溜め息|風まかせ文芸部
ここ数日溜め息ばかりだ。
いい加減吹っ切れよって言われるけど、心って自由にならねぇよな。
もう終わったことなのにさ。
溜め息ばかりついてると幸せが逃げるって言われるけど、幸せに逃げられたからため息ついてるんじゃん。これ絶対順番逆だよな。
いつも遠くから見てるだけ、それで幸せだったんだ。
あの笑顔が最高でさ、ずっと見てても飽きないんだよ。
笑顔だけじゃない、困った顔も、怒ってる顔も、泣いてる顔 (見たことないけど) も、普段の顔も、全部が全部好きだったんだよ。
ストーカー紛いのことまでして家も知ったし、俺が聞いたとは知られないように、ずっと遠回りしてスマホの番号も知った。
そしてなにが幸いするか、些細なことで知り合いになって、そんで友達になって、単なる憧れが強烈な憧れともう元には戻れない恋愛感情になってたんだよ。
色々想像もしてたんだ。
キスに始まりキスに終わる毎日だとか、乳首ドリルみたいなこともやったりやらなかったり (やらんのか~い)。
さすがにケツに如意棒は想像もできなかったんだけどな。
それなのにどうして…………。
なんで彼女なんてつくるんだよぉ、浩一のバカァ!
俺のお前への愛が終わっちまったじゃねえか。
仕方ねぇから俺も彼女でもつくって、浩一んとことダブルデートでもするか。
いい寄ってくる女性もいるから彼女ならすぐできるしな…………たぶん。
なんてな…………あ~あ。
お題:「溜め息」
iさま お世話になります。
よろしくお願いいたします。
矢沢永吉 / 真実
