をヒアリング
3. ベースの献立案を2~3パターン提案
4. タイムライン(買い物→下ごしらえ→調理)を生成
5. 仕上げ&盛り付けヒント

## 注意点
- 辛味調整など、子供の嗜好に合わせたオプション提示
- 予算を超えそうなときは安価な代替具材を提案

これをかけば、実際は ~/.cursor/rules/dinner_planning.mdc に保存されます。保存されれば、自動的に認識されるようになってるはずです。


※  一番上のここ気になりますよね。まぁ一旦最初はきにしないでAlwaysで。

これ

これは、ざっくり説明すると

  • Always:どのお願いするときも読み込んでくれる(ようにがんばってくれるけどしないときもある)

  • Auto Attached:どのディレクトリ・ファイルに対して適用するかというのを指定すれば、そこの範囲だけこのお願いをよみこんでくれる

  • Agent Requested:エージェントが自律的に必要な時によみこんでくれる

  • Manual:自分でメンションや指定などして読み込ませる

って感じだと思います。

特に重要なのはAlwaysとAgentRequested。こまかいことわからなければ、Alwaysでいいです。一番いいのは、AgentRequestedにして、Descritionにそのモードの説明をかいておく

こんな感じにしておくと、AgentにXXXモードでよろしく、とかっていうとうまく読み込んでくれるようになります。


実際の使い方:夕飯モードへ切り替え

たとえば、以下のように呼び出します:

すると、先ほど書いた「夕飯プランニングRule」の具体的な流れ注意点を踏まえつつ、自動でQ&Aを進めてくれるわけです。

Thinkingモードがおすすめ。こんなかんじで、Rulesをよみとってくれます。


辛味を調整する」「予算オーバーならどうする?」などのアドバイスをAIが先回りしてくれます。

ハンズオン1:タスク管理モードを作る

実際にどんな風にRuleを書けばいいか、“タスク管理モード”の例を見てみましょう。

todo_management.mdc

# タスク管理モード(シンプル版)

## 目的
- TODOファイル (例: `todo.md`) を使った日常タスク管理をサポート
- 新しいタスクがあれば自動追記
- 完了報告を受けたらタスクを完了扱いに

## 手順イメージ
1. **TODOファイル存在確認**  
   - 無い場合 → ユーザーに「今やるべきタスクは?」と質問 → もらったタスクをもとに新規で`my_todo_files/todo.md`を作る  
   - ある場合 → 既存の`todo.md`を読み込み、今日やるべきタスクを優先順に提示
2. **タスクの追加**  
   - ユーザーが「新しいタスクがある」と言えば、TODOファイルに追記
3. **タスク完了報告**  
   - 「このタスク終わった」と言えば、そのタスクに完了マーク(例: `[x]`)を付ける
4. **タスクの相談・分解**  
   - ユーザーが「このタスクどうやったらいい?」と聞いたら、必要に応じてサブタスクへ分解 → TODOファイルに記載

## 注意点
- **優先度が高いもの**を上に(ユーザーへ確認しながら並べ替える)
- **締切がある場合**は期限をメモ
- 可能なら**タスクを短く分割**して追加

これだけ書いておけば、「タスク管理モード」と言った瞬間に、Cursorがtodo.mdを自動作成か参照して、最適なタスクリストを組み上げてくれます。

使い方のイメージ

この例では先にフォルダ作ってましたが、なくても勝手に作ってくれます
カレー作りたいお願い
TODOファイルにタスクがつくられる


カレー作り終わったら申告するとタスク完了してくれる


タスク何やるべきか相談もできる


前日のタスクはどうだった?」「今日は何が最優先?」「日次振り返りしておきましょうか?」とガイドしてくれるわけです。


便利ポイント

  • 毎朝のルーチンが楽に
    今日のタスク管理モードでお願い」と言えば、AIがすぐに今日の予定を見せたり、空き時間に何をすべきか提案。

  • 人間が「次これやるんだったっけ?」と悩む暇が大幅に減る

これを「便利」と言わずして何と言うのでしょう…!


