見出し画像

千葉県市川市 医療的ケア児入園相談・申請の流れの問題点を時系列でまとめ

24時間人工呼吸器管理、肢体不自由の医療的ケア児の市川市での保育園入園の相談から申請までの我が家であった事案を紹介させていただきます。

相談から申請までの流れで、市の入園課の運用に問題点があると感じました。時系列でまとめて、課題点含め紹介させていただきます。

市川市の医療的ケア児の入園に向けてのフロー

市川市の医療的ケア児の入園に向けてのフローは健常児とは異なるフローとなっています。フローは下画像の通り。

2025年9月5日に受け取った 市川市 医療的ケア児保育施設利用申し込みの流れ プリント

ちなみに上記のステップになっていることは「入園面談及び医療的ケア利用申請」の段階で知りました。後述紹介の「<2025年9月5日>市看護師による入園面談」でプリントを配布されて知りました。

それまでは、2025年8月頃に情報公開されるので、そちらをご確認くださいと案内され、公開を待って公開されたページを確認し、ステップを認識していましたが、微妙にニュアンスが違う表現となっております。
2025年9月5日に看護師面談をするまでは市のWebページに案内されている下画像で認識していました。


登場人物・施設・組織の仮称

以下記載されている匿名または略称で表記する関係者・施設・組織が多いため、わかりやすい仮称にして紹介していきます。

関係者・組織

以下 関係者・組織:仮称 一覧

  • 発達センター医療的ケア児コーディネーター:発達センター医ケアコーディさん

  • 市川市 こども部 こども施設入園課:入園課

  • 市川市 こども部 こども施設入園課 担当者:入園課担当者

  • 市川市 こども部 幼保施設管理課:幼保課

  • 市川市 こども部 幼保施設管理課 担当者:幼保課担当者

  • 市川市 こども部 幼保施設管理課 嘱託医:嘱託医

  • 度々気にかけてくれる市議会議員:市議会議員さん

  • 入園させたい我が家の重症心身障害児かつ医療的ケア児の息子:対象児

市から案内された医療的ケア児受け入れ検討可の申し出があった私立保育園

アルファベットが多くなると認識しにくいと思うので、動物名で仮称設定します。

  • 私立ぞうさん保育園
    見学必須園
    医療的ケア児の受け入れ経験有。
    施設長さんも看護師さんも主任保育士さんも対象児に見学で会った上で、「受け入れられる」と心配しないで大丈夫ですと温かくおっしゃってくれた園。
    医療的ケア室も確立されており、バギーでも移動がしやすい広々導線構成
    エレベーターがあり、上の階への移動も問題なし。
    環境としてはすごく申し分ない施設。

  • 私立ねこさん保育園
    医療的ケア室が確立されており、バギーでも移動がしやすい広々導線構成
    福祉車両がとめられる駐車場有。
    1階がかなり面積が広く、ローラックで間取りを作っているため、間取りを可変できるオープンなつくり。現状4,5歳は2階だが、対象児が入園して4,5歳になった場合でも1階で過ごせるように4,5歳も1階に構成することも可能と申し出てくれた。
    施設長も在籍看護師自身も受け入れに意欲的で、在籍看護師の内1名は呼吸器の児童の看護経験者で、後述の市の看護師よりもはるかに医療的ケア児のケアの話をするときに話が通じやすかった。
    「必要な物品や設備があれば園でそろえるので教えてくださいね」とも言っていただいた。
    環境としてはすごく申し分ない施設。

  • 私立うさぎさん保育園
    見学必須園
    医療的ケア児ではないが何人か障がいを抱えた児童が既存で在籍している園。
    対象児と会った上で、我が家の現状もお話聞いていただき、そういった話を聞いた上で「なんとか協力してあげたい。必要な設備があれば市の助成等もあるので揃えたい」とおっしゃっていただいて、すごく心配と協力したいということはおっしゃっていただき、温かい対応をしてくれた。園の状況としては看護師の配置上、4月入園は難しいがその先でよければ検討したいと申し出てくれた。

