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【バラード】フランツ・リストのピアノ曲紹介

この記事ではリストのバラードを紹介します。


バラード 第1番 - 十字軍の歌 S.170

「十字軍の歌」というサブタイトルはパリ版と新リスト全集版の出版時のみに付けられたが、それ以外の版には付けられていない。そのサブタイトルへのリスト自身の言及もないため、その由来は不明。第2番に比べるとほとんど演奏される機会はない。1845年から1848年にかけて作られた。
演奏はアルド・チッコリーニ。


バラード 第2番 〔第2稿〕 S.171

ロ短調ソナタと同じ時期に同じ調性にて作られた傑作。1853年作。ビュルガーのバラード「レノーレ」にインスパイアされて作られたという説あり。
演奏はクラウディオ・アラウ。




【関連作品】

ピアノ小品 S.189a

移調されているが両曲 (S.189aとS.189b) ともに似通った曲で、後にバラード第1番へ転用される。「ピアノ小品 第2番」と呼ばれることがあるが、それは同じサール番号を持つ「ピアノ小品 S.189」と区別するため。
演奏はシプリアン・カツァリス。


ピアノ小品 S.189b

移調されているが両曲 (S.189aとS.189b) ともに似通った曲で、後にバラード第1番へ転用される。
演奏はロマン・コシャコフ。


アルバムの綴り "ポルトガル" S.166b

「バラード 第1番 S.170」の主題が使用されている小品。1844年作。
演奏はロマン・コシャコフ。


アルバムの綴り S.166c

「バラード 第1番 S.170」の旋律を使用した楽想。およそ1844年作。
演奏はロマン・コシャコフ。


詩的で宗教的な前奏と調べ 第4番 "- 最後の幻影(?)" S.171d/4

「詩的で宗教的な調べ」の初期の構想と言える曲集の第4曲。後に「バラード 第1番 S.170」に主題が転用される。そして別の主題も変形されて「コンソレーション 第6番 S.172/6」に転用されている。タイトルに付いているクエスチョンマークもリスト自身によるもの。終結部が無く、いくつかの補筆版が存在する。
演奏はロマン・コシャコフ。彼が演奏しているのはレスリー・ハワード補筆版。


バラード 第2番 〔第1稿〕 S.170a

リストの代表作のひとつである「バラード第2番」の初稿。およそ1853年作。リストはこの第1稿の出版は希望していなかった。
演奏はゴラン・フィリペツ。




● 楽譜紹介

新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・バラード 第1番 - 十字軍の歌 S.170
・バラード 第2番 〔第2稿〕 S.171
・ピアノ小品 S.189a
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それではみなさま良い一日を



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