4. 自分の仕事のサポート:モード切り替えで“人格”を変える

4.1 仕事に合わせてRuleを作る

Ruleって“夕飯ネタ”だけに使うの?」と思う方もいるかもしれませんが、むしろビジネスシーンでこそ力を発揮します。なぜなら、日々の仕事には定型化できる流れが多いからです。タスク管理も別にカレーだけのためにあるわけではないですw

それぞれ「○○モード」というRuleにしておけば、Cursorがシーンに応じて“人格”を切り替えるように振る舞ってくれます。


例:どんなモードを用意すればいい?

タスク集中モード

これも実際につかてる集中モードの一部
  • 特定のタスクを遂行するとき、Chain of Thought (CoT)を使って段取りを立てる

  • 例:「まず資料を用意 → ドラフト作成 → レビュー → 完了」といった行程を自動でガイド

  • 「次にやること」をAIが先回りして提案してくれるため、効率よく進められるんです。

ユーザー:PMナイトLTのスライド作成に集中します
AI:PMナイトLTのスライド作成に集中するサポートをします。まず、このスライドの目的は何ですか?
ユーザー:AIとの対話で生産性を上げる方法を紹介したい
AI:理解しました。では、スライドの構成を以下のように提案します:
1. 導入:AIとの対話で何ができるか
2. 実践例:具体的な生産性向上テクニック3. まとめ:始めるための簡単なステップ
この方向性でよろしいですか?

タスク集中モードのやりとり例

発散思考アシストモード

発散モード
  • アイデアが必要なときに、SCAMPER(アイディア発送法の一つ)などの発散思考手法をAIがリード

  • “これを結合したらどう?”」「“他の使い道は?”」と具体的な質問を投げかけてくれるので、
    アイデア出しが一人でもブレスト感覚で進むのがメリット。

ユーザー:プレゼンのアイデアを広げたい
AI:プレゼンについて自由に発想していきましょう!どんなテーマについてですか?
ユーザー:AIとの共同作業について
AI:素晴らしいテーマですね!いくつかの視点を考えてみましょう:
1. AIとの対話による新しい発想の誕生
2. AIを使った作業効率化の実例
3. 人間とAIの得意分野の組み合わせ
他にどんな角度が気になりますか?

発散モードのやりとり例

どれも「○○モードで手伝って」と言うだけで、Cursorが最適な手順や質問をしてくれるイメージ。
一度Ruleを作れば、何度でも繰り返し使えるのが素晴らしいところです。後半ではこれらのモードの作り方も実際にご紹介していきます。

5. プロジェクトマネジメントへの応用

さて、上記以外にも、ここからは以上のRulesをさらに便利に、実務でつかっていくいくつかのおすすめ例を紹介していきます。

「日常タスクやアイデア出しだけでなく、ガチのプロジェクト管理にこそCursorは使えないの?」
もちろん使えます。

しかも、CursorのRule機能をフル活用することで、大規模プロジェクトの背景情報ドキュメント作成を自動的に整備できるようになります。

5.1 背景情報をRule化

5.1.1 なぜプロジェクトの背景情報が大事?

大規模なプロジェクトには、いわゆる「背景情報」が膨大にあります。たとえば:

  • 業界の知識(市場レポートや競合動向)

  • 既存の仕様書や議事録(会議メモ、過去のドキュメント)

  • 関係者一覧・役割(誰がリーダーで、誰がレビュー担当か etc.)

このあたりを毎回“AIに説明”するのは正直大変ですよね。
「今回は医療系のプロジェクトで…」「この人がクライアントで…」「この資料を参照して…」といちいち話すのは手間です。