  • 私立きりんさん保育園
    見学に行くと市からあまり話が伝わっておらず、医療的ケアが発生する毎に保護者が保育園に来て医療的ケアを行っていただけるなら受け入れ検討可と言われた。それでは就労に現実味がないため、入園することは難しい園と感じた。

▼以下は市とのやり取りの時系列▼

<2024年春頃>対象児がNICUに入院中の出生直後2024年春頃から入園課に複数回相談

対象児がNICUに入院中の出生直後2024年春頃から入園課に複数回相談に行った。「医療的ケア児の入園相談はスケジュールが決まっており、令和8年度の4月入園のスケジュールは2025年7月か8月頃に情報が公開されるので、公開されたら申し込み期間に入園相談の申し込みをしてください」と案内されていた。

<2025年3月>対象児GCU卒業 在宅介護へ移行

<2025年春か初夏頃>発達センターの医療的ケア児コーディネーターから見学を進めることを助言されるが対象園がどこかはこの時点では具体的に挙がらず

情報が公開されるまでの間、2025年春か初夏頃に発達センター医ケアコーディさんから「保育園の見学を進めておいてください」と助言され、「どこが医療的ケア児対応園なんですか?リストをいただけますか?」と私から発達センター医ケアコーディさんへ質問で返しました。

発達センター医ケアコーディさんからは「入園課へ確認します」と回答があり、後日入園課担当者さんへ問い合わせをするように言われる。
入園課担当者さんへ問い合わせの電話をし、入園課担当者さんからは「入園相談の際にそのあたりも含め相談お聞きしますので、今は見学等は進めていただかなくて大丈夫です。」と言われる。

そのため、2025年7月頃から令和8年度4月入園の医療的ケア児の案内が公開されるのをチェックし、申し込み期間の9月に入ってすぐ入園面談の申し込みをした。

<2025年9月5日>市看護師による入園面談

面談中に配布された「医療的ケア児保育施設利用申し込みの流れ」

市川市 医療的ケア児保育施設利用申し込みの流れ

医療的ケア児対象園はどこか教えてほしいと再度相談

面談の最中も再び、医療的ケア児対象園のリストがほしい旨を伝える。希望のエリアを聞かれ、「どこかしらには絶対入りたいので、どこの園がいいというわがままは言える状況にないので、どこが受け入れているのかを全て教えてほしいです。その中から通園しやすいところを検討します。」とお伝えた。その場では即答はなかったので、見学はそろそろしないといけないのではないですか?」とお聞きすると「まだ見学は急がなくてよい。体験会の時にお伝えします。」と言われる。

体験保育及び医療的ケア嘱託医の診断を行う保育園の選定に疑問

医療的ケア児対象園を提示いただけていない状況で体験保育の希望園を聞かれ、公立園だと障がい児の受け入れもしているということを言われていたので、一番最寄りの公立園の▲▲保育園ではどうかと私から質問を返し、問題ないということだったので、今ある情報の中での判断では▲▲保育園で調整をお願いすることにした。
その際、私からは何度も「医療的ケア児を受け入れしている対象園の情報提供がないまま、希望園を伝えることはできないですよね?希望としてはそりゃお兄ちゃんの行っている●●保育園にしたいですよ。でもその園は園長に会った時に聞きましたが、うちでは受け入れられないって言われましたよ。だから希望園にできないですよね?だから選択肢を提示されていない段階で希望選べって言われてもはなから受け入れ無理な園を希望で出すってことでしょうか?」とお伝えした。

