写真学科に合格するためのnote
写真学科に入って二年の月日が経ちました。沢山の行動に伴う問題はありますが、概ね良い感じに進んでいます。
今回はこれから写真学科/写真の専門学校を受験しようと思っている全ての人(社会人受験含め)が、見ればとりあえず何からやればいいかわかる、手引きの記事を書きました。長いです。長いので、興味のある所から見ても大丈夫です。
https://x.com/7shikiwakko/status/1641782741414084613
今日で高校生もおしまい、
— ななしき (@7shikiwakko) March 31, 2023
在学中に制作した作品は僕の宝物です。 pic.twitter.com/ZfI98RFea3
今まで↑のアカウントで、個別のDMなんかで相談だったりを受けてました。しかし、写真学科の受験について思い返せば思い返すほど、恵まれ切った人しか正確な情報であったり、良い指導や実際にいる先輩とのコネが得れないというのが現状です。もちろん塾や知り合い無しで独力でここにたどり着く人もいますが、実際独力で少し調べて得られる情報はかなり少ない印象でした。
特に受験準備を何からしていいか、どう写真をまとめて見せればいいかわからない人の為の情報は本当に少ない、むしろそこの第一ステップさえ踏めればあとはある程度なんとかなるので、そこまではこのnote読めばなんとかなるようにします。
これから受験を考える人、写真学科ってどんなところなのか気になってる人は是非最後までご覧ください。 (閑話代わりにななしきが撮った写真を貼っています)
全て一個人の見解・体感であり、全体や特定の学校や組織のイメージを毀損する意図はありません。事実として感じている違和感や期待と現実の差異については実体験の元、あまり忖度せず書きます。怒られたら消します。

①写真学科って何するところ?
そもそも写真学科とは?という話です。
東西の代表的な写真学科のある大学のトップページです。
"写真"というメディア、ひいては芸術やクリエイティブについての教養や知識、技術を身につけるという事は言わずもがな、その技術をどうキャリアに結びつけるか、という概要。
「"写真"と"自分"はどう関わっていく?」
という問いに現実的な選択肢と、そこで生きるため、あるいはそこ以外でも生きるための技能や知識を取得する場所、と言えばわかりやすいでしょうか。一言に写真と言っても、沢山の職種や関わり方があるので、自分の興味に合いそうな関わり方を、早い段階で見つけておけるといいですね。
後述しますが、卒業後、あまり少なくない人数が全然写真と関係ないことしてると思います。
知り合いの卒業生も、結局"趣味"として関わるのが一番写真が楽しい、と言って他業種で働いてたりします。そういう人も割といます。
学校によって色々特徴があるので、サイトをいっぱい見ましょう。
特に専門と大学の間では、その特徴の差は顕著です。
②写真学科のある学校ってどこ?
基本的には東京や大阪などの大きな都市圏に多い印象です。特に写真学科といえば!みたいな学校はそこらへんが多いですよね。
"写真学科"という名前ではないけど、メディア制作の一つとして映像/写真コースを扱ったり、美大系で写真表現領域の授業や、大学によっては実習もあったりします。
代表的な写真を学べる学校を都市別にまとめました。
"写真の授業がある"学校や、社会人向けのスクールなどは除外してます。(漏れがあったら優しく教えてください、追記します)
札幌
札幌ビジュアルアーツ・アカデミー(札幌市中央区)
東北
東北芸術工科大学 美術学科 写真・映像コース(山形県)
東京都
日本大学 芸術学部(練馬区江古田)
東京工芸大学 芸術学部(中野区)
東京造形大学 造形学部 デザイン学科 写真専攻領域(八王子市)
日本写真芸術専門学校(渋谷区)
東京ビジュアルアーツ・アカデミー(千代田区)
東京綜合写真専門学校(神奈川県横浜市)
関西
大阪芸術大学 芸術学部 (南河内郡)
京都芸術大学 芸術学部(通信)
大阪ビジュアルアーツ・アカデミー(北区)
日本写真映像専門学校(東住吉区)
名古屋
名古屋ビジュアルアーツ・アカデミー(名古屋市中区)
福岡
九州産業大学 芸術学部 写真・映像メディア学科
福岡ビジュアルアーツ・アカデミー(福岡市博多区)
東京、多すぎ。ななしきの通っている大学もめちゃくちゃ上京組や留学生がいるので、地方出身でもアウェー感はないと思います。詳細は公式のサイトを見てね。外国語にある程度自信がある方で、"芸術"としての現代写真を学びたい方は海外の大学の方が良いと思います。日本の写真文化ってかなりガラパゴス的なので…

③実際、学生生活って楽しい?
まだ二年しか通ってないですが、めっちゃ楽しいです、少なくともななしきは。大学で友達は多くないですが、彼らも僕から見える限り、楽しそうに過ごしている印象です。はっきり言ってエコーチェンバーですが、よくある大学のイメージの
「ダリ〜楽単だけとってあとはバイト〜飲み〜」とか
「学生起業します!クラファンで世界一周して世界を笑顔に!」みたいなのがあまり目に入らないので、ななしきはかなり快適に過ごせて学びも多いと感じています。これは他大の方に評されることが多いのですが、普通の大学に一人だけ居るような濃い人(広義)が、沢山いるように感じるらしいです。

作品を作ってる人も、バリバリ撮影の仕事する人もいて、類別し切れないほどに"個人"を感じる場所です。その反面、皆バイタリティや才能、実績を持っていて、「それに比べて俺はカス…」とちゃんと挫折します、これまで天才高校生フォトグラファーとか適当なこと言われてた人は、嫉妬で気が狂わないように朝起きて夜に寝てください。多分、どこの写真学科や専門学校も同じです。同じような人と集まればどこでも楽しいです。でも、これまで周りにそういう人が少なかった人にとっては、初めての経験でより楽しいと思います。

④二年で自分の写真や知識量、考えは変わった?
入って急に変わる、とかはありませんが、少しずつ行動や経験を重ねて変わってきているのを、やっと最近実感しつつあります。これはあくまでななしきのゆったりとしたペースなので、もっと精力的に活動している人、逆に何もやってない人はその限りではないと思います。
作品制作について
ななしきは元より現代写真家的な立ち位置の作家を目指していたのですが、この二年間、特に二年目の基礎演習での講評を通じて、かなり作品の練度は少しずつ上がってきているように感じます。(何もアワード取ってないのでまだまだですが..)
これは純粋に写真を撮る技術、ということに限らず、作品のステートメントやその作品がどこの文脈に立っているのか、みたいな写真の集まりを
作品に仕立て上げるドレスアップ、あるいは表現という点から写真を見る視座の獲得、などが大きいと思います。これは確実に座学を始めとするカリキュラム、講評などが活きていると感じます。

高校の頃は一瞬メディアアートにハマって、教室でインスタレーションを作ったりしてました。
旅行の写真や、日常のスナップとかは上手くなる?
結構気になる人多いと思います、コレ。というか、旅行とか日常の写真を撮るのが好きだから写真学科入りましたって人かなり多いので。
結論から言うと"人による"です。入学する前から良い写真を撮ってる人が、一年くらいしてもそのままだったり、逆にカメラ買ったばかりなのに一年半くらいで急激に良くなる、なんてこともザラです。
ではその"人による"という違いはどこにあるでしょうか。それは学習と試行回数のように見えます。大学では写真に関する基礎的な技術や、歴史、作品や作家についてフォーカスした授業がありますが、殆どの受動的な人はその授業を大学受験の要領で覚え、テストで点を取るために使うだけで終わります。普通科高校生のレベルから逸脱した写真を撮る人の多くは、気になった技術を実際に取り入れて撮影したり、知った作品の中で気になったものは自分で調べたりできる人です。例外はあります、才能の程度とかもあるので。