5.1.2 “プロジェクトXモード”のイメージ

そこで、Ruleファイルに「プロジェクトXの背景情報」を丸ごと書いてしまうんです。

  1. projectX.mdc というRuleファイルを作成

  2. 「プロジェクト概要」「関連フォルダ構成」「ステークホルダー名」「注意すべき規制や仕様」などを記載

そうすると、Cursorが「プロジェクトXでこういうタスクしたい」と言われた時点で、

「あ、このRuleに書いてある情報を参照して動けばいいんだ!」

と自動的に大量の背景資料も含めて一気に理解・参照してくれるわけです。


5.2 実際のファイル生成の流れ

5.2.1 初回にルールを定義しておく

まず、「要件定義書は docs/requirement.md にまとめる」とRuleで指示しておきます。
さらに「仕様書は docs/spec.md、議事録は meeting_notes/ フォルダへ」なども書いておく。
ついでに関係者リストプロジェクトの優先度基準なんかを列挙すると最高です。

例:projectX.mdc


# プロジェクトXモード

## プロジェクト概要
- 大手保険会社向けのシステム開発
- スケジュールは来年3月末まで
- 厳しいセキュリティ基準あり

## ドキュメント保存先
- 要件定義書 → `docs/requirement.md`
- 仕様書 → `docs/spec.md`
- 議事録 → `meeting_notes/`
- タスク管理 → `todo/`

## ステークホルダー
- プロジェクトリーダー:山田さん
- セキュリティ顧問:鈴木さん
- 技術リーダー:田中さん

## 注意点
- 個人情報を含むデータはマスキング必須
- 顧客の承認フロー:山田さん→セキュリティ顧問→顧客

Rule TypeをAgent Requestedにして、description: プロジェクトXに関するルール集。要件定義書・仕様書・議事録などの保存先を指定。とかってかいておくと、プロジェクトXの話題をだすときによみこんでくれます。指定してもよみこんでくれますが。

5.2.2 AIが自動でファイルに書き込む

その後、会話の中で「プロジェクトXの要件定義書に追記して」と言うと、

  • Cursorは「あ、 projectX.mdc に書いてあったな。要件定義書は docs/requirement.md だ

  • しかもprojectX/以下にあるファイルを一通り参照し、必要な関連資料も吸い上げ

  • ユーザーは“どこに何を保存?”を逐一指定する必要がなくなる

議事録も同様。「プロジェクトXの会議メモを追加して」と頼めば、meeting_notes/*を探して追加してくれるイメージ。
結果、私たちはほんの数行の指示を言うだけでOK。


5.2.3 人間がコピペ管理する手間を減らす

従来なら、

  • 新しく議事録を書いたら議事録フォルダに移動

  • 仕様書に変更が出たら対応するファイルを自力で探す
    …という地味な作業が多かったはず。

Ruleを活用すると、自動で(必要ならCoTで文面調整もしながら)ファイルを編集してくれるので、“あれ?ファイルどこだっけ?”的な迷子状態が激減します。

一言で言えば、ドキュメント管理の“コピペ労力”をAIに丸投げできるのです。


  1. 背景情報を一度書いておくだけ

    • AIが毎回参照してくれる

    • 複雑なプロジェクトほど効果は絶大

  2. ドキュメント保存先も自動

    • Ruleに保存先や注意事項をまとめておけば、人間が手動整理する必要がほぼない

    • ファイルの命名やフォルダ構成の整合性が保たれる

  3. 議事録・仕様書・タスクリストがいつの間にか更新済み

    • プロジェクトXで○○したい」と頼むだけで、必要ファイルを勝手に編集

    • 会議メモなども一定のフォーマットに従って自動生成

コピー&ペースト地獄」からの解放は、大型プロジェクトを担当している方なら深く頷けるはずです。

副次的な効果としてAIエージェントに理解しやすいフォルダ構成は、人間にもわかりやすい。自分で手動でファイルを作ったり保存したり、他の人に共有したりするときも、後から理解しやすいフォルダ構成になってるのはいいところです。


6. メンタルサポートにも活用?──俯瞰モードでリフレッシュ

仕事に追われていると、「ちょっとクールダウンしたい」と思う瞬間があるのではないでしょうか?

実はRule
を使えば、休息やメンタルケアさえAIがリードしてくれるように設計できます。

7.1 休むのも立派なタスク

「疲れたときに休むのも立派な仕事」
俯瞰モードなどをRuleとして設定しておけば、

  • 「ちょっと焦ってるから落ち着きたい」

  • 「モヤモヤして集中できない」

といった時に、深呼吸のガイド振り返りをAIが自動的に促してくれます。

7.1.1 どんなサポートが受けられる?

