Yさん 30代 ザ・厳しい家庭環境―アル中の父親、高校中退、病気
30代女性・Yさん
カメラマンをしていた父親がアルコール中毒で、親が親としての役割を果たしてくれなかった。学費が払えず高校を途中で退学、東京の家を出て、神奈川で新聞配達をしながら一人暮らしを始めた。2年ほど続け、その後もいくつか仕事を変える。25歳で病気にかかり、家から出ることができないほどとなる。
こういう話を聞くと、大学院まで行かせてもらった私はだいぶ恵まれていたのだなあと、思う。思わなくてはならないのだろう。かと言って、差し迫って人生が追い詰められないからこその苦しみもある。贅沢な悩みかもしれないが。
自分自身がそういう困難のある背景を抱えていたからこそ、人に寄り添い、一緒に悩みを解決するのを支えることをしていきたいそうだ。今は派遣で病院に勤務しており、患者さんとも関わる。春からは石川県に行き介護施設で働くそうだ。
5年ほど前、オーガニックのお店で働いていた時の客が今のパートナー。政治活動をしており、自分の考えを人にバーっと話すところがあるという...。苦笑いしながらそう話すが、人生の支えになっているそうだ。彼のSNSは見ないほうがいいとのこと。
病気をしたときから、人間はどうあるべきか、と考えるようになったという。
自分が生きる意味を、その人が自分自身を見つけるお手伝いがしたい。それが生きがい。
