40代から資産を増やすための“失敗しない投資判断基準”
序章:年収1000万円を超えても、お金は勝手には増えない
キャリアの中盤で、僕は英語が必要な環境へ転職した。
英語は得意ではなかったが、仕事で使わざるを得ない環境に放り込まれ、必死に食らいついた。
その結果、英語と資格の掛け算で、初めて年収が1000万円を超えた。
ただ、生活は何も変わらなかった。
趣味にお金を使うタイプでもないし、贅沢をする習慣もない。
大きな支出といえば、定期的な家族旅行くらいだった。
だから、収入が増えても生活水準はそのまま。
気づけば、貯金だけがどんどん増えていった。
その後、大手への転職も重なり収入はさらに上がった。
住宅ローンも前倒しで返済し、かなり早いタイミングで完済できた。
ローン返済ゼロ、貯金は増える一方。
子どもの学費はあるものの、家計に不安を感じる場面はほとんどなかった。
ただ、心のどこかでずっと引っかかっていた。
「このまま貯金だけ増やしていて、本当にいいのか」
デフレが続いていた当時は、投資をしない理由はいくらでもあった。
物価は上がらないし、現金を持っていても困らない。
“投資は一部の人がやるもの”という空気もまだ強かった。
でも、コロナが始まる前くらいから、世界は静かに変わり始めていた。
インフレの兆しが見え、円の価値はじわじわと下がり、
「貯金していれば安心」という前提が崩れつつあった。
そのとき初めて、僕は本気で考えた。
「お金を守るためには、貯金では足りない。
判断基準を持って投資をしなければいけない」
ここから、僕の投資の学びと実践が始まった。
この先の本編では、僕の試行錯誤による実体験から導き出した「投資の生存戦略」をすべて公開する。
具体的には、以下の内容を網羅している。
なぜ「貯金」はもはやリスクなのか: インフレと円安の時代に資産を溶かさないための防衛策
投資対象ごとの「役割」の決め方:オルカン、S&P、個別株、 貴金属、そして米ドルMMF。何を「守り」にし、何を「攻め」にするか
NISA成長投資枠の「最大化」戦略: 個別株への投資こそ、非課税メリットを極限まで引き出す合理的ハック
「待機資金」という名の立派な投資: 焦って買わない。相場の波を待つための「米ドルMMF」活用術
感情を排除する「分割利益確定」の全手順: 精神的ダメージをゼロにし、利益を確実に積み上げる分割ルール
40代からの資産形成「6つの判断基準」: 迷いを消し、一生使える自分だけの投資軸を確立する方法
もしあなたが、今の貯金額に漠然とした不安を感じていたり、SNSの溢れる情報に惑わされて「何を買えばいいか」迷っているなら、この記事がその迷いを断ち切る最後の地図になるはずだ。
資産を守り、増やすのは「運」ではない。「判断基準」である。
※本記事は、僕自身が実践している「投資のスタンス」を共有するものです。特定の銘柄への投資を助言するものではなく、あくまで判断基準の考え方をお伝えする内容であることをあらかじめご了承ください。
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