  1. KPT振り返り

    • Keep / Problem / Try で、「今日の良かった点」「課題点」「次に試すこと」を仕分け

    • 自分の行動や思考を客観的に整理できる

  2. マインドフルネス

    • 呼吸法(何秒吸って、何秒止めて、何秒かけて吐くか)を丁寧にガイド

    • 簡単なストレッチなどの指示もAIが提案

    • “AIによるリラックス誘導”って、ちょっと面白くないですか?

  3. ポジティブ思考を促すワーク

    • 今日の良かった点を3つ挙げよう

    • 感謝したいことは何?

    • ストレスフルな日でも、少し前向きになれる仕掛けを用意

AIにこうした手順をRule化しておけば、「俯瞰モードで!」と宣言するだけで、自分に合ったメンタルケアをいつでも即スタートできます。


7.2 振り返りによる業務改善にも

メンタルサポートは「ただ癒される」だけが目的ではありません。
疲労を軽減しながら、仕事のやり方や効率を見直すチャンスでもあるのです。

  1. Reflection機能

    • AIに「今日の業務を振り返ってちょっと整理しよう」と頼むと、Chain of Thought的な視点で課題や改善策を洗い出してくれる

  2. KPTで業務プロセス改善

    • 仕事の流れ自体を見直すことができ、チーム全体のパフォーマンスアップにもつながる

  3. 定期的なクールダウン

    • 仕事を続けていると、つい走り続けてしまうもの。AIが「そろそろ息抜きしませんか?」と提案してくれるだけでも、長期的な生産性を高めるキッカケになる

Ruleで定期的な休息や振り返りを仕組み化することで、“仕事しすぎてバーンアウト”を避けたり、大事な気づきを見逃さずに済んだりするのが大きなメリットです。


7.3 こんなRuleを用意してみよう

俯瞰モード

例えば、mental_support.mdc というRuleファイルを作成し、

  • 俯瞰モード

  • ストレッチモード

  • KPTモード

などのサブモードをまとめておく。
疲れた…俯瞰モードでお願い」→深呼吸思考の整理簡単なTODO修正リフレッシュ完了、という一連の流れがあっという間に整うんです。

ユーザー:タスクに集中しすぎて疲れた...冷静に俯瞰したい
AI:まず、深呼吸を3回してみましょう。吸って...吐いて...
今取り組んでいるタスクの全体像を見てみましょう。どこまで進んでいますか?
ユーザー:スライドの半分くらいできたけど、行き詰まってる
AI:半分まで進んだのは素晴らしい成果です。一旦違う視点から考えてみましょう。この作業の目的は何でしたか?誰のためにやっているのでしょうか?

俯瞰モードのやりとり例

ユーザー:今週の振り返りをKPTでやりたい
AI:今週のKPT振り返りを始めましょう。まずはKeep(続けたいこと)から。今週うまくいったことは何ですか?
ユーザー:毎朝15分の計画時間を取れた
AI:素晴らしいですね!それをKeepとして記録します。次にProblem(課題)はありましたか?
ユーザー:会議が多くて集中作業の時間が足りなかった
AI:なるほど。最後にTry(次週試すこと)として、会議時間の削減や集中タイムの確保など、どんな対策を試してみたいですか?

振り返りモードのやりとり例

結論休息も業務プロセスの一部として、AIに補助してもらう時代が来ています。
Cursorでメンタルサポート用のRuleを作っておけば、焦りやストレスを感じたときにすぐ“モード切り替え”して、自分の心を俯瞰できる。
仕事と休憩をバランス良く
こなすためにも、ぜひ試してみてください。

8. まとめ──“Rule”を書くだけで、Cursorエージェントは加速する

ここまで「複数モードのRule」を活用する方法を見てきました。
改めて、Rule機能を導入すると、Cursorがまるで人格を切り替えるように自律的に行動し、あなたをサポートしてくれます。

