【武装者の歌】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事では次の曲を紹介します。
武装者の歌 S.511
無伴奏男声合唱稿「武装者の歌」と同曲の初期稿でピアノ伴奏付き稿の両稿を基にしたピアノ独奏曲集。曲順とタイトルは無伴奏版にしたがっている。詩は初期稿ではテオドール・マイヤーと記述されているのに、後の稿ではカール・ゲッツェとされている。この謎についてハワードは「ご教示いただけるとありがたい」と解説に書いている(1995年時点)。第1曲と第3曲の詩のオリジナルタイトルは「慰め」。
演奏はアレクサンダー・ドッシン。
第1曲 戦の前 S.511/1
第2曲 臆することなかれ! S.511/2
第3曲 神は我らを戒め S.511/3
【関連作品】
3つの歌 S.510a
「男声のための曲集 S.90」の第4番~第6番までのアウグスト・ホルンによるトランスクリプション。しかしハワードはこの編曲にリスト自身も関与しているのではと疑っている。仮にリスト自身による編曲であるなら、「武装者の歌 S.511」の前身ということになる。そのS.511と比較するとタイトルや順番がややこしいことになっている。
第1曲 慰め S.510a/1
タイトルは「La consolation(慰め)」だが、S.511の第2曲「臆することなかれ!」と同じ曲の編曲。S.511の第1曲と第3曲には「Trost!(慰め)」という別タイトルがあるが、第2曲にはそのようなタイトルはない。
第2曲 戦の前 S.510a/2
タイトルは「Avant la bataille(戦の前)」だが、S.511の第1曲「Vor der Schlacht(戦の前)」ではなく、第3曲「神は我らを戒め」と同じ曲の編曲。
第3曲 希望 S.510a/3
S.511の第1曲「戦の前」と同じ曲の編曲と思われる。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・武装者の歌 S.511
※ 楽天リンクはこちら
それではみなさま良い一日を