詳しく後述しますが、つまりは授業に出てれば勝手に学校側が写真を上手くしてくれることは無い、ということです。どの学校の卒業制作にも、見てられないクオリティの作品はあります。凡人はある程度能動的にならないと、旅行や日常の写真も望むクオリティになることは無い、そもそもあまり撮りに行かなくなる、というのが二年間周りを見てきた所感です。これは個人差もあります。写真学科にただ大卒資格を取りに来ただけとかなら、全然手抜いて好きなことやってるのもアリだと思います、個人的には。

(閑話:高校生のななしきの写真はこんな感じ)




学生にはどんな人が居る?
面白い人ばっかりで変人のオンパレード!では全くなくて、普通の人が殆どです。普通に写真撮ってて、普通に大学生を楽しんでる人が多いです。
普通の大学と決定的に違うと言われるのは、その所謂外れ値的な魅力を持つ人であったり、ある程度目的意識を持っている人の割合が多いことです。
自分はなんも特別な才能とかないから…という謙遜はせず、安心して初心者から勉強できる環境だと思います。これはオープンキャンパスとかを見ていた限り、どこの学校もそんな感じの雰囲気を感じました。
写真ガチ勢ももちろん色んな分野でいますが、それ以上に"高校の写真部で楽しかったから入った"みたいな人もいます。デッサンとかがある美大と違って、初心者でも大丈夫です。入学したあと夏休みくらいにカメラ買う人も居るくらいですから。
楽しく過ごしていれば、自分と似たような人と出会って、少しずつ気の合う友達はできていくと思います。初手ムーブ、大事。



"フォロワーから友達"みたいな感じで人に話しかけてもらって、なんとか友達を作っていました。
機材とか借りれて最高
写真系の学校には大抵、設備や機材を借りることができます。どの学校も共通しているのは実習で使うようなフィルムカメラであったり、常設の暗室(フィルムを現像したりする場所)があります。これは如実に制作に影響を及ぼすので、可能なら入学する前にオープンキャンパスで聞いたりするのをお勧めします。"暗室が使える"という一つの言葉に、
「薬品も学校の使えて、ある程度楽できる機械が使える」という学校と、
「薬品は自費で、使用はできるけど大抵高学年の卒制で埋まってる」みたいな学校もあるので、暗室だけでなく、借りたい機材や設備については詳しく聞いた方が良いです。
日本大学芸術学部だと、芸祭とか不定期にメーカーから卒業生が来て、レンタルや無料点検とかがあったりします。あと今年からNikon提供でZ9,Z8,他Sラインレンズ(高くて良いやつ)なんかがゴロゴロと貸出で使えるようになったそうです。資本力ェ….

フォトグラムを用いたプリントを大学の暗室で作りました。

被写体やデザインを手伝ってくれる友達が出来て良いです。


受験について(概要)
いろんな学科があるけどまず誤解されがちなので先に書いておきます、
絵は描けなくてOKです。ほとんどの受験にデッサンはないです。
入試方式は日程順だと 総合型→公募→学科+実技とかが基本です。学校によって学科だけの入試があったり、模擬授業に出たら合格、みたいなのもあるので、ある程度進学希望の学校が絞れたら、受験者用のサイトや資料請求で入試の方式や日程、必要なものを少しずつ揃えていくことをお勧めします。
大体の総合型はESと面接に実技や小論文、公募は面接とか小論がある、学科は大抵国英と小論文と面接。
面接にもポートフォリオの有無や内容の指定があるので、志望校の入試要項をめちゃくちゃ読みましょう。

学科(国英)の対策でやってたこと
書くことが少ない順に書きます。学科+実技タイプの入試方式についてです。
国英とか二科目と面接とか実技の総合点で受けるタイプですね。学校によってはここに小論文とかグループワークがあるらしいです。現役のときにオープンキャンパスで色々聞いてみたところ、比重的にはどこも学科の方が重めのようでした。学科の総合が6割とか7割を切ると、相当面接とか良くても合格は難しいらしいです。
ななしきは結局学科試験受けなかったのですが、直前の模試とかでは今いる写真学科に限らず、他学科とか他大も合格できる判定を貰えていたので、参考になるかはわかりませんが、一応勉強嫌いな僕が最低限やった勉強だけ紹介します。あんま勉強に苦手意識がない人は飛ばしちゃって大丈夫です、
俺は天才だから総合型で絶対受かるわ、って人は見た方が良いです。

基礎スペック
高校の偏差値は50-60くらい(特進クラスとかの振れ幅が広い)
ななしき自体は特進クラスで赤点とかは取ってないけど、トップには入れない程度のレベルなので、多分世の中の平均文系高校生って感じだと思います。
国語(現代文)
①現代文キーワード読解を読む
②漢検二級くらいの漢字を覚えとく
これくらいです、"文章を読む"というのはあまり意識して勉強したことは無いのですが、何回か過去問を解いたり本を読んで人に説明できるようになれば、ある程度大丈夫だと思います。学校が決まってれば、過去問を解きまくって傾向や作問のリズムを掴むとより良いと思います。
国語(古文)
①古文単語315を一日百個覚えてを毎日ループする
②学校で配られるようなワーク(基礎文法だけ)をループする
③Z会の文学史教本を読んで、流れと作品を把握する
④過去問めっちゃやる
古文めっちゃ苦手でした。単語と基礎文法、当時の価値観的なコラムだけ頭に入れてただけなので、正直あんまりアテにしない方が良いかもです。日芸に限った話では、文学史はちゃんとやっとけば確実に10点上がるボーナスポイントなのでやった方が良いです。
あとオーソドックスな古文の話を現代語訳とか漫画で読んでおくと、奇跡が起こる確率を上げることが出来ます。古文ってもう増えないので…
英語
①大学受験ターゲット1900の最初の1000個だけ、一日100個覚えてそれを毎日
②NextStageの最初の17章だけ毎日4章ずつくらいやってそれを毎日ループ
③Mikanで暇な時に単語とか熟語のクイズをやる(多分めっちゃやってた)
④リスニング中気を逸らさないように、常に円を書く(効きます)
⑤過去問をやれる限りやってこれも頻繁にループ
あまりトリッキーな内容や受験ガチ勢のような事を書けなくてすみません、でも上記の基礎と過去問だけを毎日永遠とやってれば、大抵の写真学科の合格ラインは超えられます。沢山やることあったり、やることを決めるのがとても苦手で、こういう地味なことしかやりませんでした。
Twitter→勉強何するか決める→勉強時間を決める→やる
Twitter→毎日決まったルーティーンだけやる、あとはやらない
難しいことはできないし、終わりがないとやる気出ないので、決まった量"だけ"やってました。

受験終わったらこのアカウントを始めるつもりだったんです。


写真学科特有の小論文について
"特有"と書きましたが、形式や時間は一般的な大学の小論文とそう違いはありません。ムサビの映像とかだと作文に絵を描かせたりするのですが、そういうのはあんまり聞いたことないです。
ではどんなお題が出るのか、一例としては
「この写真を見て感じたこと、考えられることを1000字で書きなさい」
であったり、
「生成AIが写実性に富んだ画像を生成できる現代において、写真の持つメディアとしての意味は何か考えて論じなさい」
的なことが扱われます。小論文の基礎的な技術は高校で添削してもらうか、小論文関係の本を一冊読んでおけば大丈夫です。あと場数です。
問題は内容です。これらの少し変わったお題が科される小論文について致命的な、”書けない”という事態を避ける策を僕なりに紹介します。

