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消えた伝言版

⇩⇩⇩こちらの企画に参加させていただきます⇩⇩⇩

みかんさん お世話になります。
よろしくお願いします。

第54回 3つのお題(昭和ノスタルジー)
 お題①:「消えた伝言版」
 お題②:「下駄箱の手紙」
 お題③:「茜色の自転車」
 お題④:イラストから空想した世界を書いて下さい。


創作のルール(いつものゆるルール)
 
3つすべて使ってもOK、気に入った1つだけでもOK
 詩、童話、掌編、ヘンテコ物語、なんでもござれ
 自由に、即興でも、のびのびと🍀
 今回のお題は難易度高めですが、チャレンジお待ちしています。
参加について(自由参加・ゆるっと歓迎)
 
このお題を使って、自由に表現してみてください。
 投稿の際には、ハッシュタグ #3つのお題に空想のひらめきを
 このページを貼り付けて下さい。

僕は急いでいた。チャリを立ち漕ぎしながら必死で駅への道を飛ばしていた。どんな用事かも分からないけど、女性からお誘いを受けて無下にはできない。だけど、気付いた時、すでに待ち合わせ時間が訪れていた。

僕が急いでる理由はただひとつ。これが二度目のチャンスだから。
以前にも下駄箱に入れられた手紙があったのだけど、僕はまったく気がつかず、結果的に無視した格好になってしまった。手紙をくれた子は泣いてしまうし、その女友達連中には責められるし、知らなかったんだから理不尽とは思うけど、泣かれてしまうと謝らなきゃならない。

「5時に駅前で待ってます」って手紙が下駄箱に入ってた。日付が書かれてないけど、まさか明日の早朝ってことはないだろう。と、のんびり考えてる場合じゃなくて、今が夕方の5時なんだよ。だから急いでいかないといけない。駅まではぶっ飛ばせば10分くらい。それくらいは待ってくれるんじゃないかなって淡い期待を抱きながら急いでるんだ。


でも僕は駅に辿り着けなかった。

駅まであと少しのところで、事故に巻き込まれ、行き着くことができなかったんだ。

駅の伝言板にはこう書かれていたらしい。
「やっぱり来なかったね。さようなら。」

ごめん、君とは縁がなかったようだよ。ホントごめん。

THE ROLLING STONES  /  Diving Intervention

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