混沌戦記ー斯くして少年は世界を救う英雄とならんー 第1話「始まりの戦い」

前回のエピソード:序章
S1.納與駅
納與(のうと)駅。『納與』と書かれた二階建ての駅舎。架道橋が設置。右の方向に、ベンチ、広場が存在。左の方向に、マンションと立体駐車場が存在。
N 「此処は、この世界の日本の関東のA県。首都東京に隣接した県である」
中央のバス乗り場で、5名の自衛官達(シェルター警備小隊)が、89式小銃(小銃に略)で、何者かと戦闘中。
自衛官達、迷彩服3型、88式鉄帽、戦闘靴2形、戦闘防弾チョッキ、戦闘装着セット、腕時計はG―SHOCK(腕時計に略)を装備し、主な銃器は89式小銃で戦闘(バックアップは9mm拳銃と銃剣)。上記の装備を、この作品に登場する殆ど自衛官(隊員に略)が装備。
バス乗り場に駐車中のワゴン車(輸送車に略)を守る自衛官達。輸送車の隣に、高機動車(機動車に略)が駐車。
N 「日本は、多次元国家ロバスト帝国に宣戦布告を宣言され、戦闘状態に突入した」
立撃ちで、小銃を撃つ自衛官。
N 「圧倒的な人員と物量、そして、『魔法』と言う武器で戦うロバスト帝国と日本は、国内で熾烈な戦闘を展開していた」
輸送車と自衛官達のアップ。
N 「A県は、激戦地の一つである」
小銃を撃つシェルター警備小隊小隊長村田陸曹のアップ。面長の顔で、細目の村田(髪型はスキンフェード)。
村田「輸送車を守れ! 」
叫ぶ。
自衛官達、全員で立撃ちで、小銃の一斉発射。
隊員1「小隊長! 帝国の兵士が多すぎます! 」
右側に居た隊員が叫ぶ。
村田「それは、承知の上だ! 」
小銃を撃ちながら叫ぶ。
隊員1「包囲されています! 勝ち目はありません! 」
周囲を見ながら叫ぶ。
村田「なら、輸送車だけでも、此処から脱出させるぞ! 」
隊員2「無茶です! 小隊長! 」
左側に居た隊員が叫ぶ。
村田「やるしかないだろ! 」
小銃を撃つ。
姿を現すロバスト帝国の大量の兵士達。ハーフアーマー、キャパセット、ラウンドシールド(盾に略)を装備し、ファルシオン(剣に略)、ダガー(短剣に略)、フォーチャード(鉾槍) 等を武器に戦う兵士達。
叫びながら、ワゴン車に突進する兵士達。
村田「皆! 覚悟を決めろ! 」
小銃を構えた村上のアップ。
輸送車を前に、村田達が小銃を立撃ちで撃つ。
被弾し、倒れる帝国軍兵士達。
村田「民間人には、外の光景を見せるな! 」
撃ちながら言う。
隊員3「了解! 」
小銃を撃ちながら、返答する。
村田「!? 」
剣を持った兵士が、輸送車に一直線に走って来る。
村田「させるか! 」
走る兵士に小銃を撃つ。被弾し倒れる兵士。
矢のアップ。
隊員4「ン! 」
隊員4の左腕に矢が直撃。
隊員3「大丈夫か? 」
駆け寄る。
隊員2「脇に隠れるんだ! 」
遠くの方向で、長弓(ロングボウ)を構えた長弓兵達がいる。
スケイルアーマー、ケットルハット、ダガーを装備した長弓兵。
村田「伏兵か! 」
苦い表情。
隊員1「小隊長! もう、打つ手はありません! 」
小銃を撃ちながら言う。
村田「俺が、打って出て、帝国軍の連中の注意を惹きつける! お前達は、輸送車を援護しながら、シェルターに直行しろ! 」
真剣な表情で言う。
隊員1「無茶です! 」
小銃を撃ちながら叫ぶ。
隊員3「駄目か・・・」
諦めの表情。
輸送車に向かって、一直線に走って攻撃しようとした帝国軍の兵士達が銃撃に被弾し倒れる。
一同「!? 」
驚く村田、隊員、帝国軍の兵士一同。