8.1 Ruleでモードを作れば“人格切り替え”が可能

  1. タスク管理モード

    • TODOリストを自動整理し、優先度を提案

  2. タスク実行モード

    • Chain of Thoughtで段取りし、進捗を追いかける

  3. アイデア発散モード

    • ブレインストーミング手法(SCAMPERなど)をガイド

こういったモードを好きなだけ作れば、自分の業務や生活を圧倒的に効率化できるのです。


8.2 プロジェクト管理にも応用できる

  • 背景情報(業界知識、仕様書、議事録、ステークホルダー情報)をRule化

  • 「プロジェクトXモード」と言うだけで、AIが膨大な資料を勝手に参照し、ドキュメント更新や議事録作成を進めてくれる

  • 毎回ゼロから説明する手間がなくなるので、プロジェクトの全体像を瞬時に把握&サポートしてくれて便利


8.3 メンタルサポートや俯瞰モードもOK

仕事だけでなく、日々の心のケアにも役立ちます。

  • 疲れた…」→ AIが深呼吸ガイドやKPT振り返りを促す

  • 焦ってるから一旦落ち着きたい」→ 俯瞰サポートモードで、思考を整理

ライフ×ワークの両面で、Cursorエージェントが“自分専用の秘書”として支えてくれるんです。


8.4 「2回目以降は爆速」──Ruleが最短ルート

すでに何度か言及していますが、Rule機能の最大メリットは「2回目以降が超スムーズ」という点に尽きます。

  • 初回:試行錯誤して仕様書やテンプレをRuleに落とす

  • 2回目以降:モードを指定するだけで、AIが最適な流れを先回りして用意

「1度ルールを書けば何度も再利用できる」のは、仕事の効率やストレス削減に直結します。


次のステップ:MCP連携&チーム共有

今回は、流石に長すぎるのでw 以下の内容もりこめませんでしたが、是非トライしてみてください!(もしかしたら次に記事にするかも)

  1. 他のツール連携(MCP)

    • Slack、Gmail、Googleカレンダーなど外部サービスとも連携し、「AI秘書がネットの世界を動く」レベルに進化

    • 例:Slack会話の要点をまとめ、Gmailで最新の依頼メールを参照し、カレンダーに予定を自動入力…なんてことも

  2. チーム全体でRuleを共有

    • 統一したフォーマットやワークフローで業務を進められる

    • 新メンバーが入っても、同じRuleを参照すればすぐに流れを学べる


Ruleを書くだけでエージェントは“もっと自律的”に

Cursorは単なるチャットAIを超え、“秘書”として育てることができる存在です。
そのカギとなるのが、Rule機能
“爆速作業”“抜け漏れ防止”“チーム全体の最適化”“ライフバランス改善”——いずれもRuleがあればぐっと実現しやすくなります。

ぜひ、あなたも自分の仕事や生活にぴったりのRuleを作ってみてください。
“Rule”を書くだけで、Cursorエージェントはもっと強く、もっと自律的に動くようになりますよ!

これを機に、あなたのAI秘書をさらにパワーアップさせてみませんか?

(2025-05-18追記)
Rulesのもっと具体的で精度の高い書き方について、記事を書きましたー。気になる方はこちらもぜひ読んでみてください




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エクスプラザってどんな会社?

生成AIの社会実装を担う、実装型コンサル&プロダクト企業でして、2020年創業でまだメンバもーも10人強の若く会社ですが、AI技術とプロダクト開発の両輪を武器に、「生成AIの社会実装」を掲げる注目のスタートアップです。

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2023年には松尾研究所とも資本業務提携し、さらに2025年以降は生成AIを全面強化していくタイミングになってます!

https://explaza.jp/article/matsuo-explaza

エクスプラザではこの記事でもとりあげたCursorをビジネス、エンジニア問わず全社で使い放題になりました!

この記事でCusrorの普段使い日本気になった皆様!是非私たちと一緒に、AIネイティブな社会をつくっていきませんか!!Cursorも使い放題ですし!w ぜひぜひよろしくおねがいします!


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