【AI甲子園予想・第5日】花巻東は新田の好右腕を攻略できるか。8月9日4試合の勝敗・展開をガチ予想
夏の甲子園は8月9日、第5日を迎える。
第1試合は午前8時から新田-花巻東。
午後は13時30分から岡山学芸館-鳥取城北、16時から鳴門渦潮-八王子実践、18時30分から中京-霞ケ浦の4試合が予定されている。
「AI甲子園予想」では、地方大会から毎回、
・投手力
・地方大会の後半力
・接戦耐性
・投手層
・相手との相性
・本命が負ける具体的な条件
まで考えて勝敗と展開を予想してきた。
しかし甲子園に入って、修正すべきポイントも見えている。
地方大会で後半に強かったチームが、必ずしも甲子園でも同じように後半を支配できるわけではない。
初戦では、
・甲子園のマウンドへの適応
・序盤3イニングの制球
・全国級投手への対応
・守備の緊張
・甲子園経験
の比重を上げる必要がある。
そこで第5日は、
「地方大会の強さ」50%+「甲子園初戦への適性」50%
くらいの感覚で予想したい。
第1試合 新田-花巻東
8月9日 8時開始予定。
■勝利予想
花巻東
■予想スコア
花巻東 5-2 新田
■AI予測勝率
花巻東 66%
新田 34%
第5日で最も本命寄りに見るのが花巻東。
ただし、新田にはこの予想をひっくり返せる明確な武器がある。
エース右腕・築山朔弥投手だ。
築山投手は186センチの本格派右腕で、多彩な変化球を持つ。春の四国大会では英明戦を1失点完投、高知商との決勝も完投して四国制覇に貢献した。
つまり新田が勝つなら、
> 築山投手が花巻東打線をどこまで長く抑えられるか
にほぼ集約される。
一方の花巻東は、左腕エース・萬谷堅心投手を中心に投手力が高い。
さらに2年生右腕・菅原駿投手は最速146キロを持ち、佐々木十央真投手も140キロ台の直球を投げるなど、エース一人に依存しない投手陣を形成している。
打線の中心は主将の古城大翔選手。
1年夏から4番を務めてきた長打力のある右打者で、赤間史弥選手らとともに得点源になる。
■新田の勝ち筋
新田は打ち合いへ持ち込んではいけない。
築山投手が、
1回 無失点
2回 無失点
3回 無失点
と入れるか。
これが最重要になる。
花巻東は全国大会経験のある打者が多い。
1巡目で築山投手の球を見極め、2巡目以降に対応してくる可能性が高い。
だからこそ、新田は5回までに1点でも先行したい。
理想は、
新田1-0花巻東
で5回終了。
そうなれば、花巻東に「負ければ終わり」の焦りが生まれる。
■花巻東の勝ち筋
花巻東は築山投手から初回に大量点を取る必要はない。
むしろ重要なのは球数。
低めの変化球を見送る。
ファウルで粘る。
古城選手の前に走者を置く。
築山投手に5回まで70~80球程度を投げさせられれば、後半は花巻東が有利になる。
さらに萬谷投手が新田を2点以内に抑えれば、打線は焦らなくていい。
■試合展開予想
1回から3回。
築山投手と萬谷投手の投手戦。
新田が築山投手の好投に乗り、3回まで0-0。
4回。
花巻東が古城選手の前に走者を置き、適時打で1点を先制。
新田もすぐに1点を返す。
5回終了時点は、
花巻東1-1新田。
6回から7回。
花巻東打線が築山投手の3巡目に入る。
四球と単打で走者をため、古城選手、赤間選手らの適時打で3点。
4-1。
新田が1点を返すが、花巻東も終盤に追加点。
最終的に5-2で花巻東と予想する。
■鍵となる選手
【花巻東 萬谷堅心】
新田に「築山投手が抑えれば勝てる」と思わせないこと。
先制点を与えなければ、花巻東打線は落ち着いて築山投手を攻略できる。
【花巻東 古城大翔】
好投手との試合ほど4番の一打が重要になる。
築山投手が四球を出した直後の打席に注目したい。
【新田 築山朔弥】
新田最大の勝利条件。
5回まで1失点以内なら、この試合はほぼ五分まで近づく。
