〇〇な人より、AI。一人広報が手に入れた「最強の相棒」と、0秒が生んだ心の余白
同僚が辞め、突然始まった「ひとり広報」。 絶望するかと思いきや、私の隣には最強の相棒がいました。
それは、人間よりもずっと誠実で、文句一つ言わずに24時間私を支えてくれる「AI」という存在。
使えない人より、AI。
あえて使えない人ときつい言葉を使いましたが、事実、病院の事務というのは一般企業に比べて結構緩いです。
業務を自ら改善していこうと考え実践する人は、役職がある人など一部ではないでしょうか。
今日は、医療現場の広報という、アナログな世界で、私がAIをどう使い分け、どんな「自由」を手に入れたのか。
そのリアルな葛藤と実感を綴りたいと思います。
「綺麗すぎ」という違和感。AI画像生成の壁
医療広報にとって、素材探しは命です。でも、フリー素材を探すのには膨大な時間が溶けていく。 そこでAI(Adobe Fireflyなど)に画像を作ってもらおうとしたのですが、ここで一つの壁にぶつかりました。
「AIが作る人は、綺麗すぎて不自然」なんです。
日本の病院が大切にしている、あの独特の清潔感や、地域に根ざした「普通の人」の安心感。AIが生成する画像は、どこか海外ドラマのようで、派手すぎて現場のトーンに馴染まない。こだわりのある自分には、そこは譲れないラインでした。
だから、私は画像生成AIを「実写」で使うのはやめました。今は、背景素材やアイコンなど、ピンポイントな「魔法」として使い分けています。
副業の医療コラムを支える「思考の相棒」
一方で、AIなしでは語れないのが「書く仕事」です。
副業で受けている医療コラムやオウンドメディアの記事作成。ここでは、AIは単なるツールではなく、一緒に企画を練る「編集者」です。
タイトル構成から記事の校正
難しい専門用語を噛み砕くプロセス
最適なアウトプットを引き出すためのプロンプト作成
AIと一緒に走ることで、一人では到底届かないクオリティとスピードを両立できています。
「0秒」の世界が連れてきてくれたもの
何より私の人生を変えたのは、メール返信などの定型業務の自動化でした。 かつて同僚に任せていた仕事。定型文一つ返すのにも、以前は15分ほどのタイムラグが発生していました。
それをGAS(Google Apps Script)とAIで自動化した結果、返信の手間は「0秒」になりました。
この「0秒」という数字は、単なる時短ではありません。 時間外に届く申し込みや、返信していなかった、というミスを恐れることもなくなりました。
4. 手に入れたのは、朝の「メモ書き」の時間
自動化によって生まれた最大の恩恵。 それは、朝の仕事に取り掛かる前の、自分の思考を深める「メモ書きの時間」の再確保です。
以前は、朝一番の一番思考力が働く大切な時間に、ルーティン作業で脳を消耗していました。でも今は、メモを書き、モヤモヤを書き出したり、今後の戦略を練る時間があります。
「使えない人より、AI」。 少し冷たく聞こえるかもしれませんが、これは私なりの、AIへの最大の信頼の言葉です。
効率化した先にあるのは、冷たいデジタルな世界ではありません。
大切な人と過ごす時間や、自分自身と向き合う時間です。
そんな、血の通った温かい時間を守るために、私はこれからもAIという相棒と共に、仕事の幅を広げていこうと思います。