論述系小論文の対策
まず”問題提起に対する答えと考察”を書かせる小論文についてです。
これはどの大学にも共通していますが、大抵出される問いは
”トレンド”か”普遍的な問い”のどちらかです。これらは対策できる
予め問いに対する答えを持っておけば、逆算するだけで小論文は完成します。
トレンドや普遍的な問いは、同じような問題提起を必ずどこかで目にしたことがあるはずです。例に挙げた生成AIの件もどこかで見たことある、一度は考えたことあるとは思います。
つまり、普段から目にした問いに対して、自分の頭で考えた答えを生み出すようにしておけば、小論文はその網に引っ掛かって完成します。
Twitterがいい練習になるでしょうか。意外と頭の中で出た答えのようなものは、口語から文章に起こそうとするとラグや歪みが生じます。
だから何か問いを見て答えを考えた時、結論だけ140字で書き起こすのはレッスンになり得ます。実際1000字くらいの小論文を書くとき、最初に提示する結論は140字くらいになりがちなので、小論文不慣れあるあるの”書き始められない”という問題を回避できます。
あとはなぜその結論に至ったのか、具体例や実体験、反証を提示しながら逆算していけば1000字くらいになるはずです。Twitterをやっても尚、1000字にならないならおそらく勉強不足か知識不足なので、論理ドリルをやったり、その分野に対して引用できる知識をインストールしておきましょう。
写真に関する知識で言えば、この1冊を読み込んで、トレンドや普遍的な問いに対するアンテナを張り、ある程度展示や画集(特にステートメント)で作品を見ていればいい感じに書けるはずです。技術的なことの方が書かれていることとしては多いですが、写真の生成されるプロセスを知ることは、写真をそれ以外と比較したりする際に、正しい知識から考えるための武器となります。

"写真を見て、書きなさい"の対策について
さて、写真学科特有の
「この写真を見て、感じたこと考えたことを書きなさい」です。
これは簡単に練習できます。写真を選んで、あるいは選んで貰って、感じたことや考えたことを書きましょう。その反復練習です。
反復練習さ
同じことを何度も繰り返す、自分が“いいな”って感じられるまでね
それしかない
Twitterとかで見かけた写真より、所謂巨匠や、その志望校出身の作家や教授の作品を見て書く事をお勧めします。ちなみに印刷の都合で大抵はモノクロの写真になりがちなので、エモい色とかフィルムっぽいとか書いてると本番で詰みます。その写真に写っているものから想像される時代背景や、撮影者と被写体の関係性、技術的な事を歴史の文脈に絡めて考察すると、単に"見た人"ではなく"鑑賞した人"の文章に近づくので、まずはそこを目指しましょう。
前述の小論文にも言えるのですが、画を見ながら書きたいことを箇条書きにして、優先順位やその項目についてどれくらいかけるかを仮定しておけば簡単です。と言っても、前者のロジックで完結する話とは違って、鑑賞には個人の感想や知覚発動が重視されます。感想や知覚発動に関して言うと、書いたはいいものの改善点などの炙り出しがしにくいです。
「私はそう感じました」
と言ってしまえばそれを否定するわけにもいかないので…
そんなところもあるので、塾や学校の先生に添削を頼むことはかなり良い選択肢です。小論文は自分にしかわからない感覚を発表する場ではなく、読み手がお題と照らし合わせて筋道が立っているように、いわば文章が納得できる書かれ方をしているかどうかをチェックしている、と仮定して良いと思います。圧倒的に文章力に秀でた方や、その筋道を立てられる方は特に気にせず好きにかけば大丈夫です。ななしきは現役の時、筋道を立てる練習ばかりしていたと思います。

小論文の添削、例えば周りに受験校の在学生がいれば見てもらうなど良いでしょう。別に1,2回なら僕に送ってもらっても良いです。あと、普通科高校に通われている方は美術の先生にお願いして、小論文を見てもらうことをお勧めします、特に写真を見て書くタイプは。後述するポートフォリオなんかも、ななしきは美術の先生に見てもらってました。
この、提示された写真について考える、というレッスンは、自分がいかに普段好きな系統の写真だけを見ていて、ワンパターンなことしか感じていないか、を教えてくれます。受験の有無を問わず、写真について一つ頭抜けたい人は積極的にやった方がいいと思ってます。口語とは全然効果の質が違うので。
この系統の小論文を書くには、普段から写真を見て自分が何を感じて、何を見て、何の知識を引用して文脈を見ているのか、ということを可視化する必要があります。それは沢山見て、沢山書くに越したことはないです。沢山やって、改善点をもらってやりましょう。
"写真の見方"という話であれば、僕は殆どこの一冊だけを参考にしていました。新しい本を買うのが面倒で、一年くらいずっとこの本を何度も暇な時に流し読みしてました。

とりあえずやってみたい人は、誰かの写真を使うわけにもいかないので、僕のこの写真のどれかについて書けるだけ書いてみてください。
「コイツの写真普通にしょぼいな…」と思ったら知ってる巨匠の写真家から一枚、書けそうなものを選んで書いてみてください。反復練習が大事です。



これさえ日頃からやっておけば、時間制限のボトルネックは文字を書く速度です。ちなみに僕は字が汚く読めないレベルなので、字を人が読めるように書いたり、書けない漢字を代替するカタカナ語を探すのが一番時間がかけてました。漢字が書けて字が綺麗な人は、何も心配することないです。
面接の対策とおすすめの行動
次は面接についてです。
面接は受験方式によって違います。多くの大学の総合型と公募はポートフォリオを見ながら、先生の気になったことを聞かれるタイプです。ポートフォリオが不要の入試や学校もあるので、そこの違いもオーキャンで聞いておきましょう。しかし、おそらくどの学校でも"面接表"が面接前に配られると思います。正直面接はここを書いてるときには終わっています。
基本的には志望動機や卒業後について、あとは日芸なんかだと、「どうして他ではなくウチへ?」みたいな質問が書かれてたりします。これは小論文と同じように、普段から質問に対する結論を持っておけば、逆算して完成です。覚えておくことも結論の1フレーズだけなので、暗記とかも必要ないです。ここが割と欠けてれば、改めて志望動機とかを聞かれることもあまりないようです(他大の人もそうらしい)
僕は面接表の趣味欄に女装と書き、使用カメラにはGFX50Rを書いたのですが、どうやらそれが先生にウケて、面接の時間はほとんど
「君の女装は可愛いのか?」「君がGFX使ってる子だね!」
などを聞かれてました。あと、映像とかもやってたので、
「何で映像じゃなくて写真なの?」だったり、
「結構高校の頃から仕事してるけど、大学で何すんの」
とかを軽く聞かれたくらいです。ほとんどはポートフォリオだったり面接表に書いてるので、どこも面接表と同じことを聞くような感じではないようですが、これも学校や個人によって違いはあるみたいです。ななしきの受験した大学はポートフォリオ二個必要だったり、学科試験の方でやる面接にも、ポートフォリオが必要な学校とかがあるみたいです。

専門とかだと面接で決まるそうなので、準備は万全にした方が良さそうですね。一発芸やったりする人もいるので、各々のユーモアで戦ってください。僕は女装の話が狙った通りウケたので気分はヨツバキラ編の八神月でした。
面接表を埋められるように書く、というかある程度想定して答えを用意してないと、時間足りなくて、何も書けず焦って詰むと思います。普段から問いに対する結論を用意しておく、自分で考えた事を伝えるタイプの課題はこれが全てだと思っています。




面接練習ってどうすればいい?
面接練習は緊張しないようにすれば大丈夫ですが、先生によっては強めに
”なぜ”だったり”ここでなきゃダメなのか”というのを聞いてきます。
目的意識がある人は答えられると思いますが、写真ガチ勢でもないしな…みたいな人は、予め考えておいたり、あんまり浅はかさのボロが出ないような構造の話題を出しましょう。僕は当時好きな写真家の欄に、面接の前日に知ったアレック・ソスと書いたのですが、ちょうど受験の時期に葉山で展示があったらしく、
「それ行った?」と言われて、
「行ってないです、個展やってたんですね。」
と最悪の返答をしましたが、受かりました。
意外と何があるかはわかんないもんです。とにかく緊張しなければいいのと、ポートフォリオや自分の話について説明できればいいので、これも何度か練習すればいいです。学校の先生でもいいし、この場合友達や先輩でもいいと思います。塾だとかなり緊張感のある状態で再現してくれるので、それもいいです。小論文にも言えるのですが、事象に対して思っていること考えている事を、なあなあの口語ではなく、筋道立った論述で脳に保存しておくと、引き出しやすいです。これは入学後も差がつきやすい点だと思っています。弊学科のユニークな人、大抵これできてるか天才のどっちかです。

