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単語で短歌評2/16~2/22

続きまして2/16~2/22でございます。この週は忙しさが半端なかったのでお題を難しめにして投稿数を減らそうとしたのですが全然減らなくて皆さまの力を舐めてました、すいませんでした…
そんなわけで第11回目の評をはじめたいと思います!








2月16日お題「くらげ」

クラゲ飼うデスクトップをみた日から 課長をみる目が少し変わった / 青緑 藍

評:水槽スクリーンセーバー流行りましたね~!懐かしいです。今でもそのスクリーンセーバーを使ってる課長は癒しを求めているのでしょうか。普段はキビキビした強そうな上司が癒しを求めてるスクリーンセーバーにしてると見る目は変わってしまいますよね…!今回の野口賞です!(別に景品とかはないです)






2月17日お題「芽」

発芽した寝癖に水をあげる日々いつかは強い花になりたい/猫背の犬

評:寝癖を芽とするのも面白い発想だし、それを自分の弱さと重ねているところも面白い歌だなと思いました。水をやり続ければいつかは強くなれる、そう信じたいものです。





2月18日お題「マヨネーズ」

「マヨネーズ買うの忘れた」 わかったよ 一緒に出かけたいってことね /火野うづみ

評:主体の悪戯な返答がかわいらしい歌だと思いました。マヨネーズというないとならないであろう食材は確かに買いに戻らないといけない事も多いので出かける理由にちょうどいいです。もしかすると出かけたいのは主体なのかもしれない、そんな悪戯さが可愛かったです。





2月19日お題「蜃気楼」

ぼくはいましんきろうのなかにいますみんなぐにゃぐにゃおどっています/浅寝むい

評:蜃気楼というのは暑い所に出るので暑い中で最初は頭がぐにゃぐにゃになってしまった人の歌ととらえました。でも実際に蜃気楼の中の人(中の人?)もきっと暑さでぐにゃぐにゃでしょう。とても暑さの表現を使ってないのに暑さが伝わる、いい歌だなぁと思いました。





2月20日お題「犯人」

有害な粉を運んだ疑いで容疑をかけられている春風 / 亜麻布みゆ

評:今年の花粉はわたしを殺しにかかっているのでタイムリーな歌でした。確かに春風というのは花粉を運んでくるものなので温かいいい知らせと花粉という悪い知らせを同時に運んでくるいやらしい存在ですね。早く逮捕して欲しいです…





2月21日お題「トイレ」

おしり出す冷たい便座ああ君はずっと1人で耐えているのね / おしりドラゴン

評:便座はトイレで孤独な存在である事が凝縮されています。人間が来ない時はひたすら一人でトイレの寒さに耐えている便座の寂しさを歌っていてそれに気づいた主体の慈しみの心が出てていいなぁと思いました。なるべく早急に便座カバーを買ってあげるべきですね!





2月22日お題「飴」

飴玉を転がすように母さん、と呼ぶと私は少女に戻る / マイカ@短歌

評:飴玉を転がすようにという甘えの表現が良かったです。人間いつまでも母に甘えたいものなのでいつでも少女に戻っていいと思います。母の前では人間いつまでも子供なのですから…わたしは母の前で黒飴をのどに詰まらせて死にかけた事がありますがそれすらも甘えととらえれそうな気がしてきて少女側の気持ちだけではなく母の気持ちも読みとれますね!






ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは次の記事でもう七首紹介させていただきます!

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