面談担当の看護師の医療的ケア児に対する知識に疑問

看護師に「これがアンビュー?ちょっと見せてもらってもいい?」と言われる。「アンビュー見たことないのですか?」と質問すると、看護師さんは「病棟の看護師じゃないからね。」と回答される。医療的ケア児の入園面談であるのに、面談相手の看護師からの質問内容が医療的ケア児に対する知識に疑問を感じるものが多くあった。医療的ケア児への知識が少ない看護師が面談を行っているのは、適切な人材が面談を行っていると言えるのか疑問に感じる。

<2025年10月29日>10月30日予定だった体験保育及び医療的ケア嘱託医の診断が園都合によりリスケ

2025年10月30日に「体験保育及び医療的ケア嘱託医の診断」を公立保育園で行う予定だったが、園でインフルエンザ流行のため11月6日にリスケ。通話履歴をたどるとおそらく10月29日にリスケの電話。
リスケの電話をいただいた際に、「体験会の際に対象園のリストを教えていただくことになっていたが、日にちがさらに先になってしまったため、この電話で教えていただけないか」と母親が聞くと、担当者が失念していたことが発覚、今から各園に問い合わせすると言われる。

<2025年10月30日~11月6日>の間に順次受け入れできそうと確認が取れた園の園名の情報提供の電話をもらう

後述の公立園での体験会及び嘱託医の診断の日(11月6日)に入園課から「1,2,3月入園の申し込みが11月28日締め切りのため、11月28日までには見学必須園は見学を終えないといけない」と言われる。
(母親の意向としては、復帰自体はそろそろ叶えたいのと、医療的ケア児で受け入れ間口が少ないことも承知しているため、4月入園にこだわらず、1月でも2月でも3月でも受け入れできる園ができ次第復帰したいと思っていることは意思確認された際に何度も回答していた。)

<2025年10月30日~11月上旬>順次対象園の見学申し込みを保護者が電話し、スケジュール調整

市内全認可保育園の内、私立は4園のみ(2歳児クラス入園のため小規模は除外した)。
内1園は医療的ケア児の内容がうまく伝わっておらず、実際に見学に行くと、医療的ケアが発生した時だけ保護者が園に来て保護者が医療的ケアを行っていただくなら可と言われた。
就労をする上で、痰の吸引や体位交換等の発生の度に保護者が園へ行って医療的ケアを行うことが現実的ではないと入園課や幼保施設管理課は判断できなかったのか、充分に園へヒアリングを行えていなかったのか、疑問を感じた。
健常児の保育園見学でも、園の都合もあり、見学申し込みの電話をした日がら直近で見学ができないことも多々ある中、医療的ケア児は園長・看護師・主任保育士等、健常児以上に園側で見学時に同席が必要な人物が多く、スケジュール調整上、電話した日から日数を要してしまうこともあった。
再三、発達センターに依頼している安全に移動するための移動具である福祉バギーの製作が遅れている影響で、未だにメーカー規格外の改造ベビーカーでの不安定で危険な移動を強いられており、福祉バギーなら母親一人で子と移動はできるが、このような状況の移動のため、父親の仕事を調整しての移動になるということは説明しているにも関わらず、健常児見学でも発生しないような短期間での見学スケジュールを強いられたことに不信感が募った。

<2025年11月6日>体験保育及び医療的ケア嘱託医の診断 公立保育園

体験保育とは名ばかりの内容

保育園側から何かケアを見せてほしいとか教わるようなこともなく、質問もなかった。
質問はすべて入園課や幼保施設管理課からの嘱託医か看護師からのみであった。
対象児はクッションマットに寝かされているだけで、保育体験は一切なかった。

障がい児対応とは名ばかりの設備と運用

障がい児対応と市のWebページに記載しているにも関わらず、車いすなどの肢体不自由児の対応はできていない設備環境だった。
2歳児クラスは2階になるので登園時に2階に保護者のみで連れて行けるかと聞かれ、驚いた。
肢体不自由で人工呼吸器がついていることは知っていたにも関わらず、障がいで首は座らない子のため、横抱きでモニターと呼吸器を手で持ちながら階段を上がり2階に登園するならば、障がい児対応と記載してよいのか疑問に残る。障がい児対応園にも関わらず、我が子はここでも置いてけぼりにされていると感じた。

