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夏休み初日、子どもの熱より怖かったもの

「よし、夏休みスタート!」と浮かれていた初日。
まさか、こんな形で幕を開けるとは思いませんでした。


【 ついに夏休み!……なのに? 】

 引越しが決まったわが家では、
「今のうちに行ける場所には行っておこうね」
と話しており、週末はお出かけが基本となっていました。 

夏休みのはじまりは三連休。

朝に夏休みの宿題を少しやり、その後、水遊びをして過ごしていました。
お昼ごはんは、以前から「食べたい」と言っていたハッピーセットをテイクアウト。 
おもちゃのシール貼りに夢中になっていたのに、いつまで経っても食べない。

 やがてゴロゴロしはじめた息子。
 おもむろに首元を触ってみると熱い!! 

これは…熱だーー!!!
わが家の夏休みは発熱から始まったのでした。


【 頑張ってきたがゆえに 】

熱はみるみる上がり、あっという間に39℃台へ。
アイス枕を敷いて様子を見守るも、どんどん弱っていきます。

いつもは元気すぎて落ち着いてほしいと思うくらいなのに、
完全に力を失ってしまって…。

こんな姿を見るくらいなら、
やっぱり困るくらい元気な方がいいな…
と、改めて思いました。

寝たり起きたりを繰り返す中、
3時間ほど眠ったあとは少しスッキリした様子。

でも熱は下がらず、またすぐ夢の中へ。

思えばここ半年ほど、体調を崩していなかったな。
新しい学校、新しい環境にもよく適応して、
毎日頑張っていたなぁとしみじみ思いました。


【 体の中の敵の数を教えてくれる息子と、心配する親 】

『はたらく細胞』が好きな息子は、
白血球が戦っている“敵”の数でしんどさの度合いを教えてくれていました。
「今どのくらい?」と聞くと
「100体いる…5体倒した…」
と、やりとりをしていたある時、
ついに40℃を超えてきた頃のことです。

少し起き上がって天井をゆっくり見つめだしたり、
急によく分からないことを喋りだしたのです。

声をかければ反応はするのですが、それも一時的で、
まるで別の世界に行ってしまったような時間が続きました。

どうやら「熱せん妄」という症状のようで、
高熱が原因で一時的に意識が混乱したり、
幻覚や支離滅裂な言動が出ることがあるそうです。

特に子どもに多く見られるんだとか。

39℃超えが続いていたので、解熱剤を使用。
その後の真夜中、
「鼻水が出た」と報告。

なんとなく嫌な予感がして電気をつけてみると、
やっぱり鼻血でした。

続く高熱にせん妄に鼻血…
あまりにも心配な夏休みのはじまりでした。


【 日常に感謝 】

解熱剤が効き、眠れたからなのか、
鼻血が出た後そのまま回復しました。

あんなにも支離滅裂なことを言っていたのが嘘のように、
いつも通りマイペースにしゃべり出す様子を見て、
心から安心しました。

とはいえ、気持ち悪さや頭の痛み、体の重さ、腹痛など、
いつもの熱の症状よりいろいろと不調を訴えていたので、
しっかり様子を見ることにしました。

夜に少しだけ熱が上がったので、仕事も翌日お休みいただいて良かったと感じました。

初めての小学生の夏休み。

心配で夜はほとんど眠れず、
たった2日ちょっとの出来事だったはずなのに、
とんでもなく長く感じたお休みでした。

熱せん妄…あれは本当に不安になりますね。

そして実はこのあと、夫と息子はぶり返し、私もついに発熱。
まさかの一家全滅で、夏のスタートは大混乱でした。

日頃の元気すぎる姿に「ちょっと待ってくれ」と思いつつ、
でもそんな日常に感謝しようと思う出来事でした。

皆さまも、どうか元気に、楽しく夏を過ごせますように。


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