【買レポ/2026.8追記】ル・コワンヴェール神楽坂はル・コルドン・ブルー日本校のパティシエ教授だったパトリック・レメスル氏が作る魔法のフランス菓子(東京都・パティスリー&ブーランジェリー)※2026.7.27をもってリフレッシュ休養のため閉店しましたが復活を願って、この記事の掲載を継続します
私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。
※2026.7.27をもってパトリックシェフのリフレッシュ休養のため閉店しましたが復活を願って、この記事の掲載を継続します。随時、追記します。
家族が以前からどうしても食べてみたいと思っていたけれど、ひとりではなかなか入りにくい…
ということで連れて来られたル・ゴワンヴェール神楽坂。
東京メトロ飯田橋駅B3出口から東京理科大学方面へと向かいます。坂の途中にある数学体験館が目印です。

ありました。
坂を上りきった突き当りに。
ここだけフランスですか?のファサード。
こういう雰囲気、大好きです。
中学校の卒業文集で「弁護士になってパリに住む」なんて書いていたくたいですから 笑

韓国ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々』のワンシーンのようにお店のドアを開けて中に入ると、ワープしてフランスにいるよう。
ショーケースの前に立つ女性スタッフもフランス人。
あああ~
家族も雅も第二外国語は、ドイツ語だよ。
ダス・ゲマイネ…
それは、太宰だ。
そうだ!!
アザブ・ジュバァーン…
雅が唯一、あの鼻に抜けるような発音をうまくできる言葉。
が、ここは麻布十番でもなく、アザブ・ジュバァーンはフランス語でもない。
ならば…
デュルバァーン・セ・レレガァーンス・ドゥ・ロム・モデルヌ
違う。
アラン・ドロンじゃない。
パトリック・ルメルだ!
ぐるぐるしていたら
「イラッシャイマセ」
と日本語で言われた。
ほっとする。
おふざけは、これくらいにして。
ル・コワンヴェール神楽坂のシェフパティシエのパトリック・レメスル氏は、フランス菓子界のレジェンド。
フランスの老舗『メゾンカイザー』の製菓部門のエグゼクティブシェフを経て、フランス料理学校『ル・コルドン・ブルー日本校』の製菓上級コースのパティシエ教授だった方なんです。
※参考 神楽坂deかぐらむら
パトリックシェフがおひとりで作っておられるので、全国の百貨店から出店の依頼があってもすべて断られ、現在は、オンラインショップもお休みしているので、お店に来る以外、口にすることができない。
まるで宝石のようなケーキが並ぶショーケースの上に、クロワッサンや焼菓子が並ぶ。
天性のセンスなのだろう。
きっと。
誰もが持ち合わせているものではない。
学んで身に付くものでもない。
そんな感じがしました。
可能ならば、ここにあるすべてを食べてみたいと思うくらいに。
次の予定があったので、雅が大好きなモンブランを泣く泣くあきらめホテルで食べられるクロワッサンなどを買う。
店内を撮らせていただくのは、ちょっと気が引けたし、ノンノンと断られるのを覚悟して
「SNSで紹介していいですか?」
と会計の時に聞いてみると…
???
通じない。
もう一度言ってみた。
「SNSで紹介していいですか?」
???
困っていたら、PCでInstagram用の写真を撮っていたパトリックシェフが
「ウィ」
ではなく、ものすごく軽い口調で
「イイヨ」
「ありがとうございます」
とお互いにっこり。
ウィットに富んだパトリックシェフだった。
あとで、あぁ「店内の撮影もいいですか?」と聞けばよかった、と思った。
出口はこちら。
やっぱりパリだよ。

ホテルの窓辺にて。

チョコレートクロワッサンのアップ。
フランスのブーランジェリーは、やっぱりシンプルな紙袋だよね。
外側はサクッとして美味しい。
バターがべっちょりして手が汚れることもない。

ヌカレにも驚かされる。

外側がパリパリしていて、中がしっとり。
まるでプディングのようなのだ。
ブランデーとバニラの香りがふわっと。

最も感動したのがフランボワーズ(ラズベリー)フィナンシェ。
フィナンシェって、長方形のイメージありませんか?
あるいは、ステック状の。
ル・ゴワンヴェール神楽坂のフィナンシェは正方形。

開けて、上から撮ってみると、こんな感じ。

中はこんな感じ。
これ、写真をよく見ていただくとわかると思うのですが、食感が道明寺っぽいの。
ちょっとしっとりぽろぽろほろほろって。
これだけでお腹、満たされます。

度々、お伝えしていますけれど、家では完全なる菜食ですが、外では卵(有精卵はNG)・乳製品・蜂蜜だけは譲歩することがあります。
それでもバターだけは、ちょっと苦手なんですね。
食べた後に気持ちが悪くなってしまって。
でも、ル・コワンヴェール神楽坂のバターは大丈夫だったんですよ。
店内にもPOPが貼ってありましたが、フランス ノルマンディーご出身のパトリックシェフが最もこだわっているのがバター。
ノルマンディー産のフレンチバターを使用しているんです。
そうか、バターそのものが違うのか…
と実際に食べてみての感動です。
調べてみると、牧草とハーブを食べて育った牛のミルクを使った発酵バターなのですね。
きっと、パトリックシェフが毎日毎日、ご自身が楽しみながら作っておられるんだろうな、と思います。
作っているところは、Instagramでも見ることができるけれど、一度、お店で見てみたいなぁ…
家族が「どうしても一度食べてみたかった」と言った理由がよくわかりました。
わざわざ行ってまでも食べてみる価値ありのお店です。
※この記事を書き上げて、Instagramを見たら2026年7月26日で閉店のお知らせが…
愕然としました。
フランス産の原材料にこだわるが故の世界情勢による輸入コスト、原材料の価格高騰が要因でしょうか。
6月から燃料サーチャージが値上がりになるので、5月末にギリギリ発注して7月までの原材量なのかな、と思ったり。
そのまま売価に上乗せもできるのでしょうけれど、きっとパトリックシェフの中で、自分が作るクロワッサンの価格の上限という基準があって、それを超えてしまうのは、自分自身が納得いかないのでは?とも思いました。
例えば、ホテルならば、他のセクションでその分を吸収してホテル全体での売上げで調整することもできると思いますが、個人ではなかなか難しいのかもしれません。
迷いましたが、やはりUPすることにしました。
2026.8追記
実は、ル・コワンヴェール神楽坂閉店の翌日から、ル・コワンヴェールのInstagramがシェフ・パトリック・レメスルと名前を変えて継続しています。
閉店後、お疲れ様会などの様子がアップされていましたが、昨日(2026.8.3)の夕方は「どっちが好き?」、今朝はピーチのケーキなど新作なのか、たくさんのケーキの写真がアップされるようになりました。
もしかしたら店舗建物が解体されない限り、パトリックシェフのペースでの期間限定販売や無店舗販売、注文を受けてのケーキの製作など、新しいスタイルでの再開もあるのかな? とちょっと期待しています。
かなりのハードスケジュールでお疲れモードの閉店だったようですので、リフレッシュできるといいですね。
いずれにしても、ケーキ製作を楽しんでおられる様子に安心しました。
ル・コワンヴェール神楽坂
東京都新宿区神楽坂2丁目20-14
※All the photos used in this article were taken by the author.

というメッセージをくださったので、ほんのちょっと修正して応募しました。
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