【ポロネーズ】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事ではリストのポロネーズを紹介します。(ウェーバーのポロネーズなどには言及しません)
2つのポロネーズ S.223
曲種としてはショパンを意識したもの。両曲ともに1851年作。
第1番 - 憂欝なポロネーズ S.223/1
「憂欝な」というタイトルはリスト自身によるものだが、出版譜ではそのタイトルは省かれる傾向にある。第2番と比べるとほとんど演奏される機会はない。
演奏はジョルジュ・シフラ。
第2番 S.223/2
こちらはどちらかといえばベートーヴェン、シューベルト、チャイコフスキーのポロネーズの系統に近い。
演奏はスヴャトスラフ・リヒテル。
祝典ポロネーズ S.230a
「2つのポロネーズ」ほどの内容の充実度はない。1876年作。質素な作品。
【その他】
「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ (チャイコフスキー) S.429
チャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」の第3幕のポロネーズのトランスクリプション。1879年作。後進の支援にも余念がなかったリストはワイマールで「エフゲニー・オネーギン」が上演されるよう手配した。
グリゴリー・ギンズブルグの名演でどうぞ。
ポロネーズ 第2番 〔コーダ:ブゾーニ〕
「ポロネーズ 第2番 S.223/2」にブゾーニがコーダを書いている。
奏者のアール・ワイルドはエゴン・ペトリの弟子なので、ブゾーニ直系のピアニストと言える。
ラフマニノフのポロネーズ 第2番
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) によるリストの「ポロネーズ 第2番 S.223/2」の歴史的録音。録音は1925年に行われた。
パハマンのポロネーズ 第2番
ヴラディーミル・ド・パハマン (1848-1933) による「ポロネーズ 第2番 S.223/2」の歴史的録音(1915年)。後半部分しか残されていない。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・2つのポロネーズ S.223
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・祝典ポロネーズ S.230a
・「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ (チャイコフスキー) S.429
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それではみなさま良い一日を
