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「人といるのが苦手」の正体 ー私は、"自由を失うこと”に疲れていたー

ゴールデンウィークが近づくと、少し憂鬱になります。
世間が浮かれる大型連休を、私はあまり好きになれません。

世間は「誰かと一緒にいる」ことを前提として
何をするかで盛り上がっていますが
私はただ、家で静かに過ごしたいからです。

誰とも話さず、自分のペースで、自分のやりたいことだけをしていたい。

LINEの返信すら面倒になりますし、
本当に疲れていると、通知が来るだけで少し心臓が痛くなります。

しかし、こういうことを言うと

「人付き合いが苦手なんだね」
「もっと外に出た方がいいよ」
「せっかくの休みなのにもったいない」

という返事をもらいます。

こんな時、愛想笑いを浮かべながら相槌をうちますが、違うのです。

別に、人が嫌いなわけではありません。
ただ、「人といること」にはコストがかかるだけなのです。



人と会うのが嫌なのではなく、自由を失うのがしんどい

私は、人と会うことそのものよりも、
「自分の時間を奪われる感覚」に疲れを覚えます。

予定が入ると、その時間はもう完全に自分のものではなくなってしまいます。

何時に出るか。
何を着るか。
どこに行くか。
何時に帰れるか。
何を話すか。
どう振る舞うか。

そういう細かいことを、無意識にずっと考えてしまっています。

一緒にいる間も、完全には気を抜けません。

人と過ごすことが苦痛なのではありません。
「自分以外のペースで時間が流れること」に、疲れてしまうのです。

会話を回さなきゃ。
変な空気にしないようにしなきゃ。
相手が退屈していないか見なきゃ。

そういう思考が、ずっと頭の中をグルグルしています。

恐らく、人といるだけで疲れる人は
「会話」が苦手なのではなく、
常に他者を意識し続けることに疲れているのだと思います。


一人時間は、娯楽ではなく回復

ですから、私にとって一人でいる時間は
暇つぶしの時間ではなく、
回復のための大切な時間です。

何をするかも、何をしないかも、自分で決められます。

だらだらしてもいい。
急に出かけたくなってもいい。
何時間本を読んでもいい。
何もせず寝てもいい。

誰にも合わせなくていい。

この「主導権が全部自分にある状態」が、何より楽です。

一人時間が好きな人は、
孤独を愛しているというより、
自由を愛しているのだと思います。


「一緒にいて楽な人」は存在する

こんな私ですが、
以前は、頻繁に会いたいと思える人もいました。

しかし今思えば、あれは
「人といるのに疲れなかった」からだと思っています。

同じ空間にいても、無理に会話をしなくていい。
別々のことをしていても成立する空間。
沈黙が気まずくなく、
変に気を遣わなくていい。

つまり私は、
人といること自体が嫌なのではなく、
気を遣い続ける関係」が苦手なのだと思います。


こんなタイプは、少し自分勝手なくらいでいい

人に気を遣いすぎる人ほど、
相手に合わせることを「普通」だと思っています。

しかし、そういう人は、
普通に振る舞っているだけで、もう十分気を遣っているのです。

ですから、少し自分勝手なくらいでちょうどいい
と、私は思います。

行きたくないなら断っていい。
返信したくないなら後回しでいい。
会いたいと思えないなら、無理して会わなくていい。

それで離れていく人がいるなら、
その関係はきっと、どこかで無理をし続けなければ
成り立たないものだったのだと思います。


休日に正解はない

休日に出かける人がいてもいい。
誰かと過ごして回復する人がいてもいい。

しかし、一人で家に籠ることで回復する人もいます。
人と一緒にいることは、人生の必須条件ではありません。

誰かと過ごすことだけが、
「充実した休日」の証明でもありません。

「外に出ること」や「誰かと過ごすこと」が正解だという空気は、確かにあります。

ですが、誰かの正解が、自分の正解とは限りません。

静かな部屋で、一人過ごす休日に幸せを感じるなら、
それはきっと、自分に合った生き方を知っているということなのだと思います。

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