【バッハ作品編曲】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事ではバッハ作品の編曲を紹介します。
オルガンのための幻想曲とフーガ BWV542 〔第2稿〕 (バッハ) S.463ii
ジークムント・レーベルトへ献呈。他の前奏曲とフーガと違い、こちらはより詳細にテンポ、強弱、奏法指示の記述があるが、それらはレーベルトのリクエストによるものと考えられる。ピアノ教本「レーベルトとシュタルクのピアノ教程」に収録されたこともある。1872年改訂。ちなみにブゾーニの弟子テオドール・サーントーも同じ曲をピアノ独奏編曲している。
演奏はアール・ワイルド。
他の特筆すべき録音:パーシー・グレインジャー、アレクサンドル・ボロフスキー、ジェルジ・シャーンドル、ベンノ・モイセヴィチ、ヤッシャ・スピヴァコフスキー、ユラ・ギュラー、シューラ・チェルカスキーなどなど(第1稿と第2稿を織り交ぜて演奏する人が多い)
オルガンのための6つの前奏曲とフーガ "F.リストによるピアノフォルテのための編曲" (バッハ) S.462
バッハのオルガン曲をピアノ独奏編曲したもの。1842年から1850年にかけて作られた。低音部をオクターブで重ねる以外は全体的に忠実な編曲。バッハのピアノトランスクリプションの伝統としてはタウジヒ、ブゾーニ、ラフマニノフ等の作品の先駆的作品と言える。(番号は連番で543~548だが、なぜか544が一番最後になっている)
前奏曲とフーガ BWV543 (S.462/1)
この曲集の中で、この曲が突出して演奏される機会が多い。
演奏はアレクシス・ワイセンベルク。
他の特筆すべき録音:パーシー・グレインジャー、ミッシャ・レヴィツキ、ソロモン、ジェルジ・シャーンドル、バイロン・ジャニス、マリア・ユージナ、マリア・グリンベルグ、サンソン・フランソワ、イヴォンヌ・ルフェビュール、ユラ・ギュラー、ユーリ・ブーコフなどなど
前奏曲とフーガ BWV545 (S.462/2)
演奏はヨーゼフ・モーグ。
前奏曲とフーガ BWV546 (S.462/3)
演奏はアルトゥーロ・ピサロ。
前奏曲とフーガ BWV547 (S.462/4)
演奏は萬谷衣里。
前奏曲とフーガ BWV548 (S.462/5)
演奏はアルトゥーロ・ピサロ。
前奏曲とフーガ BWV544 (S.462/6)
演奏はエヴリーヌ・クロシェ。彼女はエトヴィン・フィッシャー、イヴォンヌ・ルフェビュール、ルドルフ・ゼルキンなどに師事していた。
【関連作品】
オルガンのための幻想曲とフーガ BWV542 〔第1稿〕 (バッハ) S.463i
バッハのオルガン曲「幻想曲とフーガ BWV542」のピアノ独奏編曲の初稿。ただしフーガは第2稿と同じもの。およそ1861年頃作られた。第2稿に比べると装飾音が少ない。楽譜によってはこの第1稿がオッシアとして第2稿と併記されている。
演奏はイヴォンヌ・ルフェビュール。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・オルガンのための幻想曲とフーガ BWV542 (バッハ) S.463
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・オルガンのための6つの前奏曲とフーガ (バッハ) S.462
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それではみなさま良い一日を