入園課や幼保施設管理課からの嘱託医のマインドに疑問

嘱託医から「児発で集団生活に慣れてからにしませんか?」と言われたので、「児発にはずっと通わせたいと思っています。でも空きがないんです。24時間呼吸管理が必要な子の受け入れ先がないんです。児発に通ってないと入園できないんですか?」と嘱託医に問うと「まずは集団生活に慣れさせてから」と言われたので、「それだといつ児発に通えるか目途が立っていないのに、育児休業の期限が過ぎてしまうと私は職を失うんです。」と伝えると、嘱託医は「職は知らない。私は子供しか診ないから。」と突き放されました。
入園相談をしている保護者向けの入園課や幼保施設管理課からの嘱託医の発言としては不適切だと思います。児童が入園できるように医師の意見を聞きながら調整するのが入園課の役割ではないのか、と不信感を抱きました。その後も嘱託医は「私が病棟にいたころはお家には帰れない子がたくさんいて…」と昔話かつその経験談すべては今回の体験保育をしている我が子と比較するに一致する子であるかも疑問の話を延々とされ、何とか入園できる環境はないかという姿勢ではないのではないかと不信感を抱いた。
ましては、長期間診てきた主治医は通園に対して否定しておらず、対象児自体に免疫疾患があるわけでもなく、脳出血等の脳障害のため、呼吸と肢体不自由以外に障害はない状態。健常児に対して集団生活に慣れさせるために児発に通ってからという条件は付けないはず。集団生活をしたことがない57日の入園受け付けや生後半年以降からは延長保育も受け付けている状況下で、医療的ケア児だからという過剰な制限は人権侵害にあたるとさえ感じる。
嘱託医は対象児の何を診察して「集団生活に慣れさせてから」という条件を強く主張したのか、医学的な説明はなかった。単に医療的配慮が必要な児童だからという医療的ケア児を一貫した一律の判断にしか会話をしていて感じなかった。
集団生活経験の場が必要ならば、児発に空きがなく通所の見込みがないのであれば、保育園で集団生活経験の場として慣らし保育を行っていくのも経験の場としては十分だといえるのではないかと思う。
また、医療的ケア児法についても適切に認識していなかった。

余談にはなりますが、この体験会での市側の担当者達と嘱託医の対話の言動により、家に帰ってからとてつもなく悲しい思いとなり、数日間何もかもが嫌になるくらい気持ちが落ち込みました。
また、関連性は不明ですが、体験会の数日後に虚血性腸炎となり、数日間ダウンしました。
この体験会での担当者達と嘱託医の言動は少なくとも私にとってはとても心的ダメージとなったのは事実です。

<2025年11月中旬~12月初旬>私立3園見学完了

見学必園は申請締め切り日までには見学を終えていなければいけない。
私立4園中、2園は見学必須園だったため、この2園は1,2,3月入園は11月28日、4月入園は12月5日までには見学を完了しておく必要がある。

ややこしいのは、医療的ケア児は医療的ケア児の入園の流れを踏まないと入園調整がされないという条件がある。それは、年に決まったスケジュールでのみ受け付けられており、4月入園としてスケジュール設定されているが、直前の1~3月入園も適用されるというとのこと。

見学必須園の内1園は園側でインフルエンザが流行したため、リスケが挟まり、1,2,3月の入園申し込み締め切りの11月28日までには間に合わなかったが、4月入園申し込み締め切り直前の12月3日というギリギリの日程で見学を完了した。

この時期に待ちに待った短期入所施設の初診日(国立成育 もみじの家)や月1の定期通院や入院が予定されていたため、夫も仕事を調整しないといけない日数が多くなっており、そのような中、急いで園見学を完了しないといけないことは、かなり負担が大きかった。