面接に向けて、考えておくべき具体的なこと
①クライアントワークとかやってる系学生はなぜ動画じゃないのか、なぜそのままでも食っていけそうなのに大学行くのか、
という質問について質問を二重三重に想定して用意してください。
僕は高校の時、映像の仕事の方が割と多かったこともあり入念にここは固めました。
②好きな写真家を4人くらいあげられて、ある程度何故好きか、どんな作品があるかみておこう。
これはSNS中心で活動しているフォトグラファーではなく、所謂巨匠や有名な商業フォトグラファーから選ぶといいです。 よくわからん!!って人は、東京都写真美術館や身近な展示に行ったり、図書室で写真集を見せてもらったりしましょう。あとはコマーシャルフォトとか一冊買うだけでも全然違うと思います。普通科高校だとほぼ置いてないですが硬派な雑誌なので交渉の余地ありです。
僕は著名な作家について、学校の図書室にあったもので勉強しました。また、SNS系のフォトグラファーを面接で出すことは、先生からすると大抵、誰?ってなるし、そういう系統になれる学校じゃないから悪手、というわけです。どうしても書きたければ書いてもいいと思いますが、これからアカデミックな環境で写真を勉強する以上、少しは出版社の出した写真集を見ておいた方がいいです。
余談ですが、去年に専門学校の入試で好きな写真家に僕の名前を出した人がいたらしくて、一応受かったらしいですがリスキーなのでやめておきましょう。ななしきと同じ大学を受ける人は、ななしきの本名を入試の時に言えば、面識ある先生なら会話のネタにはなるかなと思います。是非利用してください。
脱線もしましたが、学科+小論文+面接はこの辺を押さえておけばいけると現役時代考えてました。多分いけます。
次は総合型と公募にあるエントリーシートとポートフォリオについてです。
(閑話:組写真について、800字書いてみよう)



総合型・公募推薦について
総合型と公募推薦はエントリーシートを書いて小論と面接とか実技をする入試です。ななしき、こんな偉そうなこと言ってますが総合型を書類で落とされています。これについて周りの人のESや面接の話を聞いた感じで、どんな傾向があるのか考えていきます、あんまり間に受けないでください。
エントリーシートについて
要は、この学校に入って何したいの、今まで何してたの、写真関連の実績ある?と聞かれるので、それに対して熱量を持って(持ってるように見せて)記述する、というものです。履歴書+志望動機+今やってること みたいな感じですね。学校によっては自由欄という項目があって、ここは何してもいいです。僕は当時自分の芸術論を極端な書き方しました、馬鹿です、故に落ちたと言えます。
意外と"俺の芸術論…"とかより、「私はこんな人!」だったり、「こういうことしたい!」みたいなことを書いた方がいいと思います。凡人高校生の芸術論なんか基本的にただの無学なので。
自己紹介的に書くとしたら、エントリーシートの志望動機欄で書いたことを、図とか写真で補足する感じです。例えば大きい作品作りたい!とかだったら、こういう計画があります!とか、なるべく現実的に書けると良いです。
自由欄、正直デザインに表れるセンスの素養を見ているのでは?という見方もできます。たまに絶望的にダサい人いるので。ななしきの弟は写真学科ではないけど、この自由欄のデザインがあまりにもダサすぎて、全校閲したデータで受かりました。すごい(本人が)
全部ぎっちり書いておきましょう。結構日本語ミスったり、別の質問に同じようなこと書いちゃう人もいるので、そこは先生や保護者の方に添削してもらうのをお勧めします。少なくともスカスカの状態よりかは、稚拙でもいっぱい書いた方がいいようです。別に僕に送ってもいいです。



落ちやすいかもしれないESの内容について
今現在ある程度写真について能動的に向き合ってる人は、この”落ちやすいES”の特徴だけ気をつければ、弾かれる可能性を減らせると思います。なん度も言いますが、所詮ネットの情報なので間に受けすぎないでください。
・高慢なこと書く
・企業案件を書く
・クライアントワークを書く
・"写真しかない"と書く
入学後知り合った人で、総合型に落ちた人は大抵これのうちどれかを書いて落ちてました。特に企業案件とかはかなり多かったです。書いたら落ちるわけじゃないけど、企業案件書いて落とされてる割合が明らかに多い印象がありました。
ちなみにななしきも一番下以外は全て書きまくって書類で落ちました。
"写真しかできない"と書くのもあまり良くない、というか自分の写真がとてもつまらないものである、と言っているのと同義の言葉を、写真学科の入試で使うことがあまり良くないのって、当たり前ですよね。写真しか取り柄のない人の写真はほぼ例外無くつまらないものです。

間違いなくおすすめなESの書き方
逆にめちゃくちゃ評価の良い(ように見える)のは、
写真賞取ったり、写真甲子園でてて、これから頑張って色々やりたいです!みたいな、"才能のあるこれから育てたい生徒"という像です。
嘘にならない程度で、現在の自分とその理想像をチューニングするのがお勧めです。そこは自分の納得のいく姿にしてください。

総合型と公募のポートフォリオについて
前提として公募推薦は、高校の評定が大学側の指定する値より高いと受けることのできる、簡単に言うと優しい総合型みたいな試験というイメージです。
学校によって日程も回数も様々ですが、小論と面接だけで審査が行われるところが多いみたいです。学校によってはポートフォリオや作品の提出が必要だったりします。ななしきもポートフォリオを作りました。
学校側がポートフォリオに求めていることは様々ですが、 ボリュームは大抵20-40pくらいが相場感かなと思っています。
今まで撮った写真とか、学校で何やってたかとかを見やすく詳しく書きます。個人情報かなり多いので、現物を見たい人は個展とかDMで言ってください。見せるので。


ポートフォリオ、どうする?総合と公募で違う?
学校によってかなり異なりますが、大体は普通の総合型の面接と小論文と違いはないようです。
大抵は、学校で何してた? 学校で写真でどんなことしてた? 学校外で写真関係なんかやった?(入賞/展示/イベント)
という質問に対しての回答を、詳しく説明しながら書くイメージでいいと思います。
SNS系は親や学校に見せられるようなアカウントでも、ある程度伸びてなければ載せない方がいいです。例外的に、SNSを起点に、フォトウォーク&グループ展示企画しました!とかはおすすめです。
少し抽象的に言えば、”経験Aをして、その経験でどのような考えや発見を持ったか、それが経験Bやこれからの挑戦と展望、大学生活にどう繋がっているのか”ということを意識して書くと、伝えたいことが見えると思います。
あと、難しいかもしれませんがありきたりでなく、奇抜すぎない丁度いい塩梅にするのが良いかもしれません。(ななしきはそう言われてました)
「ありきたりは嫌なので〜にしよう」とパッと思いついた方、それはありきたりを嫌がるありきたりな考えから、すぐに出てくる手法なので、何度も考え直して色んな人に見てもらった方がいいです。

ポートフォリオを少しずつ改善しよう
①仮組みで形にしたポートフォリオは、学校で美術の先生に見てもらう。
あとは自分のこと知らない人に見せる事を意識してました。仲良い先生とか親とか友達は自分がどんな人かある程度知っているので、多少ポートフォリオが事足りない内容でも、勝手に相手が自分の情報を記憶から補完してしまって、実践的な練習として上等でないからです。
②可能なら少しだけでもデザインを凝ろう。
指標としては、トーンが整ってて、ごちゃごちゃしてなければ大丈夫だと思います。難しいことはしない方が無難ですが、載せている写真の比率とかズレていて、ダサパワポにみたいになった状態だと、
「こいつ美的センスねえな…」って思われかねないです。
ななしきの受験ポートフォリオがカスのデザインなのであんまり説得力ないですが…
③目次つけよう。
見やすいので。先生側はとにかく量が多い資料を何十人分も一気に見るので、見やすく簡潔に。

