「肉がない」と震える夜、あのシェフが教えてくれた「ある」という魔法。
月曜日の朝から雨。
子どもを送って、仕事をして、クタクタというよりヨボヨボで帰る電車の中。
「あぁ、冷蔵庫に肉も魚もない。夕飯、どうしよう……」
絶望感で震えること、ありませんか?
私は、週末にタンパク質を買い込んでおきたいタイプ。
だからこそ、頭の中は「あれもない」「これもない」という「ない」でいっぱい。
心理学的に言えば、完全に「サバイバルモード」。
アーユルヴェーダで言えば、冷たくて速い「ヴァータ(風)」が心のなかで吹き荒れている状態。たぶん。
砂嵐がひどいと、目の前にあるはずのものが見えなくなりますよね。
砂嵐に遭ったことないけどきっとそうだよね。
だから、ひとまず、ゆっくりと息を吐く。
「ないもの探し」を一度止めて、「あるものを思い出すモード」に切り替えてみる。
「……待てよ。春キャベツは丸ごと一玉あったはず。にんじんもある。ポトフ的なものなら、いけるんじゃないか?」
そう思った瞬間、砂嵐の向こうから、あの浅黒い店主の顔が唐突に浮かびました。
「たいめいけん」の冷凍ハンバーグが、冷凍庫の奥に眠っていたことを!
「いける……!」
あの日の私、ナイス買い置き。茂出木シェフ、ありがとう。
結局、その日の食卓はこう。
春キャベツと豚肉のスープ(ベーコンはなかったけれど、少しだけ残っていた豚肉が代打ホームラン)
たいめいけんのデミグラスハンバーグ
ネギを切ってチンして海苔としらすとチーズかけて焼いたやつ
サニーレタスもちょっとチンして塩胡椒オリーブオイルとパルメザンチーズ好きなだけかけたやつ
💡 心理士×アーユルヴェーダの視点
「肉がない、魚がない」と焦っているとき、私の心は「ラジャス(激質)」に支配されていました。
現実(冷蔵庫の在庫)は何一つ変わっていないけれど、
視点を「ある」に変えてみると、
心の質が「サットヴァ(純質・調和)」へと切り替わったのです。
砂嵐が止んで視界がクリアになったからこそ、
冷凍庫のハンバーグという「黒い資産」を発見できました。
【本日の養生メモ】
春キャベツのスープ: 旬の甘味と渋味が、春のデトックスを助ける。
ハンバーグ: 濃厚な黒いデミグラスソース(笑)の甘味と酸味が、冷えたヴァータを温めてくれる。
「ない」と思えば、世界は空っぽに見える。
「ある」と思えば、そこには豊かなギフトが眠っている。
今夜もエプロンを締めて、目の前の「ある」を。
さて、皆さんの冷蔵庫には、どんな「お宝」がありますか?
黒いやつありますか?
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ、応援お願いします! いただいたチップはPadomaの開業のために使わせていただきます!