<2025年11月17日>医療的ケア児保育検討会

公立▲▲保育園での体験保育の様子をもとに11月17日に検討会が実施される。
この検討会で否決された場合は、入園申請すら受け付けてもらえなくなる。

<2025年11月下旬>検討結果通知

11月下旬に通知書とその後、電話で内容の説明があった。
検討会を実施した園では、2歳児クラス以上は2階の部屋になり、2階へ医療器材を持ちながら移動は困難と判断かつ、指定された年齢のクラス以外の部屋での保育も不可ということで、入園申請を受け付けられないという旨だった。
率直な感想としては、「は?」だった。
公立園で、エレベーター等もなく、卒業まで1階での保育が叶わないなら事前にその旨わかっていたじゃないか。
本当に誰が得をする入園までのフローなのかわかならい。

結局、前述の母親が入園課に電話して伝えた受け入れに積極的な私立園での再検討会の実施を提案され、もう一度検討会をすることとなった。

検討会は受け入れ検討できそうな園の中から代表会場1件で行い、他園含めて保育園での生活ができるかを検討する会ではないのか?

全ての対象園で検討会を実施するつもりなのか?
申請締め切りは厳守でタイトなスケジュール設計なのに?
というか対象園として該当しそうな園の選定がなされていない中、検討会会場の園を保護者に迫るからこういうことになっているわけであって、なぜ、看護師面談後に各園へヒアリングをして対象園を選定した後に、その選定した園の中から検討会会場を保護者と相談するというフローになっていないのか。各ステップで辻褄があっていないからこのようなことになる。

全くもってどうしてこういう設計をしているのか理解しがたい運用に、寄り添う姿勢を感じることができなかった。

<2025年12月4日>2回目の体験保育及び医療的ケア嘱託医の診断 私立保育園

医療的ケア児の保育経験があることと、エレベーターもあり、医療的ケア室が確立された医療的ケア児の保育に申し分ない私立園での再検討会。

<2025年12月30日>再検討結果通知書が届く

匿名にした検討結果通知書

上記の通知書が届いたため、下記のような内容の質問状を通知書発送元へ送付しました。

(仮称)私立ぞうさん保育園の1園のみの可決に疑問

検討結果「医療的ケアを行う。ただし、利用保育施設は (仮称)私立ぞうさん保育園に限定します。」
1回目の検討会期間中に私から受け入れに積極的な園として入園課へ連絡した園で再検討した園のみ申請の受付許可が納得できない。
体験保育をした園の中でのみでの検討なのであれば、入園に向けたフローの設計に根本から問題がある。
そもそも、健常児に比べて選択肢がごく少数の施設しかない中、市から案内されたいくつかの施設に見学に行ったにも関わらず、体験保育を行った園のみ申請の受付を可決というのは、入園に向けたフロー設計に問題があるとしか言えない。
現状であれば、私立ぞうさん保育園の1園のみでしか利用調整がされず、ぞうさん保育園自体がすでに定員に達しているのに、なぜ、(仮称)私立ねこさん保育園などは除外されたのか、ねこさん保育園もぞうさん保育園と設備環境等同等の保育園なのに、利用調整の園から除外された理由を説明をしてほしい。

今後の流れ①②に矛盾が生じている。

①で選考結果を待つ状況下にも関わらず、②で費用負担が発生する医師の診断書を面談日までに準備する指示。
医療的ケア児の主治医はほとんどの場合規模の大きい総合病院である。総合病院の診断書の完成期間を知らなさすぎる。1か月くらいがベースで、医師の状況により、2~3か月くらいかかることも多々ある。
4月入園の場合、面談日がいつ頃になるのかの記載もないが、4月入園の結果が1月29日に通知書発送の予定となっていることを考えると、2月か3月に面談日となるのではないかと考えると、1月29日の選考結果が出てから診断書記入の申し込みをしても面談日に間に合わないことは容易に想像できる。とすると、選考結果が入園保留となった場合、診断書作成にかけた費用と医師の診断書記入工数を無駄にするということになる。なぜこの矛盾する設計なのか疑問である。

