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ファンタジーの長編小説をAIに書かせるために必要なこと

はじめに――長編小説を書きたい人へ

「AIで小説を書く」と聞くと、短編や一話完結の文章を思い浮かべる人が多いかもしれません。
けれど、この記事は最初から長編小説を書きたい人に向けた話です。


一万字。
小説としては、まだ序盤も序盤。

世界観が立ち上がり、
登場人物が「設定」から「生きた存在」に変わり、
物語がようやく動き出す――
その手前か、せいぜい入口に立ったあたり。

にもかかわらず、多くの人が一万字前後で手が止まります。
その理由は、文章力や才能の問題ではありません。
それは構造がまだ整っていないからです。

実際に執筆をする場合でも、AIを使った執筆でも、
ここは同じです。

AIならばプロンプトを工夫すれば文章は出てきます。
情景も、会話も、それらしく整えてくれます。
けれど、

・登場人物の性格が場面ごとに変わる
・世界観のルールが守られない
・以前に書いた内容と矛盾が出る

こうした問題が出始めるのは、
物語が「長くなった時」です。
つまり、長編を書こうとした瞬間です。

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