左の方向のマンションの前に、膝撃ちの姿勢で、20式小銃(小銃に略)を構えた少年自衛官仙仁英汰(せんじんえいた)がいる。
切れ長の目、鼻が短く、ベース顔で、高身長で、ショートウルフの髪型の英汰。
また、米軍巻きのシュマグをし、bolle RUSH PLUS(ゴーグルに略)、銃剣、SFP9(拳銃に略)、手榴弾用弾薬嚢、破片手榴弾(手榴弾に略)、88式鉄帽(鉄帽に略)、戦闘用防弾チョッキ、サスペンダー、階級章、弾帯、弾入れ、戦闘靴2型、迷彩服3型、ルミノックスのミリタリーウォッチ(腕時計に略)を装備している英汰。
村田「彼は? 」
小銃を構えながら警戒。
輸送車から、英汰へと、攻撃の方向変更する多量の帝国軍の兵士達。
英汰「上等だぜ!」
目が鋭くなる。
剣を持って、一直線に攻撃を仕掛ける兵士達。
英汰が、膝撃ちで、小銃を撃つ。
銃弾が被弾し、次々と倒れる兵士達。
叫ぶ帝国の兵士。更に、広場の方向から、増援の兵士達が鉾槍を持って出現。
遠くの方向の長弓兵達も、長弓を構える。
英汰「甘いぜ」
冷静な表情で小銃を構える。立ち上がり、立撃ちの姿勢になる。
長弓の兵士達に向けて、素早く小銃を撃つ。
被弾し倒れる長弓兵達。
英汰「させねえぞ」
迫る帝国軍の兵士達に、スリングで小銃を身体に掛け、手榴弾用弾薬のうから手榴弾を取り出し、安全ピンを抜き、兵士達に向かい、手榴弾を弧を描くように投げる。
帝国軍の兵士達の足元に手榴弾が到着。手榴弾が大爆発。
爆発後、煙が消えるが、前進を続ける兵士達。
英汰「計算通りだ」
冷静に、小銃を再び構え、立撃ちで撃つ。次々と、銃弾が被弾し、倒れていく兵士達。
英汰「? 」
弾倉が弾切れになる。
英汰の背後に、死角から出現した大勢の短剣を構えた兵士達が迫る。
村田「危ない! 」
叫ぶ。
兵士達が英汰に迫る。
英汰「装填! 」
素早く弾倉を装填し、後ろを振り向く英汰。立撃ちで兵士達を撃つ。
次々と、被弾し倒れる兵士達。
英汰「鎮圧したか」
周囲を見渡す。
村田「おーい! 」
英汰に向かって叫ぶ。
英汰「あっ? そうだった」
振り向く。
輸送車の方向に走る。
英汰「普通科連隊第6小隊所属の仙仁英汰陸士長であります! 」
村田達に敬礼。
隊員2「!? 」
英汰の名前を聞いて驚く。
村田「第10シェルター警備小隊小隊長の村田だ」
英汰に敬礼。
英汰「シェルターと言う事は」
輸送車を振り向く。
村田「嗚呼、シェルターに避難する民間人を護衛する所だ」
頷く。
英汰「成程・・・」
声 「コラ! 英汰! 」
英汰「シマッタ! 」
声を聴いて、デフォルメして戦く。
英汰の上官播磨清司郎(ばんませいしろう)二曹が登場。播磨の後ろには、部下の自衛官達がいる。
英汰より、身長が大きく、あっさりとした顔つきで、小さめな目元と唇で、ミディアムヘアの髪型の播磨。
ミリタリーネッグウォーマーを巻いて、M24SWS(狙撃銃に略)を携帯し、バクアップにSFP9(拳銃に略)、手榴弾用弾薬嚢、破片手榴弾(手榴弾に略)、88式鉄帽、戦闘用防弾チョッキ、サスペンダー、階級章、弾帯、弾入れ、戦闘靴2型、迷彩服3型を装備している播磨。
播磨「英汰、何度言ったら、分かるんだ! 自衛官の単独行動は厳禁だぞ! 」
デフォルメした表情で怒る。
英汰「スンマセン! つい、銃声がしたんで! 」
頭に手を当てて、デフォルメ調で謝る。唖然とするシェルター警備小隊の面々。
播磨「そうやって、俺や小隊の連中が、辛い思いをしてるか分かるか! 」
デフォルメした表情で叫ぶ。
英汰「バンさん、成功した作戦あるじゃないですか」
デフォルメ調、両手を合わせる。