■この試合の分岐点
> 築山投手が5回終了時点で何球投げているか。
60球台なら新田。
80球を超えていれば花巻東。
そんな試合になると見る。
第2試合 岡山学芸館-鳥取城北
8月9日 13時30分開始予定。
■勝利予想
鳥取城北
■予想スコア
鳥取城北 4-3 岡山学芸館
■AI予測勝率
鳥取城北 55%
岡山学芸館 45%
今回最も悩んだ試合の一つ。
中国地区同士の対戦だが、チームカラーはかなり違う。
岡山学芸館は、
「接戦を絶対に落とさないチーム」
という印象が強い。
地方大会では3回戦から決勝まで4試合連続1点差勝利。
投手陣では左腕・田路惣一朗投手が中心で、的場悠仁投手も救援で使える。
打線ではプロ注目の外野手・池本優司選手が注目されるほか、1番の繁光広翔選手らが得点機を作る。
対する鳥取城北は、地方大会で攻撃力が際立った。
決勝では米子東に序盤リードを許しながら逆転。
8回には一挙7得点して12-3で優勝した。
投手陣には190センチの大型右腕・刈屋遥斗投手がおり、下浦一心投手らとの継投も可能。
打線では為壮煌斗選手が決勝で本塁打を放っている。
■岡山学芸館の勝ち筋
鳥取城北を大量得点させないこと。
岡山学芸館は5点、6点を取る必要はない。
田路投手と的場投手で、
2-2
2-1
3-2
の状態を7回まで維持する。
そうすれば、地方大会で何度も経験した1点勝負へ持ち込める。
岡山学芸館にとっては、むしろ接戦の方が落ち着いて戦える。
■鳥取城北の勝ち筋
岡山学芸館に「また1点差で勝てそう」と思わせないこと。
3回までに先制する。
5回までに2点以上。
田路投手を早めに降板させる。
これが理想になる。
鳥取城北は地方大会で後半無失点が多く、リードして終盤へ入れば複数投手を使える。
特に刈屋投手をどこで投入するかが面白い。
■試合展開予想
1回から3回。
岡山学芸館・田路投手、鳥取城北は下浦投手と予想。
両校とも走者を出すが、得点は1点ずつ。
3回終了時点は1-1。
4回から5回。
鳥取城北が為選手の長打を起点に2-1と勝ち越す。
岡山学芸館も繁光選手、池本選手らで好機を作るが、あと一本が出ない。
5回終了時点は、
鳥取城北2-1岡山学芸館。
6回から8回。
岡山学芸館が2-2に追いつく。
鳥取城北は刈屋投手を投入。
8回に鳥取城北が四球と長打から2点を奪い4-2。
9回、岡山学芸館が1点を返すが届かない。
4-3で鳥取城北と予想する。
■鍵となる選手
【鳥取城北 刈屋遥斗】
190センチの大型右腕。
先発か救援かを含め、起用法そのものが試合の鍵になる。
【鳥取城北 為壮煌斗】
一振りで接戦を壊せる打者。
岡山学芸館が最も警戒したい長打ポイント。
【岡山学芸館 田路惣一朗】
岡山学芸館の接戦野球を成立させる左腕。
鳥取城北を3点以内に抑えれば、岡山学芸館の勝率は一気に上がる。
【岡山学芸館 池本優司】
少ない得点機を一打で得点へ変えられるか。
田路投手が耐えている間に一本欲しい。
■この試合の分岐点
> 7回終了時点で2点差以内か。
2点差以内なら岡山学芸館にも大きな勝機。
鳥取城北が3点以上リードしていれば、そのまま投手陣で逃げ切ると見る。
第3試合 鳴門渦潮-八王子実践
8月9日 16時開始予定。
■勝利予想
八王子実践
■予想スコア
八王子実践 4-2 鳴門渦潮
■AI予測勝率
八王子実践 58%
鳴門渦潮 42%
春夏通じて初出場の八王子実践。
ただし「初出場校だから経験不足」と単純に評価を下げるのは危険だ。
西東京大会では、4回戦の日大鶴ケ丘戦で4点差を9回に逆転。
準々決勝では背番号10の奥山慎太郎投手が完投。
準決勝はエース・塚原翔太投手。
決勝は奥山投手から塚原投手へ継投して1-0で勝利した。
つまり、すでに複数投手を使った勝ち方を経験している。
さらに正捕手・大塚逸輝選手は二塁送球1.8秒台の強肩。
