iPhone や iPad のアプリ版 Googleスプレッドシートで セル内改行が出来ない問題を解決する(Android版の情報も)
【2024/04/21 追加】
iPhone、iPadとGoogleスプレッドシートアプリの出来ないシリーズの新作noteをアップしました。
【2023/10/28 加筆】
当 noteは iPhone、iPadのGoogleスプレッドシートアプリが 標準機能でセル内改行に対応していない時に執筆した内容です。
つまり、現在はスマホのアプリ版スプレッドシートで改行は出来ます!
2023年10月28日現在 iPhone、iPadのGoogleスプレッドシートアプリは、最新バージョンなら標準機能でセル内改行に対応しています。
改行したい箇所を長押しでOK。

Androidスマホのアプリ版スプレッドシートは、2023年5月にはセル内改行に対応済みです。

mirの勤務する会社では GoogleWorkspaceを マルチデバイス環境で 利用していて、Windows(10と11が混在)パソコン、Androidスマホ、そして 外勤の営業社員には iPadをもたせてます。
で、最初は Excelに比べて使いづらいだのなんだのと文句を言っていた Googleスプレッドシートにも慣れてきて、ユーザーが自発的に色々活用してくれるようになってきました。
それはよいことなんですが、 mir の管理外の 営業活動報告系のスプレッドシートがいくつか作られてて、これが セル内改行が前提の運用になってるんですね・・・。
ここで困るのが、タイトルの iPhone、iPadの アプリ版 スプレッドシートが改行できない問題。
改行ができないと、出先でiPadでサクッと入力ができないよーってことだそうです。
営業社員から「なんとかならんのかね?」 と言われるも、そもそも 表計算のセル内に改行文章を入れる運用が間違ってるんでは・・・、と返したいところですが、そこは大人ですから我慢w
仕方なく スクリプト を編集時トリガーで 特定の文字を改行変換する方法 や Webで入力フォームを作ってみるものの、どうにも使いづらいし 新しいスプレッドシートが登場した時に気軽に対応できない。。。
アプリ版の利用が前提だと、そもそもサイドバーやダイアログが表示できないんで悩ましいです。
このアプリ版の改行できない問題で長年 頭を悩ませていたわけですが、最近 導入した方法が
コード書かず、さほど手間いらず、ITリテラシー低めの人でも使える
ってことで、今現在においては
「iPhone iPadのアプリ版スプレッドシートで 改行する ベストな方法」
と思われるんで noteで紹介しようかなと。
とりあえず伝えたいのは
iPadのスプレッドシートで改行は出来る!
iPhoneのスプレッドシートで改行は出来る!
Andoridのスプレッドシートで改行は出来る!
ってことです。もちろんアプリ版の話です。
「iPadのスプレッドシートは改行できない」とか、「iPadのスプレッドシートで改行する方法」と言いつつ、CHAR(10)と連結させて 数式にして改行する方法 なんかを紹介しているサイトは 情報が古い!!
今回は 一応 Googleスプレッドシートネタですが、珍しく 関数もGASも登場しません!でも ライト層向けだけど 実用的なネタです!
↓ 前回の note
全3回にわたって FILTER関数 超応用ネタを掲載
(こっちは ヘビーユーザー向け)
iPad / iPhone のスプレッドシートで セル内 改行 を実現する解決策
前置きや説明が長いって言われそうなんで、冒頭に解決策(ゴール)を書いておきます。

簡単ですし、既に使ってるよ!って人もいるかもしれませんが、
テキスト(半角スペース + 改行) → クリップボードにコピー という ショートカットを作成(改行モード と命名)
Assistive Touch の疑似ホームボタン 長押しに割り当て
入力中 に改行モード発動、ペーストボタンを 疑似改行ボタンとして利用
これだけです。説明は後半に記載しています。
Googleスプレッドシートのセル内 改行 の現状
ネット上には 少し古い情報が多いので、改めて 現状(2023年5月時点)の iPad、iPhone での Googleスプレッドシートの セル内改行対応を 確認しておきましょう。
ちなみに 後述してますが、 Androidアプリ版の Googleスプレッドシートは既に アプリ内の機能で セル内改行できるようになってます!
↑ こういう実はニーズのある 更新を Googleはもっと発信したらいいのに。
基本:PC ブラウザ版の Googleスプレッドシートのセル内改行
パソコンのブラウザ版の Googleスプレッドシートのセル内改行、これは基本なんで大丈夫ですよね?
まさか、ひたすらスペースを入れてセルの端までいって折り返させるとかしてないですよねw (開く環境によって幅が違い、ガタガタになるんでNGです)

