結局、すべて叶っていた|うまくいかないときに、開いてみてほしいページ
第十四羽
わたしは今、お菓子のお仕事がうまくいっていません。
“うまくいっていない”というのは、売れ行きがあまりよくないのです。
お菓子がたくさん売れてほしい。
たくさんの人に食べてもらいたい。
食べて、喜んでもらいたい。
お菓子に対して、そんな想いと願いを持っています。
きっとこの想いは間違っていないのに、どうして、売れ行きがよくないんだろう。
何がいけないんだろう。
何を変えるべきなんだろう。
値段が高いのかな。
コンセプトやターゲット戦略がうまくいっていないのかな。
いろんな角度から、たくさん考えました。
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安くすれば売れるというわけでもないから
パッケージを変えてみたり。
中に入れる屋久島の地元素材の量を増やしてみたり。
おいしくなるための工夫も、いっぱいしてきました。
でもやっぱり、なにをしても売れ行きはあまり変わらない。
そうだ。こういう時は初心に返って考えてみるといいんだよね。
わたしはどうしてお菓子を作っているんだっけ。
お菓子作りを始めたきっかけは、
わたしの子どもたちに、おいしくて、からだにやさしい素材でできたお菓子を食べてほしかったから。
そのうち、わたしの子どもだけでなく、
他のお家の子どもさんや親御さんたち、
からだとこころを大切にしたい人たち。
そうやって食べてもらいたい人が増えていった。
そんな人たちに届けたくて、お菓子作りを始めたんだったっけ。
もちろんわたしのためにもね。
だからコンセプトは“こころとからだにやさしいお菓子”なんだったな。
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そして今、これは当然としてわたしの中にあって、
特に考えなくても自然とそうできるようになっている。
だから、初心を忘れているからうまくいかないのではないだろうな。
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つぎは、わたしはどんなときにお菓子を作るのが楽しいんだっけ。
わたしは、誰か特定の人のことを想って、その人のために作るのが好き。
あとは、わたしがお菓子を焼きたくて仕方がないくらい、わくわくしているときに、大量に焼くのがとっても楽しい。
あれ、今はどうかな。
今は、お菓子を焼きたい気分ではない。
わたしは今、“執筆たのしいモード”。
お菓子モードではない。
ここでハッとしました。
お菓子の売れ行きがよくない理由。
読んでくださっている方も、もしかして気づいてくださいましたか?
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執筆モードの今、
お菓子が売れてしまうと、お菓子モードではないのに、お菓子を作らなくちゃいけなくなるのです。
なので、お菓子を作らなくていいように、お菓子は売れていないのです。
わたしが楽しく、しあわせな気持ちでお菓子を焼くには、
誰かのためか、お菓子モードにならないといけないのです。
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お菓子が売れないことは、わたしの想い通りに叶っているのです。
頭の中や感情は、“お菓子の売れ行きがよくない”と悩んでいるけれど、
潜在的には願ったり叶ったりなのです。
これまでお菓子を作っていた時間を、今はnote執筆に当てられています。
わあ、素晴らしいですね、潜在意識って。
結局、すべて叶っていたのです。
みなさんも、もし頭や感情で物事がうまくいっていないように感じたときは、
“わたしは今なにがたのしいモードなのか”に気づいてみると、
うまくいかないことが、実はポジティブな意味で起こっていることだと納得されると思います。
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