見出し画像

【心の城・縁側小話】城主がホットケーキを焼いた

🦎🎀「今日はホットケーキを焼く!」

張飛「大丈夫か!?」
🦎🎀「なにが?」

張飛「この前そう言って、ナンになってたじゃねえか!」
🦎🎀「今度はホットケーキミックスを使うから大丈夫!」

城主はそう言ってホットケーキミックスを手に持ち、
意気揚々と厨房へ向かう。

🦎🎀「卵と、牛乳嫌いだから豆乳いれよ」

張飛「もう違うじゃねえか!」
劉備「ははは。もう少し様子を見よう」

🦎🎀「150ミリリットル……。だいたいこんなもん」

張飛「はかってねえ!!」
関羽「……大丈夫か?」

🦎🎀「なんか足りないから、もうちょっと豆乳入れよ」

張飛「足りねえ!ボタっとしてるぞ!!」
諸葛亮「ふふっ。だんだん、ドキドキしてきましたね」

🦎🎀「よし、焼くぞ!」

張飛「広がってねえ!本当に大丈夫か!?」
趙雲「……問題ありません」

張飛「問題だらけだよ!」

🦎🎀「ひっくり返して、……おお、いい色!!」

張飛「奇跡だ!」
司馬懿「……記録する」

ー🥞ー*ー🥞ー*ー🥞ー*ー🥞ー

🦎🎀「みんな〜、ホットケーキ焼けたよ〜」

張飛「うまい!」
劉備「ははは、おいしいな」
関羽「うむ」

諸葛亮「ふふ。途中はどうなるかと思いましたけど、
ちゃんと完成しましたね」

趙雲「……もぐもぐ」
司馬懿「……(高速記録中)」

🦎🎀「4枚できるはずなのに、
3枚しか焼けなかったのは、内緒にしとこ」

🦜🎀「きっと豆乳が少なかったんだね」
🦎🎀「たぶんね」

🦜🎀「でも、これおいしいよ」
🦎🎀「よかった」

大雑把な城主の焼くホットケーキは、
ちょこっといびつ。

でも、縁側には武将たちの明るい笑い声と、
おいしいという笑顔が溢れていた。


🥞ナンになっちゃった日の話はこちら


🍵……🍡……🦎🎀……🦜🎀……🍡……🍵

▶別の日に起こった縁側のできごとは、こちら


▶このマガジンの歩き方はこちら


いいなと思ったら応援しよう!