播磨「英汰! 任務中は階級で呼べ! 」
デフォルメした表情で、怒鳴る。
村田「否、彼のおかけで、包囲していた帝国軍の兵士達を全滅できました・・・」
播磨に向かって言う。
播磨「私、英汰の上官の第32普通科連隊の播磨二曹です! 」
村田に向かって敬礼。
播磨「コラ! お前! 」
再び、デフォルメ調で、英汰に説教。村田、唖然とする。
隊員2「センジンだ」
隊員3「嗚呼、本物のセンジンだぜ」
デフォルメして、怒られる英汰を見て。
S2.回想・センジン
戦場。帝国の兵士達の前に亡骸の立つ小銃を構えた顔が影の自衛官がいる。
N 「多次元戦国時代の日本に、驚異のワンマンアーミー、最強の自衛官と言う異名を持つ、センジンと言う恐ろしい軍人がいる」
S3.納與駅
駅。
隊員2「それが、彼だ」
英汰の顔のアップ。
隊員3「まだ、十代じゃないか」
デフォルメ調で、播磨に怒られる英汰。
隊員2「兎に角、アイツが居るか居ないかで、戦闘の結果が決まる。本当に、凄い奴が目の間に居る」
隊員3「貴重な体験だ」
隊員2に向かって言う。
隊員5「大丈夫か? 」
隊員1と、負傷した隊員4の応急処置を行う。
村田「皆! 輸送車が走行出来る道を確保して、シェルターに向かうぞ! 」
シェルター警備小隊の隊員達に言う。
隊員3「そうだった! 」
思い出す。
隊員2「さっきの戦闘は凄かったからな」
駅周辺の帝国軍の兵士達の亡骸のアップ。
隊員2「アレは、民間人には見せられん」
輸送車の方向を見る。
輸送車の車窓で、子供達が(眼鏡の男の子、坊主頭の男の子、帽子の男の子、三つ編みの女の子)外の自衛官達を見ている。
英汰「オウ! 大丈夫だったか? 」
輸送車の子供達に会話する。
隊員2「!? 」
播磨「英汰! 彼奴! 」
身を乗り出す。
村田「否、彼は、子供達に、外の景色を見させない様に、自分から話し掛けて、視線を逸らそうとしています」
英汰と子供達のやり取りの画。
子供1「お兄ちゃん、覆面ドライバーみたい! 」
輸送車の窓から、三つ編みの女の子が話す。
英汰「今の覆面ドライバー分かんねえよ! グレートアーマーVなら知ってるけど! 」
輸送車の前で、腰に手を当てて言う。
子供2「それ、何ですか? 」
眼鏡の男の子が即答。英汰、デフォルメでコケる。
子供3「マイナーじゃん! 」
坊主頭の男の子が言う。英汰、更にコケる。
英汰「グレートアーマーVは凄いんだぞ! 一人で、宇宙にいるハザート帝国の大宇宙艦隊に突撃して、地球を救ったんだぞ! 」
前に乗り出して言う。
子供4「子供が分かるヒーローを言ってよ」
帽子の男の子が、情け無用に言う。英汰、デフォルメ調で愕然とする。
播磨「我々の小隊は、駐屯地から納輿町の第七臨時基地に出向の伝達があったのですが。あと、どれ位の距離でしょうか? 」
村田に言う。
村田「此処の広場を右に曲がれば、国道〇号の道路に出ます。其処から、標識を頼りに、真っ直ぐ行けば臨時基地に着きます」
播磨「有難うございます」
一礼。
英汰「シェルターには、覆面ドライバーやハイパー軍団みたいに強い警備小隊の自衛官が一杯いるから、心配すんなよ」
ニッコリと笑顔で話す。
子供1「うん! 分かった! 」
笑顔で頷く。
英汰「皆! 元気で居ろよ! 」
笑顔で手を振る。
英汰、播磨と仲間の自衛官の所に戻る。
播磨「英汰、第7臨時基地に行くぞ! 」
真剣な表情で言う。
英汰「了解! 」
英汰も真剣な表情で返答。
N 「此処から、この物語が始まる」
駅を背景に、英汰達が出発する画。
(第2話に続く)
