詩を見つけた
300文字
詩を書いたその夜から
鮮度が下がる気がした
朝詠む我が詩の新鮮さ
君の詩を見つけた
いつも新鮮でみずみずしい
探し歩いて出会ったなら
詩をそっとすくいあげて
つぶが輝いたその光に
足をとめて
暫しながめていたい
砂時計のサラサラと
追い立てられる日々のなか
忘れるほどに見惚れていたい
思いのままに書けばいい
未だ誰も読まない詩が
今日最初に読みたい詩
かつて忘れ去った胸の痛みを
もう一度味わう
今朝も新たな一日を
ただ追いかけたいがため
心を見つめた
紫陽花の紫艶に見惚れた
痛みを雨雲の向こうへと
力強く解き放つため
僕が僕に帰るため
たゆたう僕は詩を物していた
たゆたう君も詩を物していた
詩は見つかる
君がそれを
詩ではないと言い張ったとしても

いいなと思ったら応援しよう!
いただいたお気持ちは、noteの街で創作に励まれている次の方へと循環させていこうと思います。あなたの作品を見たいです。ありがとうございます。