PC のブラウザで Googleスプレッドシートの セル内改行をする場合は、
■Windowsの場合
Ctrl+Enter
Alt+Enter
■Mac PCの場合(手持ちにMacがないので、こっちは未確認)
Command + Enter
Alt + Enter
Ctrl + Enter
このようになります。
Alt+Enter は Excelのセル内改行方法と共通なんで、これで覚えるのがいいかもしれません。
これが モバイル版だと 勝手が違うんで 悩ましいのです。
iPad/iPhone で Googleスプレッドシートを利用する 3つの方法
まず 現在、iPad(iPhone)で Googleスプレッドシート を使う方法を確認しておきましょう。
主に以下の3つの方法で利用が可能です。
Googleスプレッドシートアプリを使う
Safari のPC版表示で スプレッドシートを開いて使う
Chrome の PC版表示で スプレッドシートを開いて使う
アプリ版は AppSotreから Googleスプレッドシートアプリを入れて ログインすれば普通に使えます。
アプリ版は モバイルからの利用、タッチ操作に最適化されてますが、機能がだいぶ絞り込まれていて 出来ないことも多いです。

実は アプリ版を入れていても Safari 、Chromeといったブラウザで スプレッドシートを開くことができます。
ブラウザから Googleドライブを開いて スプレッドシートを開く
ブックマークしておいて直接開く
アプリ版で 開きたい スプレッドシートの リンクをコピー → ブラウザに URLを貼り付けて開く
いずれかの手順で開けます。
アプリを入れてる場合は アプリ版で開かせようとしてくるので、それを無視して突破しましょう。
アプリ版で開いてしまうこともありますが、左上の戻るボタンでブラウザに戻ったり、何度か開きなおすとブラウザ版が開けます。
URL貼り付けて開いてから Googleアカウントのログインをすると 問答無用でアプリ版に飛ばされるので注意。
先にブラウザでも Googleアカウントでログインしておく必要があります。

iPadの場合、Safariはデフォルトで PC版表示ですが、Chromeの場合は モバイル版画面が開くので、設定から PC版に切り替える必要があります。

ブラウザからの PC版利用であれば、ほぼ PCのChromeで開いたのと同等の機能が利用可能です。ただ操作性は悪く使いにくいです・・・。
アプリ版、ブラウザ版、どちらも一長一短といったところ。
セルへの テキストの入力や閲覧がメイン(普段使い)
→ アプリ版
グラフ、ピボットテーブル、カスタムの書式設がしたい(高度な編集)
→ ブラウザ版
といった使い分けが、基本的にはおススメです。
ただ、普段使いの スプシへのテキスト入力で アプリ版を使っている時に困ることがあります。
それが今回のテーマ、セル内改行が出来ない問題です。
iPad/iPhone Googleスプレッドシートのセル内改行
現状(2023年5月時点)の、iPad アプリ版、ブラウザ版 の Googleスプレッドシートのセル内改行は以下のような状況となってます。

外付けキーボードは mir 所有のは 純正の Magic Keyboard ではありませんが、ブラウザ版は command(cmd) + Enter で Safari も Chrome もセル内改行できましたが、アプリ版では出来ませんでした。
当然ながら 画面キーボードだと commandキーが無いので 改行は出来ません。
一方、メモアプリや Googleドキュメントで 作成した 改行を含むテキストを セル内にペーストした場合は、アプリ版、ブラウザ版 どちらも改行が反映されます。
これらの方法以外に、 記入したテキストを 先頭に = をつけて 数式化して CHAR(10)で連結することで 無理やり改行する 方法もあります。
"iPhone スプレッドシート 改行"
で検索すると、ほぼこの方法に行きつきますが、ぶっちゃけ現実的なやり方とはいえませんし、これはもう情報が古いです!
かつて アプリ版は 編集しただけで セル内改行が解除される クソ仕様だった
なんで ネット上ではiPhoneのスプレッドシート改行で検索すると、CHAR(10)を使った改行方法ばかり紹介されているのか?
上で紹介した改行方法の3番目「他のアプリで作成した 改行を含むテキストを セル内にペースト」
↑ この方法ならそりゃ改行出来るだろ!
と思うかもしれませんが、実はこれ当然のように思えて 結構長い期間 iPad/iPhone の スプレッドシートでは アプリ版、ブラウザ版 どちらも 出来なかったんです。
過去のクソ仕様を動画で残しておけばよかったんですが、残念ながら保管していません。
自分の 過去の知恵袋回答を見ると、どうやら 2年前 2021年5月時点では 改行を含むテキストをセル内に貼りつけても 改行が解除される仕様だったようです。
それどころか、かつては PCのブラウザ版で 入力した 改行のある テキストが入ったセルを アプリ版からちょっとでも編集すると、元々あった 改行すら解除されてしまう!という超クソ仕様でした。
これが、結構長い期間 改善されず放置されてたんです。
だから iPad/iPhone アプリ版で 改行したテキスト貼り付けが 使えるようになったのは、mir的には 結構大きい改善(偉大な一歩)だったりします。
全然話題にならず、いつの間にか出来るようになってたんですがw
ちなみに今回の解決策も前々からアイディアとしてはあったんですが、この 改行コピペが出来るようになった ことで、ようやく実用化できるようになりました。
【注意】改行のみをコピペしても セル内改行にはならない
それなら 「改行のみ」をクリップボードにコピーしておけば、それを貼り付けで使えば セル内改行になるんでは?
と思いつきますが、残念ながらこれはうまくいきません。

