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【シューベルトの6つの旋律】フランツ・リストのピアノ曲紹介

この記事では「シューベルトによる6つの旋律 S.563」と「美しき水車小屋の娘」の編曲を中心に紹介します。


ます 〔第2稿〕 (シューベルト) S.564

シューベルトの歌曲「ます D.550」のトランスクリプションの改訂稿。第1稿は「シューベルトによる6つの旋律 S.563」という曲集に組み込まれているが、その第1稿に比べ、こちらは簡素化されている。1846年改訂。
演奏はエゴン・ペトリ。


シューベルトによる6つの旋律 S.563

シューベルトの歌曲を6曲集めてトランスクリプション集としたもの。のはずだったがその内1曲は後にシューベルトの曲ではないと判明した。1844年作。

第1曲 さらば! (ヴァイラウフ) S.563/1

当時シューベルトの歌曲だと考えられていたが、後にハンス・フォン・ヴァイラウフという人物の歌曲「東へ!」だと判明する。「さらば!」というタイトルはシューベルトの歌曲と間違えられて出版された時に付けられたもの。
演奏はホルヘ・ボレット。


第2曲 乙女の嘆き S.563/2

シューベルトの歌曲「乙女の嘆き D.191b」のトランスクリプション。
演奏はヴァレンティーナ・リシッツァ。


第3曲 弔いの鐘 "臨終を告げる鐘" S.563/3

シューベルトの歌曲「弔いの鐘 D.871b」のトランスクリプション。
演奏はルイザ・ボラック。


第4曲 しぼめる花 S.563/4

シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘 D.795」の中の1曲「凋める花」のトランスクリプション。
演奏はボリス・ザランキン。


第5曲 苛立ち 〔第1トランスクリプション〕 S.563/5

シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘 D.795」の中の1曲「苛立ち」の第1トランスクリプション。この「苛立ち」はリストが「美しき水車小屋の娘」から6曲を抜粋して編曲した際にも改めて編曲されているが、そちらが第2トランスクリプションとなる。
演奏はバリー・ダグラス。


第6曲 ます 〔第1稿〕 S.563/6

シューベルトの歌曲「ます D.550d」のトランスクリプションの初稿。
演奏はホルヘ・ボレット。


ます- シューベルトの歌曲 〔第1稿・異稿〕 S.563/6bis

「シューベルトによる6つの旋律 S.563」の第6番「ます」の譜面に併記されているオッシアを録音したもの。1844年作。




「美しき水車小屋の娘」より6つのお気に入りの旋律 〔第1稿〕 (シューベルト) S.565

シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘 D.795」より6曲を抜粋して編曲したものの初稿。1846年作。原曲の詩はヴィルヘルム・ミュラーによる。いくつかは原曲から調性が変わっている。

第1曲 さすらい S.565/1

演奏はエフゲニー・キーシン。


第2曲 水車職人と小川 S.565/2

演奏はヴラディミール・ソフロニツキー。


第3曲 狩人 S.565/3

演奏はユーリ・ロズム。


第4曲 嫌な色 S.565/4

演奏は黒木雪音。


第5曲 どこへ? S.565/5

演奏はラザール・ベルマン。ちなみにこの歌曲はラフマニノフも編曲している。


第6曲 苛立ち 〔第2トランスクリプション〕 S.565/6

演奏はイディル・ビレット。


ミュラー歌曲集 〔第2稿〕 (シューベルト) S.565bis

シューベルトの全20曲の歌曲集「美しき水車小屋の娘 D.795」より6曲を抜粋して編曲したもの。この第2稿は第1稿と大幅な違いはない。およそ1879年改訂。
演奏はヴァレリー・トライオン。

第1曲 さすらい S.565bis/1

第2曲 水車職人と小川 S.565bis/2

第3曲 狩人 S.565bis/3

第4曲 嫌な色 S.565bis/4

第5曲 どこへ? S.565bis/5

第6曲 苛立ち 〔第2トランスクリプション〕 S.565bis/6




ラフマニノフのさすらい

1925年のセルゲイ・ラフマニノフによる歴史的録音。


ダ・モッタのどこへ?

リストの弟子ホセ・ヴィアンナ・ダ・モッタの1928年の歴史的録音。




● 楽譜紹介

新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・シューベルトによる6つの旋律 S.563
・ます 〔第2稿〕 (シューベルト) S.564
・ミュラー歌曲集 〔第2稿〕 (シューベルト) S.565bis
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それではみなさま良い一日を



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