粗探しが先か、褒め殺しが先か
人間関係って、難しい。
「あの人、ステキだ」と印象の良い人もいれば
「最悪!なんで、あ~いう人なんだ」と
印象の悪い人もいます。
良い人であれば
お近づきにありたいと思う反面、
悪い人の場合はできるだけ避けたいもの。
でも、ずっと避けてればいいのか…
といえば、その考え方も一方的で
かならずしも正解ともかぎらない。
だから、人間関係って難しい。
いっぽうで、人付き合いの中でも
「避けておきたい人の特徴」があります。
「粗探しをする人」です。
粗探しとは、相手の欠点やミスにたいして
指摘をしたり油を注ぐような行為です。
また、執拗に相手の欠点を
「そこまで探すか!」というほど見つけようとすること。
こうした人が、もしも近くにいて
ずっと関係性を保たなければいけない場合、
最悪です。
なぜなら、あなた自身の欠点を指摘し続けられて
メンタルが疲弊するから。
「なんで、こんなこともできないんだろう」
「おれって、とことんダメなやつだ」
「これじゃ、生きてる価値なんてないな…」
気づけば、ネガティブに精神が支配されて
自己肯定感はマイナスに振り切れます。
こういうケースの場合、
けして、あなた自身が悪いわけではありません。
問題なのは、「粗探し」をして指摘する
”その人の存在”に問題があります。

✔粗探しの天才

わたしの職場に
「粗探しの天才」と呼ばれる上司がいます。
たとえば、
ほんのささいな人によっては気にならない点でも
「これ!なんで、やらないの?」と指摘する。
「基本手順って、知ってる?
ぜんぜんダメじゃん」と豪語する。
「あの子はできたのに、
なんで、きみはできないの?」と比較する。
たしかにミスはミスだし、
指摘によって『自分にとってプラス』になる部分も
理解は示せる。
ただ、こうも指摘ばかりを受けると
「いまから、やろうとしたのに…」と言い訳を考えて
感情が前に進まない。
そして、この上司の良いところ(?)は
「言いやすい人」にしか指摘をしないこと。
「あっ!この人に指摘したら、文句言われるかも…」な人には
あきらかにミスを発見しても伝えることはしない。
上司であろうが、後輩であろうが。
つまり、自分にとって
立場が弱くて指摘しやすい人にたいして
徹底して粗探しをするんです。
過去に、わたし自身も
こちらの上司の標的になりました。
当時、配属された部署で新人だったわたしは
仕事を覚えるのに必死でした。
同時に、上司から指摘の連続。
ただ、「見返してやろう」と奮闘して
さまざま取り組みに挑戦して
知識や技術をレベルアップし続けました。
結果、この上司より経験豊富となり
粗探しによる指摘は激減。
いまでは、
「これ、どうすればいいの?」と
聞かれることが多くなりました(笑)
✔褒めて褒めて
褒めまくる

「粗探しの天才」と呼ばれる上司の欠点は、
指摘したあとにアフターケアしない点です。
「なんで、後輩のアフターケアに
上司が付き合わなければいけないのか」
といってしまえば、それまでですが…
やはり、慕われる上司に共通するのは
相手を指摘するよりも
良い点や素晴らしい行動にたいして
褒めることを前提に声掛けを実施している点です。
そう…
相手を褒めて、褒めて
”褒めまくる”んです。
「よく気づいたね、ありがとう」
「それができるの?すごいね!」
「やっぱり頼んで良かったよ」
徹底した”その人を気分良くさせる言葉”を
じつにしぜんと使いこなせるか。
いや、使いこなすという感覚ではなくて
「相手の存在を尊重」して
リスペクトのある雰囲気を出せるか。
「あなたはステキな人です」と
心から思い、相手へ伝えられるか。
そういう人にこそ、
人は付いて行きたくなるし
「どうぞ、ご指摘ください」と
心を許せるのだと考えます。
「いつもの君ならできるのに、
どうして、今回はできないんだい?」
褒める上司から、こうした言葉を言われると
グッと身が引き締まって
「二度と同じようなミスはしない」と
誓うのではないでしょうか。
人間関係の構築には、
まず相手を褒めること。
粗探しを優先するのではなく
相手の良いところを見つけて褒めること。
それこそ、
相手を褒め殺しすることが重要なのです。

社会にでれば、良い人もいれば悪い人もいる。
「一緒にがんばろう」と声をかける人もいれば
「そんなこともできないの?」と悪態を言う人もいる。
それぞれの立場や育った環境によって、
善悪の捉え方は異なります。
だからこそ、必要以上に
「自分の視野」をせばめることなく
広い視点で「こういう考えもあるよね」と考えて、
日々の生活を過ごしたいものですよね。
「こうあるべきだ!」と考えた瞬間に目の前に広がるのは、
数ミリ程度の細い道だけになり、一気に生きづらくなりますから。
そのために相手を許容する意味でも
褒めて褒めて存在を認めてあげてください。
そうすれば、相手の存在が
あなたの進むべき道を広げてくれるから。
まさに
win winな関係性を作り出してくれます。
本記事が参考になれば幸いです。
では、また。
失礼します。
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