ポートフォリオで困ったらこれを書こう
①入賞(SNSはNG)
おすすめフォトコン:JPS,CAPA,メーカー系,
公的なフォトコンやアートコンペがおすすめです。SNS発のフォトコンでも、東京カメラ部であったり、ある程度パブリックなものであれば書いた方が良いと思います。あなたの撮影しているジャンルによって応募できるものとそうでないものがあると思うので、"登竜門"というコンペティションやフォトコンをまとめたサイトから目星をつけて挑むのがおすすめです。
ななしきは受験用にJPS展のU18に応募して入選したり、CAPAも一回出して賞金を貰ったりしました。CAPAとかは毎月あるのでかなりお勧めです。JPSは少し難しいですが、結構ちゃんと一貫した目的意識で写真をやっている方なら入選くらいいけると思います。
②写真甲子園
おそらく最強です!これが。写真部の教育や活動が活発な学校であれば、入賞していた世代がいたりすると思います。ここで審査に通ったり、実際北海道まで行って結果を残せると、かなり良いエピソードになると思います。
ただ、写真部が強い高校はある程度限られている上、毎年結構常連みたいな学校で埋め尽くされてるので、ちょっと三年からいきなりやるのは厳しいかもしれません…。ですが、エントリーするだけならどの写真部もできますし、それも経歴に書いたって良いと思います。ななしきの高校は書類落ちです。
③写真部の活動
中学や高校で写真部に所属している方は、写真部での経験や活動を展開すると、かなり内容が詰まってくると思います。部長をやったり、写真部でイベントや展示を開催しましたなど、今高校生で且つ写真部をある程度動かせる立ち位置にいるなら、いくらでもできます。
ななしきは中高一貫校の写真部でした。コロナ禍で変化した部活勧誘を上手く活用し、最初の部員3人から最終的に90人まで増やして、それを取りまとめる事ができました、とかを書いてました。写真部についてはここからどうぞ。
④写真部以外の活動
部活が写真部じゃない人や、写真部の部活外で活動していた人はここも積極的に書いた方がいいです。運動部を六年続けてキャプテンだった、とかです。共通して書くべきことは、計画と努力と実行ができている事を示すことです。写真系だと、個展やグループ展、フォトウォークを開催したりするのがお勧めです。
ななしきも受験でウケるかなぁという下心半分で個展を夏に一ヶ月やりました。受験関係なしに、展示を一度経験しておくと、次からの展示で完成形からの逆算などがスムーズにできるようになるので、普通にお勧めです。
やり方がわからない人は、せっかくなので志望校の在学生がやっているグループ展などに足を運んでみるといいと思います。去年の夏に開催したグループ展で、学校のSNSを見てきてくださった方もいました。

⑤作品
作品は個人の感覚や思想、技術や知識などの限界点が垣間見える、この上ない自己アピールになります。完璧じゃなくたっていい、独りよがりのポエムだっていい、とにかくウジウジ言ってないで一つだけでも形にしましょう。本気で作った作品は、ここぞというときに味方してくれます。クオリティは良いに越した事ないですが、まずは完成させてください。
趣味で写真撮ってるだけだから作品なんて無いよ!という方はとりあえず作ってください。アートワークではなく、zineのような自分の好きなものを集めました!という内容だって素晴らしいです。
近々写真を作品にする初心者向けの記事も書くので、ななしきをフォローして今度そちらをご覧ください。

⑥どんな作品から影響受けたか
これはかなり大事です、というか必ずやった方がいい。どんな展示を見て、好きで、それのどこがどう作用して好きなのか、という話ができるようになりましょう。
学校は少なくとも建前上本気で写真をやる場所なので、片手間のネットサーフィンで見つけたインフルエンサーの写真だけでなく、行けるなら美術館や写真展に出向き、上等な写真作品を見て学び、自分の趣向を可視化していく時間を設けてください。"撮るのが楽しい"だけでは四年間やっていけないので、これから学びたいです!ではなく、すでにできる範囲で学んでいます、という態度は大事です。
地理的金銭的に展示に行ったり写真集を買うのが難しい方は、美術館や写真雑誌、コンペティションのデジタルアーカイブを見まくるのがお勧めです。ななしきは東京都写真美術館の収蔵品検索の作家一覧から見てました。

ポートフォリオで書かない方がいいかもしれないこと
①クライアントワーク
殆どはESで書いたことと同じです。過剰に書くことで、ここに入らなくても良くない?という質問と深掘りでしっかりとした答えを出せなくなる事態が発生し、ヤバいです。
②学校の先生に見せられないような活動
例えばyoutuberとか、SNSアカウントとか、大きくても学校の先生に胸はって見せられないようなものは入試でも使わない方がいいです。
ななしきは高校の前半はコロナ流行りたてだったこともあり、別名義のyoutuberをずっとやっていました。それは結構な成功を収め、その稼ぎの一部でGFXやFX3を15歳の時点で所有できた文脈があるのですが、バイト禁止の高校にバレたり、そもそも動画の内容がエンタメだったこともあり、前述したSNSを避ける方向性で作るポートフォリオには書きませんでした。カメラはお父さんに買ってもらったことにしました。結局、ネット活動と遊びに明け暮れていた高校の前半はほぼ虚無みたいな履歴書になりました。健全なリアル、大事。
③写真初心者なので..見たいな言い訳
先生から見ればみんなそうです。ナヨナヨすんなってことです。「自分は写真下手ですが…だからこそ見える世界があります」とか変な言い訳は、明確な意図がない限りしない方が無難です。写真を建前上本気でやる環境で入試があるとき、下手ならまた上手くなったと思ったら来てねーってなりかねないです。精一杯自分の写真に自信を持って、凡庸でも、特別な意図がなくても、その写真を撮った自分を信じて深掘りした話を書くことをお勧めします。
④浅学で突飛な独自の美術論
お前ごときに何がわかる←俺はガッツリこれESに書いて落ちました。展示とかきたら見せます。




受験についての具体的な対策はこんな感じです。長い上に具体的な言葉や白黒はっきりついてなくてすみません、複雑なものを複雑なまま捉えることが大事です。あくまで僕のやって良かったこと、やらなければ良かったと思ったことなどを中心に書いているので、個人差や間違っている部分もあります。自分で取捨選択してください。具体的にあなたが"やること"はこの先に書いてあります、まだ続きます。
あなたが今すぐ、やるべきこと。
それは、ある程度志望校の目星がついたら、オープンキャンパスなどの入試相談ができる機会を調べて、なるべく早く申し込むことです。
このnoteに書かれてることを見て、よくわからないところとか、
「コイツの言ってるこの情報、本当か怪しいな..」
みたいなところを見つけて、自分で質問を5つ考えましょう。
そして、今まで撮った写真を10枚A4にプリントして、質問と一緒にオープンキャンパスやオンライン相談に持っていきましょう。
オープンキャンパスやオンライン相談に出る事ができない、まだ申し込みが先の場合は、知り合いの在学生や高校の卒業生から探したりして、写真と質問を持参して相談に乗ってもらいましょう。特にそういう知り合いがいないなら、SNSで聞いてみるのもアリです。(ななしきに送ってくれてもいいです)

オープンキャンパス、本当に来た方がいいです。
このnoteも含め、ネットの情報を鵜呑みにせず、実地で気になることを公的な場所で聞くことは本当に大事です。刺激ももらえるし、体験会とかで仲良くなる人もいます。みんな優しいし体験とかめっちゃ楽しいので、みんな行ったほうがいいです。
あとは在学生とか先生の展示に行くのもお勧めです。特に在学生の展示は、その年で結構やる気のある人たちの集まりであることが多いので、大体どんなレベルになるのかが見えます。
ななしきが高校の頃、東京工芸大学を志望しなかった理由の一つは、卒展の作品のクオリティや、居る作家の雰囲気が合わないと感じたからです。しかし、僕と同じ理由で工芸を選んだ友達もいるので、本当に人によると思います。普通の大学と違って、作品を作る場所としての大学を選ぶなら、偏差値やブランドイメージよりも、その学校が今の自分の作品や目的と相性がいいのか、そこにいる人の雰囲気と合うのか、という事を重視した方が、充実した生活を送る方法だと思います。

