【ピアノソナタ】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事ではリストのピアノソナタを紹介します。
ピアノソナタ S.178
フランツ・リストのピアノ作品の最高峰。1851年から1853年にかけて作られた。1854年初版。通称「ロ短調ソナタ」。主題変容の技法を使用し、多重構造の単一楽章になっている。シューマンが「幻想曲Op.17」をリストへ献呈した返礼としてシューマンへ献呈。初演はリストの弟子ハンス・フォン・ビューロー。
リストの弟子カール・クリントヴォルトがこの曲を演奏した際に、ワーグナーがその演奏会に出席していた。後にワーグナーはリストへ「あらゆる概念を超越してこのソナタは美しく、偉大で、愛らしく、深遠で、気高い - まるであなたのように」という手紙を送った。
逆に保守派の論客エドゥアルト・ハンスリックは「こんなものを美しいと思う人間は救いようがない」とこのソナタを痛烈に批判した。
演奏はマルタ・アルゲリッチ
【関連作品】
ピアノソナタ 〔異稿〕 S.178
ピアポント・モーガン図書館に所蔵されているロ短調ソナタの自筆譜にはいくつかの代替パッセージがかかれている。それらのほとんどはバツ印が書かれ、ボツにしたもの。それら代替パッセージを演奏したもの。
【その他】
若き日のソナタの冒頭 S.692b
老リストが伝記作家リナ・ラーマンのために若き日の作品を記憶から掘り出して書き出したもの。1825年頃の作品と推測されている。
コルトーによるロ短調ソナタ
アルフレッド・コルトーによる1929年の歴史的録音。この曲の史上初の録音でもある。(通常のバージョンと少し違うようですが、コルトー版かなにかでしょうか?)
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・ピアノソナタ S.178
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