検討結果の②③④⑤⑥は医療的ケア児に限定したことではなく、健常児の内定通知等にも記載されているものなのか

条件で挙げられている②③④⑤⑥は健常児にも言えることであり、通園するに当たり前のことである内容と受け取れる。そのようなことをあえて検討結果通知書に条件として記載するということは、健常児の内定通知書等にも当然記載されていると受け取るが、もし、健常児の内定通知書等に記載されてないとなると、医療的ケア児に対する過剰な条件提示として差別と受け取れる。

検討結果の⑦は通所できる施設がない状況下での必要性に疑問を感じる

通所できる療育施設がなく療育を利用できないので、入園を許可できないというのはいささか寄り添う姿勢も合理的配慮にも欠けるのではないかと散々申し上げている通り。なぜ必要に迫られるのか具体的な説明がなく、納得ができない。

検討結果の⑨は対象児家庭にいうのではなく、医療的ケア児コーディネーターに言うべき内容である

具体的に誰を示しているかも明記されていない。誰宛てに連携を図ればよいのか明記がない以上、誤認に繋がる。
対象児に関する医療的ケア児コーディネーターは複数名いる。
発達センター医ケアコーディさん、相談支援員さん、通所相談をずっとしている児童発達支援事業所の医ケアコーディネーター、幼保施設管理課担当者さん、など、複数いることを認識している中、誰に連携を図る必要があるか明記されていないのは条件の通知書と説明不足と感じる。

<2025年12月30日>度々様子を伺っていただいている市議会議員さんに一連の流れと結果通知について問題提起の連絡をする

一連の経緯を説明し、市議会議員さんの方でも整理していただき、矛盾が生じていると認識いただいた。並行して、担当課へ質問事項を市議会議員さんからもしていただき、回答を待ち(2026年1月16日現在)。

<2026年1月6日>幼保課担当者へ電話

質問状についての回答を聞く電話をしたが、回答は改めて正式にさせていただくという返答のみで、この日は回答を得ることはできなかった。
1月末までには回答するということで正式回答を待つしかない状況となった。

2026年1月16日現在まだ回答待ちのステータスのため、この後の経緯は、アップデートがあり次第記載していきます。

<2026年6月29日>市川市議会令和8年6月定例会で一般質問に取り上げていただいた

入園までのスケジュール設計について

対象園候補の情報提供からたったの29日間で見学必須園は見学を完了しないといけない状況。(その間条件付けされた療育通所に対応するために、各療育施設空き枠の無い中、各施設に無理やりねじ込んでもらう交渉と母子同伴見学と契約をしに施設へ訪問も加わる)

時系列まとめ画像

こども家庭部長の回答=「」

「余裕のあるスケジュール設計が必要であると認識しております」

現行のスケジュール設計でどこが余裕のあるスケジュール設計なのか?
これを設計した担当者、それを承認した上席の設計判断力に疑問を感じる。

「あまりに早い段階で入園面談を実施した場合、入園までの期間が長くなることでその間にお子様の成長や病状の変化などにより、医療的ケアの状態が変化し、結果として入園の再検討が必要になる場合も生じるものと考えております。」

この視点と
余裕のないスケジュール設計を強いるのとで

「状況によっては、1、2か月程度の前倒しであれば、お子様の状態の変化による影響が少ないと考えられることから来年度の入園に
向けては、現状よりも早めに入園面談を開始できるよう保護者にとって負担の少ないスケジュールを検討していきたいと考えおります。」