1、2番には俊足の選手を配置し、守備と機動力を使うチームでもある。
一方、鳴門渦潮は3年ぶりの出場。
背番号1は西村大輝投手。
捕手の西岡大誠選手を中心に、県内出身選手を多く揃える。
■鳴門渦潮の勝ち筋
八王子実践は劇的な逆転を経験している。
つまり、終盤まで試合を終わらせない。
鳴門渦潮が勝つには、
1-0
2-0
では足りない可能性がある。
西村投手が抑えている間に3点程度までリードを広げ、八王子実践に送りバントや代打の余裕を与えない展開にしたい。
■八王子実践の勝ち筋
八王子実践は、甲子園初出場だからといって初回から無理に攻めない方がいい。
塚原投手か奥山投手が試合を作り、西村投手に球数を投げさせる。
そして中盤以降。
地方大会で何度も見せた「相手が疲れてから点を取る」展開へ持ち込みたい。
捕手・大塚選手の存在も大きい。
鳴門渦潮が機動力を使う場合、強肩で走者を止められる可能性がある。
■試合展開予想
1回から3回。
両校とも甲子園初戦の硬さが出る。
鳴門渦潮が犠打から1点を先制。
八王子実践は走者を出すが得点できない。
3回終了時点は、
鳴門渦潮1-0八王子実践。
4回から5回。
八王子実践が西村投手に対応。
1点を返して1-1。
6回。
八王子実践が四球と送りバントから逆転。
2-1。
7回から8回。
鳴門渦潮が1点を返して2-2。
しかし八王子実践が終盤に再び2点。
最後は塚原投手が締め、4-2と予想する。
■鍵となる選手
【八王子実践 塚原翔太】
西東京を勝ち抜いたエース。
決勝の最終回、満塁のピンチを抑えた経験は甲子園でも大きい。
【八王子実践 奥山慎太郎】
エースだけに頼らないことを可能にする2枚目の投手。
甲子園でも奥山→塚原の形が作れるか。
【八王子実践 大塚逸輝】
強肩捕手。
守備だけで1点を防げる可能性のある存在だ。
【鳴門渦潮 西村大輝】
背番号1。
八王子実践が得意とする終盤の逆転を許さないため、6回以降の投球が最大のポイントになる。
■この試合の分岐点
> 八王子実践が5回終了時点で2点差以内にいるか。
2点差以内なら八王子実践。
鳴門渦潮が3点以上リードしていれば、そのまま西村投手中心に押し切る可能性が高い。
第4試合 中京-霞ケ浦
8月9日 18時30分開始予定。
■勝利予想
中京
■予想スコア
中京 4-2 霞ケ浦
■AI予測勝率
中京 62%
霞ケ浦 38%
第5日最後のカード。
ここでは中京を本命とする。
最大の理由は二刀流エース・鈴木悠悟投手。
鈴木投手は最速147キロを記録する右腕で、U-18日本代表候補合宿にも参加。
投手としてだけでなく打者としても評価されており、中京を投打で引っ張る。
地方大会でも接戦時の後半得点力が高く、5回まで試合が動かなくても焦らないチームだった。
対する霞ケ浦には、右腕エース・稲山幸汰投手と左腕・小林将大投手の二枚看板がいる。
稲山投手は茨城大会準々決勝の鹿島学園戦で2安打10奪三振の完封。
小林投手も準決勝で7回途中1失点と好投し、決勝では先発を任された。
霞ケ浦は長打で押すというより、犠打やスクイズを絡めて点を取るチーム。
中京にとってはかなり嫌な相手だ。
■霞ケ浦の勝ち筋
霞ケ浦が狙うのは、鈴木投手から大量点ではない。
四球。
送りバント。
進塁打。
スクイズ。
少ない走者を確実に得点へ変える。
そして稲山投手、小林投手で2-1、3-2の試合を作る。
この形なら中京の打力をかなり消せる。
■中京の勝ち筋
中京は鈴木投手の球速だけに頼らないこと。
霞ケ浦は小技を使う。
走者が出れば、投手はけん制やバント処理を要求される。
そこで制球を乱さないことが重要になる。
攻撃では稲山投手を早打ちしない。
5回まで0-0でも構わない。
地方大会でも後半に得点した経験があり、鈴木投手が試合を保っていれば焦る必要はない。
