小児が怖い医師へ|ERで詰まらない初動マニュアル
小児科の診察に苦手意識を持つ・またはこれから診療を始める先生方へ
小児は怖い。
・何を見ればいいかわからない
・泣いていて診察できない
・親の目が気になる
・なんとなく苦手
そう思っている医師は多いと思う。
そろそろ新年度も始まるということで、
今回は120%医療者向け、特にこれから小児診療に関わる医師に向けて書いた。一般の方向けではないので、専門用語の解説もしていない。
テーマは
「ERや一般外来で小児を診るときの心構えとテクニック」
対象は
・4月から初期研修医として働く先生
・内科クリニックなどで小児診療に苦手意識がある先生
・救急や小児科で働き始めた専攻医
そのあたりの先生を想定している。
教科書のような網羅性はないが、
現場で困らないために必要なことだけを絞ってまとめた。
この記事をベースにして、
足りない部分を教科書で補えばちょうどいい。
少なくとも、
明日からの小児診療の見え方は変わるはずだ。
当直前に5分で読めば、
小児で詰まる確率は確実に下がる。
結論
結論から言う。
小児救急でやることはシンプルで、
① やばいかどうかを判断する
② 流れを固定する
これだけでいい。
そのための型がこれ。
PAT → バイタル → 問診 → 診察
この順番で見る。
これを守るだけで、
「何から手をつければいいかわからない」
という状態はほぼなくなる。
そしてもう一つ大事なのは、
→「病名を当てにいかない」
小児ではまず
「何の病気か」ではなく
「どんな状態か」
を判断する。
・呼吸がおかしいのか
・循環が悪いのか
・意識がおかしいのか
ここを見極める。
ここさえ外さなければ、
大きく間違うことはない。
逆にここを外すと、
どれだけ知識があっても危ない。
まずはこの型を頭に入れてほしい。
ここから先は、
「実際にどう診るか」の話になる。
PAT(最初の30秒で決める)
ここが一番大事。
PAT(Pediatric Assessment Triangle)
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