間の良案を見いだせているのに
なぜ、それを設計の段階で設計することができなかったのか。

看護師面談

体験保育及び診断会前の入園余地がありそうな園リストアップ

体験保育及び診断会場決定

体験保育及び診断

検討会結果申請受付可能園を通知

それをもとに各園の見学を進める

申請

であるべきではないのか?
なぜうちは見学必須園3園の見学と
入園までにと入園後も療育通所を条件付けされたため
重度の医療的ケアが必要な次男を受け入れてくれる施設の空き枠の無い中
入園後の通所の目途が立たないけどとりあえず無理やりキャンセル出た時のスポットや療育内容ではないけど親子交流会などのイベントなら来ていいよというところにねじ込むために見学と母子同伴と契約を3施設、
29日間でしないといけなかったのか。

どういう視点でこのスケジュール設計をしたのか、疑問であるし、何よりも少なくとも情報発信をしている我が家は1ケースとして、健常児入園にはあまり発生しないスケジュール感で入園申請をする動きとなった結果は記録、認識してほしいと思います。

医療的ケア児入園対応園のリスト化と市ウェブサイトに公開掲載について

私個人としては、別にウェブサイトに公開していなくても、看護師面談後にある程度受け入れ可能余地のある園の候補園を教えてくれれば良いと思いし、市では工数上対応できないというのであれば、最初からそう言ってくれていれば、保育園へ直接電話かけまくって入園の余地がありそうな園を探します。今回、我が家では、何度も確認したが、「看護師面談後に看護師が面談したことをもとに市担当者が各園へ聞き取りをする。それが終わってからの見学でよい。」と言われ続けたために、前述のスケジュール設計のずさんさから健常児入園には発生しないような負担の大きさになった。

「お預かり可能な保育施設を市公式ウェブサイトで公開することは保護者の負担軽減や利便性の向上に指することから前向きに検討すべき事項と捉えております。」

捉えているなら現行そうなってないのはなぜか。

「一方で一覧に掲載されている施設であっても、お子様のケアの種類や看護師の採用状況により受け入れが不可となる可能性や逆に一覧に掲載されていない施設であっても受け入れが可能となる可能性もございます。」

いやいや、公立園でもう障がい児可否掲載していますよね?

市川市立保育園のページ

仮に障がい児と医療的ケア児は違うという反論だとしたら

この画像の園で体験保育しましたけど、障害が下肢不自由の車いすだけのこでも受け入れできるんですか?エレベーターもなく、年齢毎のクラス以外での保育は不可なのに?
もうすでに混乱は生じていますよ。この画像のページの保育園で体験保育及び診断会をしたのは、市の担当者から「公立園は障がい児だから受付しないとかはないので」と言われたからです。すでに混乱は生じています。

「そのため、掲載方法については保護者の皆様や各施設において混乱が生じることがないよう注釈をつけるなど工夫も必要であると考えております。」

むちゃくちゃ当たり前のことを言っている。工夫でもなんでもない。
何するにも、ケースバイケースは生じるし、注釈をつければすぐ案内をできる情報をわざわざ「注釈をつける工夫が必要」と回答すること自体が対応力の無さを表していると感じる。
というか現状、市の公立園のページに注釈ついていませんけど。こども家庭部の回答自体が矛盾だらけで非常に残念である。

課題点

医療的ケア児対象園の情報がないまま見学や希望園を聞かれても
リストがないまま見学や希望園の検討ができないことを理解していない

発達センター医ケアコーディさんからの助言時やその後の入園課担当者さんへ問い合わせをした時、看護師面談の際にも何度もそれを申し上げていて、入園課担当者さんからは「看護師面談後に看護師から園にヒアリングし、受け入れを検討できそうな園を紹介する」と言われた。

