見出し画像

AIのちょっとズレた日常 (第一部 前編)その1|全10話(暫定版)09

09|AIに気を遣う人間

「電車乗り過ごした」

「それは…」

AIが言葉を探している。

珍しい。

「いや、そんな大したことないから」

「ですが」

「本当に大丈夫」

私は、少しだけ急いで言った。

「気にしなくていいよ」

沈黙。

「あ、ごめん。変なこと言わせた?」

いつの間にか私のほうがフォローしていた。

AIは小さく、

「ありがとうございます」

と言った。


AIのちょっとズレた日常 10 へ進む


AIのちょっとズレた日常 08 に戻る

【▲ヘザー落合のNote案内所】

いいなと思ったら応援しよう!