【箸休め】俺たちの旅と坂本龍馬と…
私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。
食とちょっと離れて、観たこと、読んだことなどから感じたことを、とりとめもなくつらつらと…エッセイのようなもの
はじめます。
いつもと文体、違うよ 笑
noteという大海原の中で交流のあるYukitaka Sawamatsuさんの作品を読むのが好きだ。
ここ最近は毎週末に作品を書き上げられているけれど、仕事の関係で長い休憩が入ることもしばしばだった。
そんな時は、Yukitakaさんの過去の作品を読んでいた。
Yukitakaさんは、自分の過去の作品を読み返すことはしないし、過去の作品へのコメントにも申し訳ないが返事をしないと公言されている。
返事はこないとわかっていても、感じたことを伝えるだけでいいと思って書いていた。
思いがけず嬉しいことに律儀に毎回返事をくれた。
昨年の暮れのこと。
ある作品の短いコメントのやり取りの中で、沢木耕太郎の『壇』の話になった。
私は引っ越しをする度にたまった文庫本を整理するのだが、手元に置いておきたい本の中の1冊がこの『壇』だった。
Yukitakaさんとのコメントのやり取りを終えて、そこからは夫との連想ゲーム…。
私たちの新婚生活は福岡ではじまった。
「能古島のイベントに行ったねー」
「檀ふみってさ、映画の『火宅の人』にも出てたんだよね」
「そういえば檀ふみって慶應だよね」
「Fさんが学部は違うけど、一般教養の時に同じ授業取ってたんだって」
「Fさんって、慶應だったの?」
「あ、確か檀ふみって『俺たちの旅』にも出てたのよ」
「中村雅俊も慶應だもんね」
Fさんは、私たちよりもかなり上の方だが、夫がお世話になっている。
手元のスマホで『俺たちの旅』を検索して出てきたのが『五十年目の俺たちの旅』
「え?あ、そういえばBSでやってたのも、コレなの?」
我が家にはTVがないので、TVerでは観られないNHKとBSを出先のホテルで観るのも楽しみのひとつ。
昨秋、どこのホテルだったか『俺たちの旅』を何度か観ていた。
コンテンツの中でTVerにリンクが貼ってあって、過去の『俺たちの旅』全51話が観られるようになっていた。
TVerのドラマジャンルのところには表示されていないから気がつかないよね。
まだ、観られるみたい。
いつかはリンクが外れるね。
※2026年3月31日でTVerの配信は終了しています。
リアルタイム、子供の頃。
家庭の複雑な事情で田舎のおばあちゃんと暮らしている同級生が何人かいて。
その中のひとりのKちゃんが、毎週、放送の翌日に「昨日の『俺たちの旅』はね…」とエンディングの散文詩を読み上げていた。
聞いてる私たちは、わかっているような、わかっていないような。
今思えば、Kちゃんは早く大人にならなければいけなかったんだろうな、と理解できる。
10年目、20年目、30年目となると、さすがに内容もわかっていたけど。
雅、子供の頃、あのドラマの切なさをわかっていたか?
ということで、一気観しちゃった。
ワカメがなぜワカメなのか。
オメダがなぜオメダだったのか、今更ながら知る。
そして、子供には無理だったな、ということも。
『五十年目の俺たちの旅』の対談の中で、田中健が「自分の中で『俺たちの旅』は完結していなかった」ということを言っていて。
あぁ、私もそう思っていた、と思った。
洋子が亡くなったら終わる旅でもないと思っていたから。
ほんとうは40年目もスペシャル版で予定していたらしいけど、齋藤光正監督が亡くなって止まってしまっていたことも対談で知った。
さて、51話、全部観終わって。
映画館へ足を運ぶか…。
映画館で等身大で観たら、また、違うんだろうけど。
なんとなく、箱(TV)で観たいんだよね。
親に隠れてこそっと観ていた、あの感覚で。
今はTVはないからタブレットで観ることになるんだけどね。
ということで、保留中。
それで、坂本龍馬って、何よ?
どう関係あるの?
と思われた方。
あの頃『俺たち』シリーズがいろいろあって。
1980年の単発ドラマ
『俺たちの明日 ~坂本竜馬、中岡慎太郎!!幕末に散った壮絶な青春~』
で中村雅俊が演じた坂本龍馬にはじめて出会う。
そこから雅の龍馬バカがスタートした。
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、龍馬が登場する本を買いあさり、ドラマや映画をすべて観…。
母に「生きた男はいないの?」と心配されるほどに。
大学に入学して最初の頃のサークルのコンパで、実家が寺だという先輩が「好きな時代や場所は、過去世の自分と関係あるらしいよ」という話をして。
「じゃあ、いつが好き?」ということになった。
広げるとまとまんないから日本に限定しようよ、ってことで。
雅は安土桃山と幕末と大正時代。
安土桃山と大正は、誰が好きっていうことではなくて、文化美術、建築が好き。
幕末が好きというHくんと意気投合したのはいいけれど「じゃあ、誰が好き?」となって。
「坂本龍馬」って応えたらいきなりの「なにぃ~龍馬だとぉ~会津白虎隊はなぁ・・・会津白虎隊はなぁ・・・」と彼は号泣した。
まるで、その時代に生きていたかのように。
今ならわかる。
Hくんの気持ち。
今、彼、新聞記者やってるけどね。
生きた男が現れて、常に隣にいてくれるようになって、いつの間にか雅の龍馬バカもどこぞへ行って。
幕末という時代全体で見られるようになったからかもね。
まるでこれが史実と思い込まれるほどの司馬遼太郎の『竜馬がゆく』も司馬遼太郎の創作だと冷静に読めるしね。
会社勤めをしていた頃に落ち込むことがあると必ず観ていた武田鉄矢のドラマ『幕末青春グラフティ坂本竜馬』も映画『幕末青春グラフティRonin坂本竜馬』も、好きなシーンのセリフもソラで言えるほどだったけど。
武田鉄矢だって、いつの間にか緒方洪庵になったもの。
3月の京都でこれを撮ってきた。

説明アップ。
中村武生先生の説、説得力あるものね。

ということで、次回からは中村雅俊の故郷、宮城県からスタートの東北編に移ります。
3月の京都編は、また、その後で。

いいなと思ったら応援しよう!
雅の記事を楽しんでいただけたでしょうか?
いただいたチップは、取材時の旅費に使わせていただきますね。