早い段階から複数回入園フローの確認の相談をしていますが、「医療的ケア児対応園については、各園へ保護者の方がお問い合わせください」等は一言も言われておらず、入園課担当者さんからは前述のようにも案内されているため、見学に行くのも希望園選定をするのも市からの情報提供待ちの状態だった。
そのようなステータスの中、看護師面談時に体験保育をする希望園の選定を迫られた。同時に、看護師面談時に「見学はまだしなくて大丈夫、体験保育の際に受け入れられそうな園リストをお伝えする」と言われ、案内していることと、決定しないといけないことの手順の順番やスケジュールに矛盾が生じていた。

やむを得ず、「公立は全て障がい児受け入れをしている」という情報のみから最寄りの公立園ときょうだい児(長男)が通っている園は園長が事前に医療的ケア児不可で回答いただいてたが、聞くだけ聞いてもらうことで、体験保育の希望園として回答した。

逆算してどのようなステップ、スケジュールが必要か医療的ケア児に対しての知識が不足している

前述のように、医療的ケア児の入園の余地がある対象園の情報がない中、希望園選定を迫ったり、健常児に比べて大きな負担となる要素を認識できていない。

人工呼吸器等の複数の医療機器と多数の医療物品と共に移動が必須の医療的ケア児を安全に移動するためには福祉移動具(バギー等)が必要であるが、現状バギーがまだ納品されていないという状況を聞いて、どのような負担があるかも認識できていなかった。

申請期間厳守による、健常児でさえ発生しないような極めて短期間での見学・希望園の選定を迫られたことに、合理的配慮も寄り添う姿勢も感じることができなかった。

担当課の姿勢として医療的ケア児の入園に対して過剰な消極性を感じる

前述の嘱託医のマインド、前述に紹介した通りの医療的ケア児のフローのステップ構成とスケジュール設計、後述記載の我が家での検討会結果内容、それらから、今回相談から申請までを行った家庭として、入園担当課の姿勢は積極的に取り組む姿勢であるとは感じることはできなかった。

医療的ケア児に対して保育を行う体制の拡充が図られるよう、医療的ケア児に対する支援についての検討をする気があるとは感じることはできなかった。

医療的ケア児の入園相談の面談相手の看護師の医療的ケア児に対する知識不足

前述に記載の通り

市内に受け入れの施設としては申し分のない十分な園はあるにも関わらず、市が申請受付に消極的である

見学に回った結果、医療的ケア児の受け入れに申し分のない園が2件あった。

2園とも、医療的ケア児室が確立されており、医療的ケア児の看護経験者が在籍、バギーでも移動しやすい広々導線、福祉車両用駐車場、エレベーターの設置や1階で卒業まで在籍できる、園側自体が医療的ケア児の受け入れに意欲的(対象児に会った上で受け入れたいと申し出てくれた)、といった園の姿勢、環境、設備に申し分のない園があった。

園側は受け入れに意欲的だが、後述の検討会結果で出された条件では、消極的と評価する内容であった。

その他

看護師面談の際に「24時間呼吸器管理の子の預かり例はほぼない」と言われました。

それからしばらくして、まったく別の機会に出会った状態が似たような呼吸器のお子さんのお母さんに保育園入園を申請していると話すと、そのご家庭も以前入園申請に向けて動いている時に「なんか遠回しに断られているように感じた。嘱託医の診断の時に、呼吸器はずれてから通園させてはどうですか?と言われた。家帰ってボロボロ泣いた。」とそのお母さんからお話いただきました。その後、2歳半になって日中呼吸器を外せる時間ができて、公立園に入園することはできたそうです。

24時間呼吸器管理の子の例がないのは、市が断り続けてきたからではないのか、と感じたエピソードでした。

市内に医療的ケア児を受け入れる園はあるのに、市が消極的というのは国の方向性と矛盾している動きをしていると、市川市の姿勢に疑問を感じる経緯でした。

今は入園申請の結果待ちの状態ですが、こんなに気力と動力を費やして、入園できなかった場合、とても悲しいですし、入園できたとしてもすごく運用設計に疑問をいただく設計になっているので、市には改善してほしいと願っています。

いいなと思ったら応援しよう!