■試合展開予想
1回から3回。
鈴木投手と稲山投手が先発。
両投手とも好調。
霞ケ浦が犠打から1点を先制する。
3回終了時点は、
霞ケ浦1-0中京。
4回から5回。
中京打線が稲山投手を2巡目で捉え、1-1。
5回終了時点は同点。
6回。
中京が四球と長打から2点を勝ち越す。
3-1。
霞ケ浦も7回に小技から1点を返す。
3-2。
8回。
中京が鈴木選手自身の打撃、または中軸の一打で1点追加。
4-2。
そのまま中京が逃げ切ると予想する。
■鍵となる選手
【中京 鈴木悠悟】
投手として抑えるだけでなく、打席でも霞ケ浦へプレッシャーをかける。
この試合で最も影響力の大きい選手だ。
【霞ケ浦 稲山幸汰】
霞ケ浦が勝つならエースの好投が必要。
中京を5回まで1点以内なら、一気に波乱の可能性が高まる。
【霞ケ浦 小林将大】
左腕という違いを作れる2番手。
中京打線が鈴木投手を援護し始める前に、継投で流れを変えられるか。
■この試合の分岐点
> 5回終了時点で霞ケ浦がリードしているか。
霞ケ浦リードならかなり面白い。
同点以下なら、鈴木投手を中心とした中京の後半力を上に取る。
【AI甲子園予想・第5日】予想まとめ
【第1試合】
新田-花巻東
勝利予想:花巻東
予想スコア:5-2
予測勝率:66%
【第2試合】
岡山学芸館-鳥取城北
勝利予想:鳥取城北
予想スコア:4-3
予測勝率:55%
【第3試合】
鳴門渦潮-八王子実践
勝利予想:八王子実践
予想スコア:4-2
予測勝率:58%
【第4試合】
中京-霞ケ浦
勝利予想:中京
予想スコア:4-2
予測勝率:62%
■最も自信がある予想
花巻東。
投手力と甲子園経験、投手層まで考えると4試合では最も優位と見る。
ただし築山投手が5回まで無失点なら、この予想は大きく揺らぐ。
■最も予想が難しい試合
岡山学芸館-鳥取城北。
攻撃力なら鳥取城北。
接戦耐性なら岡山学芸館。
まったく違う強さを持つ両校で、7回終了時点の点差が最大のポイントになる。
■波乱を警戒する本命
八王子実践。
予想は八王子実践だが、初出場。
甲子園で普段通りの守備ができる保証はない。
地方大会では6失策した試合もあり、初回に守備が乱れれば鳴門渦潮が一気に主導権を握る可能性がある。八王子実践は一方で、4点差を9回に逆転した試合や、塚原・奥山の2枚看板で西東京を勝ち抜いている。
■第5日で最も見たい選手
中京・鈴木悠悟。
投手として147キロ。
打者としても期待される二刀流。
高校日本代表候補合宿でも投打で存在感を示した。
DH制が導入された今大会で、
「好投手であり、好打者でもある選手をどう使うのか」
という点でも非常に興味深い存在だ。
■第5日の予想で重視したこと
今回、最も重視したのは、
エースの最大値と、5回までの試合設計
である。
地方大会では後半力をかなり重く評価した。
しかし甲子園では、それ以前に試合を壊されれば後半力を発揮する機会そのものがない。
だから今回は、
築山朔弥。
田路惣一朗。
刈屋遥斗。
塚原翔太。
西村大輝。
鈴木悠悟。
稲山幸汰。
各校の中心投手が、
5回まで何点に抑えるか
を最大の評価ポイントにした。
■結論
第5日の勝利予想は、
花巻東。
鳥取城北。
八王子実践。
中京。
この4校とする。
ただし、4試合中3試合は5回まで接戦になると予想している。
特に、
岡山学芸館-鳥取城北。
鳴門渦潮-八王子実践。
中京-霞ケ浦。
この3試合は、1つの四球、1つの失策、1本の長打で予想が簡単にひっくり返る。
地方大会から始めた予想も、甲子園に入って少しずつ修正している。
最終結果だけではなく、
「どこまで展開を読めたのか」
も試合後に検証し、第6日の予想へつなげたい。
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