塾は必要?どこに行けばいいのか
塾に行くこと、指導や学習の効率や情報戦を確実にしたい方はおすすめです。僕は行ってました。なんだかんだ行ってよかったとは思ってますが、実家がある程度裕福だから行けただけだと思ってます。友達の中には予備校代をバイトで稼いで行ってた人もいるので、自費で出すという選択肢もあります。
とりあえず迷っているなら、体験がある塾ならそれだけでも行ってみた方がいいと思います。なくても受かる人は沢山いるし、行っても落ちる人だっています。ただ一つ確実なのは、大学に行く前から友達はできるし、色々対策もしてもらえるから、あまり無理をせず行けるなら行った方がいいと思います。でも高いです、塾だから。一つの学校に特化しているのもあるし、総合型専門の塾とかもあるので、色々調べてみてください。所謂学習塾以外で都内(オンライン可)だと、
早稲田ゼミナール、日芸受験.comあたりの出身が、自分の周りに多かったです。ちなみに早稲田ゼミナールという塾は、僕も実際に通ってて結果受かりました。あとパンフレットの写真とかもななしきが撮ってたりします。(今もそれなのかな)

ステマとかでは全くないのですが、友達(で大丈夫ですか..?)の経営している総合型専門の塾、ブルーアカデミーもおすすめしたいです。日芸などの芸術系の大学にも対応していて、大手塾より安かったり、何より経営されてる京香さんの熱量や理念の共有の徹底ぶりが凄いです。めっちゃ伸びてきてるそうなので、定員超える前に是非。(勝手に紹介してすみません…)

改めて、実際通っていて思うこと。
二年間通ってみたわけですが…ななしきは楽しんでいます。入ってみて思うのが、意外と写真ガチ勢 みたいな人が大半というわけでもないので、普通になんとなく写真を撮るのが好き!みたいな人も大学生活を楽しめる、ということです。経済学部に経済学ガチ勢しか居ないわけじゃないのと同じですね。来なくなって消えていく人もいますが、”写真が下手だからしんどくなってやめた人"とかは聞いたことないです。一括りに写真というメディアを使う人が集められただけなので、合う人合わない人はいます。電車好きは電車好きで固まるし、カメラ好きはカメラ好きで固まってたりします。しかし、その集団と簡単にコンタクトを取れて、写真や被写体について、求める知識やアイデアを得やすい環境であることは確かです。カメラがよくわからないならカメラ好きの友達に聞けばいいし、フィルムの現像をやってみたかったらフィルムに詳しい友達に聞いてみる。
あくまで傾向ですが、”写真”についてどんな形であれ情熱的に取り組んでいる人同士は、何を撮っていようと何が好きであっても、結構仲良くなれる印象があります。ななしきと同じような写真を撮る人、同じようなことをやっている人は誰もいませんが、ななしきは学校に友達がいます。そういう場所です。

もっと具体的に、どう写真が上手く変化する?就活は?
実際写真を撮る人間として、写真うまくなりますか?写真についてより深い思考ができるようになりましたか?食べていけるようになりましたか?という話です。再喝のようですみません。就活とかはまだ本当に何もやってないなので他の方の写真学科受験noteをみてください。(あれば)





すみません小生は高三から写真がうますぎるのですが、大きく変わるのは審美眼ではないかと思います。実際入ると自分より上手い人、自分より自分好みの写真を撮る人に会うと思いますが、SNSと違って、その人から現像などのプロセスをすぐ聞くこともできるし、先生にそれを聞くこともできます。
あまり良いかはわかりませんが、実際僕も友達と講評のように写真を見せ合って、ここが良くないよね、ここは良いよねみたいな話をよくしています。
これを毎日のように重なることができる環境(それが本業なので)に居ることで、SNSや写真サークルのレベルから逸脱した審美眼を、少しずつ育てることができると思います。僕自身もまだまだ本当に未熟ですが、それでも稚拙な普通科高校の頃からは数段写真に関する能力が上がって、これはこの学科じゃなければできなかったと感じています。
また、技術的な成熟もあります。カリキュラムでライティングの基礎を一年間叩き込まれたり、プリントの基礎を叩き込まれたりします。
SNSの独学から写真を始めた方が一番脆く、本格的に勉強しづらいのがこの二つです。シンプルにコストが高いからですね。場所やらインクやら。意外とネットに良い情報も落ちてないので(特にプリント)
クラスにもよりますが、ななしきは一年生の頃はほぼプリント以外やってなかったと思います。今考えると、かなりそこで基礎を固められたかなと思います、とりあえずポートフォリオレビューに持っていけるようなプリントは作れるレベルって感じです。
まず”良いプリント”について分かってないと、勉強することもできないので、これはかなり自身の制作のレベルを上げたと感じます。この過程で写真の最終的なアウトプットを、画面ではなくプリントした状態と捉えることができます。この転換はトーンやカラーについて改めて考えさせられます。画面では綺麗でも意外とプリントするとキモい色ってよくあるので。

学校にもよりますが、2025年現在はまだフィルム実習があります。個人的にフィルム未経験の自分にとってこれはめっちゃ楽しかった思い出の授業です。てか全員楽しいって言ってました。銀塩プリントもこのタイミングで基礎を勉強すれば、自宅とかに暗室を作って焼くこともできるようになるので、期待してください。学校によってそもそも無かったり、カラーも必修だったりするらしいです。
これらの経験から単純に写真技術の成長という点においては、制作している友達と仲間になれること、それによって審美眼が育つこと、コストや手間のかかるプロセス、基礎をしっかりと固めてくれることが挙げられるかな、と思っています。特にライティング/プリント/現像は、独学でちゃんとやろうとするとスクールなどで結構な額を払わないといけないので、大学や専門に行ってみっちりやってもらった方が良いような気はします。

専門と大学、どっちを選ぶ?
どこにでも同じことが書いてありますが”人による”です。ななしき自身は四年制の大学なのですが、専門に通っている友達も大学に通っている友達も、所謂”写真の良さ”については人によるとしか言えないです(二年時点)、専門でとても良い作品を作る方もいれば、大学でそもそも課題すら出さないような人もいます。
そこに優劣はないと感じていますが、この間専門の友達がやっていた卒業展示に行って、レベルの高さには驚きました。シンプルに学校にいる限られた時間は二年ということもあり、カリキュラムや制作が濃縮されているのが、作品のクオリティを見て感じました。正直二年生の時点なら、専門学生の方が高いクオリティを出せるのかもしれません。作品のブックや展示のプリント、ステートメントのレベルも高く、その友達と話した感じでは、やっぱりカリキュラムが濃くなっている感じがします。二年間で社会に出て、仕事して写真に携わることができるというのも、能動的に学べる方にとっては最適な選択肢なのだと思います。また、四年制大学の写真学科よりも専門の方が各地にあるので、そのような地理的アドバンテージもあります。
対して大学についてです。ななしきはまだ半分しか通えてないですが、大学の二年生までは、”写真学生になるためのモラトリアム”なのではないか、と感じています。まだ迷える、写真にとにかく触れながら、自分のやりたいことはなんなのか、なんとなく考えて、好きなものに触れながら、カリキュラムで基礎を叩き込む期間でした。時間的にも余裕があるので、学校外で自分のやってみたいことや、写真外の活動を写真に収める機会を作れるのは、大きな利点です。
あと、大抵他学科と交流も持てるので、おすすめです。僕は書道をやっている友達と芸術の話をしている時に、書道の概念が写真に書き込まれた経験もあるので、こういう他学科交流は馬鹿にならないです。あと制作のオフショットや、アー写なんかで仕事をもらえることもあるし、逆に展示や作品を作るときに仕事を依頼しやすいというのは、かなり救われるポイントです。

