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怒りと悲しみの通り方

つらかったことを思い出したとき、

悲しくなることもあれば、

なぜかイライラすることもある。

 

 

「あのとき、なんであんなことされたんだろう」

「どうしてああなったんだろう」

 

 

もう時間は経っているのに、

 

思い出すと、

あの場面に入ると、まだどこかに反応が残っている。

 

ふとした瞬間に、怒りが出てくることがある。

 

 

■ 怒りと悲しみは、別じゃない

これ、少し分かりにくいけど大事なこと。

 

怒りの奥には、悲しみがある。

 

 

・大事にされたかった

・わかってほしかった

・傷ついた

 

 

でもそれをそのまま感じるのはしんどいから、

 

怒りとして表に出る。

 

 

怒りの方が、まだ動けるから。

 

 

■ どちらかだけ処理しようとすると止まる

よくあるのがこれ。

 

悲しみだけ感じようとしたり、

怒りを抑えようとしたりすること。

 

 

でもこれだと、

 

途中で止まってしまう。

 

 

怒りを無視すると、

 

・イライラが残る

・同じことで引っかかる

 

 

悲しみを無視すると、

 

・空っぽな感じになる

・急に落ちる

 

 

どちらも、ちゃんとつながっている。

 

 

■ 何年も怒りを引きずっていたときの話

怒りと悲しみが、

ぐちゃぐちゃに絡み合って、

ひとつの塊みたいになっていた。

 

思い出すたびにイライラして、

でも本当は何がつらかったのか分からないまま、

 

同じところを何年もぐるぐるしていた。

 

 

気づいたら、

怒りに時間を使い続けていた。

 

 

終わったことなのに、

頭の中では終わっていなくて、

 

何度もやり直していた。

 

 

でも、

少しずつ見ていくうちに気づいた。

 

 

怒っていたんじゃなくて、

 

ただ、悲しかっただけだった。

 

 

塊だったものが、

 

少しずつ、ほどけていくような感覚だった。

 

 

■ 通り方はシンプル

やることは難しくない。

 

順番はこう。

 

① 怒りに気づく

「あ、いま腹が立っているな」

 

② その奥を見る

「本当は何が嫌だったんだろう」

 

③ 出てきたものをそのまま認識する

「悲しかったんだな」

 

 

これだけでいい。

 

 

■ 無理にきれいにしなくていい

怒りって、

 

「持っちゃいけないもの」みたいに思われがちだけど、

 

普通に出ていい感情。

 

 

むしろ、

 

出ないままだと、残ってしまう。

 

 

だから、

 

いい人になろうとしなくていい。

 

 

腹が立つ、という感覚も、そのままでいい。

 

 

そのあとに、

 

何が傷ついたのか。

 

そこが見えてくると、

 

 

少しずつ、静かになっていく。

 

 

■ 通ったあとに起きること

ちゃんと通ると、

 

思い出しても揺れなくなる。

 

 

忘れるわけじゃない。

 

 

でも、

 

引っかからなくなる。

 

 

同じ出来事なのに、

体が反応しなくなる。

 

頭の中で繰り返さなくなる。

 

 

ここが、変化。

 

 

■ 最後に

怒りも、悲しみも、

 

どちらかだけでは終わらない。

 

 

セットで通るもの。

 

 

どちらも無理に消さなくていい。

どちらも大切な感情。

 

 

ただ、

 

気づいて、認識する。

 

怒りも、悲しみも、

ただそこにあったものとして認める。

 

 

それだけで、

 

 

少しずつ、

 

終わっていく。

 

 

それが、

 

ちゃんと通った状態。

 

 

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