実際三年以降が写真学科としての本番だと思うので、これはまた三年生に上がれたら書き加えるor既に卒業されている方、3.4年生の方が写真学科noteを書いていただければ嬉しいです。とにかく、モラトリアムや芸術についてより多角的に吸収して作品を作りたい、要は写真を撮りたいというよりかは、写真芸術をやってみたい方は大学の方が伸び伸びできると思います。これは実体験的にななしきが伸び伸びできてるからです。
自分が学びたい”写真”とは一体なんの写真で、どんなカリキュラムや時間、環境が必要なのか、それを考えながら実際に様々な学校のオープンキャンパスや資料請求で足を運んでみて、肌感を知るのが大事だと思います。専門に通われている方/通っている方、僕の書いていることはあくまでイメージでしかないので、よければ専門の方もこういうnote、書いて欲しいです。
例外的に、写真文化や写真の歴史について研究、アカデミックな研究を中心にやりたい方は大学一択です。

褒めすぎたので、ここは期待できない!だったり思ってたのと違うことについて
①映画のような/フィルムのようなRAW現像 は教えてくれません
まずめっちゃ多いこと。フィルムライクやRAW現像上手くなりたい、っていうのは期待しない方がいいです。少なくとも二年生までは。色調の調整や基礎的な操作は教えてもらえますが、所謂フィルムライクを極めるだったり、海外フォトグラファーみたいなシネマティック写真の色の作り方は教えてくれません。というか、大学でやるようなことではないので、そもそもそういうシネマティックカラーグレーディングみたいなことのノウハウは、大学よりも有料noteやyoutubeを見た方が良いです。
これは学校がダメとかではなく、普通に学ぶべきカリキュラムとしての写真や、”良い写真”から遠いからです。フィルムライクなんかは、学校で借りれて暗室も使えるんだから普通にフィルムでやったほうが良くない?って話ですし。RAW現像の基礎は教えてもらえますが、アドバンスで色々やることは独学か、詳しい人や先生を探すことになると思います。というか、審美眼が育てばそういうものから興味は少しずつ減っていく人が多いように感じます。


先輩とか
②全てが高い
写真は芸術の中でも極めてブルジョワな趣味です。実家太い人だらけです、ライカとかポンッって買ってもらえる子もいます。原則として基本的に私立ですし、学費がまず高いです。それに追加して、様々なランニングコストがかかります。カメラは実はデジカメ一個とズームレンズさえあれば、あとは学校で借りたりできて、困ることはないです。では、何にそこまでコストがかかるのかと言うと、例えば紙です。プリントの授業では凄まじい量消費されるので、一ヶ月5,000円くらいかかることもあります。
それに付随して、プリンターのインクとかもランニングコストの鬼です。ななしきは自宅にプリンター(canon proG1)を置いて一年立ちますが、インク代で多分もう15万円くらい無くなってます。本体が二個買える…
他にも展示の時に額を買ったり、なんとadobeの契約が自費の大学もあります。ただでさえ学費が高いのに、自費で出すものが多すぎるんよ!と嘆いています。フィルムやる人なんかはここに現像液とかフィルム代なんかが追加されるので… みんなバイトや写真家のアシスタントとかしてます。
何が自費で何が学校で出してくれるかは学校によると思いますが、能動的に写真に取り組めば取り組むほど、ある程度コストがかかります。カメラ屋さんでバイトしたり、学校から来るインターンに行ったり、アシスタントになってみたり、自分で仕事を取ったり作ったりして色々皆工面してます。
正直経済格差はあります…奨学金で地方から出てきてワンルームに8万円の家賃を払いながら少しずつ制作や仕事する人もいれば、都内の実家でライカを買ってもらってバイトすらしない人だっています。人それぞれですが、価値ある時間を過ごせていれば誰でも美しいのでOKです。ななしきは二年間実家を出て暮らしてましたが、生活はなんかずっと苦しかったしハゲました。頑張ってください、みんな。

③入って授業受けたら写真が上手くなるわけではない
前述しましたが、ある程度能動的に取り組まないと頭一つ抜けることは難しいです。どの学校でもそうだと思いますが、結局制作とは個人プレーなので、人によって大きく差が生まれます。授業でやったことも、普段から制作や仕事に取り込んでおかないと大抵忘れてしまうので、写真を上手くなるために来た人はある程度能動性が必要になると思います。大卒資格を楽しく取りにきた人はそこまで無理しなくても良いと思います。

④空気感が合わないことは割とある
僕の学校ではあんまり聞きませんが、割と他の大学/専門ではこの話を聞きます。それは熱量の違いだったり、校風であったり、もっと個人的なことかもしれません。全員多少なりとも写真が好きで入ってきてはいますが、そこで生まれる”自分いる場所はこうあって欲しい”という願いの感情から、不真面目な人ばかりいる所で苛立ってしまうことはあると思います。他人の不真面目さに寛容になることが、ストレスを溜めずに芸術学部で過ごす方法の一つです。
より楽しく過ごしたいなら、受動的な態度をやめよう。
要所要所で言ってますが、結論としては受動的な人は思い通りにいかないので、自分から動いたほうが学校は楽しいよ ということです。
結構僕自身は環境に満足はいってて、そういう人も沢山いるので、やっぱり校風であったり学生の制作のレベルなんかを入る前に見ておくことは大事だと思います。ただ、ランニングコストはどうしようもないです、こればっかりは許せない。

楽しいから行こうぜ!写真学科
いろんな話をしましたが、写真学科、写真好きな人ならかなり楽しいので是非一度検討してみてください。親御さんの説得など、難しいこともあるかもしれませんが…
ななしきは写真学科で友達になれた人と、この二年間で旅に出たり、グループ展をしたり、秘密基地を作ったり、生ハム配ったり、朝まで制作について語り合ったりして、かなり楽しく過ごしています。おかげさまです。
世の中は用意された消費による娯楽ばかりが溢れていますが、そうではない、自らの衝動に従って生まれる幸福のための行動を一緒にできる、共犯者のような友達が作れると思います。制作や就職や技術についてもありますが、結局は学校が楽しいかどうかも大事だと思っています。そのためにはまず、能動的になることが大切なのではないのでしょうか、もし写真学科について興味のある人は、これを読み終わった勢いでオープンキャンパスに申し込んだり、資料請求をしてみてください。それは幸福の為の行動となるはずです。



もし何かわからないことであったり、見て欲しいものがあるとき、ななしきでよければTwitterかInstagramにDMなり送ってくれれば多分反応できるので(時間はかかるかもしれませんが)、遠慮せず送ってください。もしこれが参考になったり合格したら、教えてくれたら嬉しいです。個展とか来て聞かせてください、マジで。
一般写真学生の活動例を紹介します
最後に一般写真学生である自分の活動について記します。最後まで見てくれたら嬉しいです。ネットでは"ななしき"という名前で活動してます。
Twitter(@7shikiwakko)
Twitterでは美しい写真や情報を挙げています、可能な範囲でDMも返しているので、フォローすると人生が全ていい感じになります。
今日で高校生もおしまい、
— ななしき (@7shikiwakko) March 31, 2023
在学中に制作した作品は僕の宝物です。 pic.twitter.com/ZfI98RFea3
BASE(Product/artwork)
https://nanashiki.base.ec/items/97780363
これは”飾れるプリセット”です。BASEで販売してます。
ななしきが普段の写真で使っている現像のプリセットをCDに焼いて、ジャケットなどを写真用紙で使用し、
"質量性を持つプリセット販売"をコンセプトに作ったものです。
このnoteの閑話で出した少しフィルムっぽい写真は、全てこの"後付2"で現像してます、Lightroom用も付いてくるので是非。
同じくBASEで販売しているプリント作品も、加工済みでそのまま飾れるように作っているので、このnoteが受験の糧になったなあと思ったら是非ご購入ください。こちらにもプリセットがおまけでついています。
YouTube

同名義で"安く、緩く"をテーマに、5万円以下のフルサイズ機のレビューや、安いカメラの色をカスタムする方法といったような、コスパ最強な機材やデメリットを活かすノウハウを発信するチャンネルです。初心者でもハイアマチュアでも、とにかく手をつけやすい0→1のハードルを下げる目的で作ってます。今年は頑張ります。ここまで作例が良いYoutuberもあんまりいないので、是非。
Portfolio site/Blog
ポートフォリオサイトもあります。作家として作った真面目な作品とレビューはこちらから。作品だけでなく、これまでのクライアントワークや旅の写真も見れます。

まとめ
ということで今回は”写真学科”に合格できるnoteでした。
正直普通に30,000字で有料級なのですが、読んでもらいたい層が層なので無料です。役に立ったと思ったら作品やプリセットを買ってください。
元々は、写真学科についての受験情報が凄く少なかったり、塾に入らないとまともな情報が得にくいという状況が、写真学科受験を実家の太さゲーみたいにしていて、それが気に食わなかったので、瓦解させるための情報を出したい、という目論見でした。
あまり良い言い方ではないのですが、個人の体感では、塾とかフルで使って親にカメラ全部買ってもらってます、みたいな人より、地方や外国から気合入れてきている人の方が、作品も面白いことが多くて、そういう人がいっぱい弊学にいれば良いのにな、という願いの感情もあります。階級が固定化されつつある社会に対して抵抗したい、というのが本望です。社会に向けて石を投げることは大事です。
読んでいるかはわかりませんが、もし現役写真学生/卒業生の方でこれを読まれている方がいましたら、是非ご自身の写真学科受験noteを書いていただければ嬉しいです。正直僕一人書いた所で、情報の正確性も再現性も低いので。少しでもいろんな人の情報があれば、よりこれからの写真学科が面白くなると考えています。
僕の場合、脳や中高でやってたこと、受験対策に再現性が低いこともあるので、たくさんの学校のたくさんの人がこういう記事を書いてくれたら嬉しいです。良かったら、よろしくお願いします。それでは。
おまけ:教本や参考書とかカメラについて
ななしきが受験で使っていた写真系の本
学科受験で使っていた参考書
写真の色がとても良くなり、幸せになれるプロダクトと作品
おまけ:カメラ、何買えばいい?
写真学科に行きたい/受かった場合、とりあえず自前のデジタルカメラが必要になります。正直ある程度の性能があって、24-70mmの範囲を撮影できるレンズがあればなんでも良いんですが、デジタルカメラって高いので、予算別に個人的なおすすめを貼っておきます。既にカメラを持ってる人は多分買わなくて大丈夫です。これは受験情報よりは間に受けて良いです。
3万円以下
①Canon EOS60D+EF50mm F1.8 STM(APS-C一眼レフ)
マップカメラの中古で大体20,000円、レンズは10,000円以下です。ボディだけなら3万円以下は硬いです。
一応これくらいのカメラでも実習なら大丈夫です。ズームレンズなんかは余裕ができたら買ったり、学校から借りましょう。ズームレンズは色々ありますが、とにかく安くある程度の性能が欲しければYouTubeで紹介したこれがおすすめです。所謂キットレンズと呼ばれるEF-S18-135mmとかのレンズでも良いかもしれません、それなら5,000円くらいなので。
5万円以下
①Canon 6D(フルサイズ一眼レフ)
マップカメラの中古で40,000円くらいです。レンズは前述のものを買ったり借りるのをお勧めします。(EF-Sのレンズは使えないので注意です)
6Dは友達でも使ってる人も居るし、ななしきも使ってYouTubeで紹介したりしましたが、かなり良いカメラです。多分値段上がってくるので今のうちに買いましょう。(Nikon、なんか値段上がってて5万円以下はなさそう)
10万円以下
①Nikon Z50レンズセット(APS-Cミラーレス一眼)
マップカメラの中古で大体レンズ付き100,000円で買えます。初級機ですが、正直これで良くない?と言えるくらいの性能があります。コスパ的にはZ50iiよりも良いと思います。あと圧倒的に軽いです。
②Nikon Z6(フルサイズミラーレス一眼)
マップカメラの(ry で100,000円です。使い勝手もかなり良くて、性能的にはもう今年出てるカメラとかと変わらない写真の撮れるカメラです。周りでも使ってる人沢山います。ボディだけでこの値段なので、レンズは別途探して購入するとしても、140,000円あれば揃うと思います。一つ懸念事項として、XQDというメモリーカードを使用する羽目になるので、これもメルカリなんかで安く買っておくと良いでしょう。日芸ならZマウントレンズ沢山借りれるのでこれ一択かなと思います。
③Canon EOS RP(フルサイズミラーレス一眼)
マ(ry で100,000円です。ボディだけの値段ですが、上手く買えばレンズも合わせて買えると思います。撮れる写真に関しては申し分ないし、軽くて使いやすいのでかなりお勧めです。ちょっとレンズが高めだったりするのが大変かもしれません。周りでも沢山使っている方がいます。
④Canon EOS 1DX(フルサイズ一眼レフ)
マ(ry。ちょっとオタクというか、エクストリームな環境で撮影とかをされる方、でっかいカメラが好きな方はお勧めです。保証とかは5万円以下のカメラのように切れていますが、作りもプロ向けなので気になる方は買っても良いと思います。
⑤富士フィルム X-T3(APS-Cミラーレス)
ry。富士フィルムのカメラを使ってみたい方や、フィルムシュミレーションでフィルムライクな写真も撮りたい方はお勧めです。APS-Cだからダメとかそういうのは学校で全くなく、レンズの貸し出しなんかはほぼないですが、使ってる人も多いのでお勧めです。ななしきもX-T2とか、X-E4持ってました。
⑥Sony α7ii/α6400(ミラーレス一眼)
マップカメラの中古でどちらも70,000円くらいです。7iiはフルサイズで、6400はAPS-Cですが、映像もやっていきたい方は6400の方がお勧めです。Sonyユーザー、めちゃくちゃ多いのでレンズとか借りれたり、ステップアップで友達のお下がりとか買えたりしてお勧めです。
20万円以下
この辺まで来ると選択肢はめっちゃ増えます、保証もつけたりできます。
多いので、特にお勧めなものを三つだけ。ここまで来れば普通に性能も特徴もないので、貸し出しレンズやフィーリングで決めると良いです。
①Nikon Z5+レンズ
②Sony α7iii+レンズ
③Canon EOS R6(ボディのみ)
その他:富士フィルムのX-T4とか、LumixのS5なんかも良いと思います。特に映像もちゃんとやりたい人にS5はお勧めです。あと変態はSIGMA fpを買えば良いと思います。
30万円以上
これ以上予算が出せる方は、新品をヨドバシやキタムラで触って選んで買うのをお勧めします。10万円以下で紹介したものはほぼ中古で保証がないものですが、20万くらい出せれば中古美品や新品も選択肢に入るので、これくらい出す場合は実店舗に行くのをお勧めします。新品で買うならこれかな〜みたいなカメラを書き置いてみます。
①Nikon Z6iii
②Sony α7iv(めっちゃ多い、これ買っとけば間違いない感はある)
③Canon EOS R5
④富士フィルム X-T5(APS-C)
よくわかんねーって方は、入学後にできたカメラオタクに聞いてみれば、最適なカメラが見つかると思います。てか、何買ってもあんま変わらないです。デザインが好きなカメラとか、憧れの人が使ってるとか、そういうので良いと思います。(割と下取りとか出せば簡単に乗り換えもできるので)
以上です。
今日で高校生もおしまい、
— ななしき (@7shikiwakko) March 31, 2023
在学中に制作した作品は僕の宝物です。 pic.twitter.com/ZfI98RFea3
普通にリア垢のインスタ↓
https://www.instagram.com/moriadmiral/
ななしきが過去に書いたnote記事/グループ展で展示した作品について。
↓
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※プリセットとか作品のご購入お待ちしてます、マジで。頼みます。