改行だけ コピーは、標準アプリの メモで 新規メモを立ち上げ、改行だけした状態のものを「すべてを選択」でコピーすれば 可能ですが、

スプレッドシート側で これをセル内に貼り付けると、セル内で改行はされず一つ下のセルがアクティブになります。これは普通にエンターを押したのと同じ状態ですね。
つまり、このコピペによるセル内改行は、なんらかのテキストと改行を組み合わせたものをコピペする必要があるってことです。
これは色々と解決策を考えましたが、最終的には「半角スペース+改行」で妥協 となりました。
まあ 改行前提の文章を入れるようなスプレッドシートは、データベース的使い方はしないだろってことで、半角スペースが差し込まれても見た目上もデータ上も影響はないかなと。
アプリ版の Excelは 改行ができる
ちなみに アプリ版の Excel(Microsoft365)は、iOS版、Android版どちらも 結構早い段階から セル内改行が 出来るようになっていました。
セル内編集モードで 改行したい場所で長押しすると メニュー内に「改行」が表示されます。

そして入力ボックスの縦幅が結構広いのも うらやましい
ただ、スマホからの利用は 無料版利用が出来るんですが、iPad版は 画面サイズ 10.1インチ以上は 編集権限は有料って縛りが早々に適用されたんですよね。
iPadで Excelを使うには 365 が必要ってことです。
せっかく スプレッドシートに社員が慣れてきたのに、さすがにアプリ版の改行だけで乗り換えるってのもねー。。
【最新情報】 Androidアプリ版の Googleスプレッドシートも セル内改行に対応!

こちらは最近ですが Excelアプリと同じようにAndroid アプリ版の Googleスプレッドシートは「改行」が出来るようになってたんですよね。(知らんかった)
もともと Andoridアプリ版は、他のアプリで作成した 改行を含むテキスト貼り付けが使えたんですが、さらに便利になりました!!
使い方は アプリ版の Excelとほぼ 一緒で、編集画面で 改行したい場所 に 入力バー を置き💧 部分をタップすると メニューに「改行を挿入」が表示されます。
うーん、「それって(Excelの)パクリじゃないですか?」と言いたくなりますが、この更新は大歓迎ですw
mir的にはすげーありがたいんですが、残念ながらこれも ネットでほぼ情報見かけないんですよね。。
そして 日本ではAndroidに比べユーザー数が圧倒的に多い、iPad/iPhoneの アプリ版では、この「改行を挿入」が出ません。
もしかすると 今後対応するかもだけど、結構 Android版と 出来ることに違いがあるし、Googleさんも色々 AI関連で大変そうだしw しばらく対応されないって可能性もあります。
とりあえず 当面は 今から紹介する 解決策が 役に立つんじゃないでしょうか!
iPhone / iPad の アプリ版 Googleスプレッドシートで 手軽にセル内改行入力する 方法!
というわけで、ようやく 解決方法 の話となります。
初回の準備は必要ですが コードいらずなんで 比較的簡単に出来ますし、ショートカットを 管理者側で作成・配布することで、ユーザー側の準備作業を減らせるので ユーザーへの展開もしやすい と思います。
なによりも 一度設定すれば、どのスプレッドシートでも使える汎用的な仕組みってのが良いですね。
セル内改行の為の 準備 3ステップ
「現状の出来ること」と「ユーザーのニーズ」を踏まえ、今回の解決方法にたどり着きました。
■現状の出来ること(iPhone / iPad でのGoogleスプレッドシート)
・他で作成した 改行入りテキストを 貼り付ければ 改行できる
・ただし 改行のみのコピペでは セル内改行として機能しない
・外付けキーボードを使えば ブラウザ版でのみ 改行ができる
■ユーザーからの声と コスト的な課題
・iPad のブラウザ版 スプレッドシートは 使いづらいので アプリ版がよい
・会社的に 外付けキーボードを用意し配布は コストが大きい
(かつ iPadのウリが損なわれ、故障も増える可能性)
・他アプリ でテキストを作成し スプシに貼りつけは、
画面の切り替えが必要だし手間もかかるので やりたくない。
・GASだと 各スプレッドシートにコードを展開する必要がある上に、
メンテナンスが大変。
これらを踏まえると、アプリ版スプレッドシート から
・他のアプリへの切り替え無しに
・改行入りテキストをクリップボードにコピーした状態にして
・それを 簡単にペーストできる
・しかも ユーザーへの展開が簡単
こうなれば ベスト ってことですね。
こんなもん、あるわけないやないかーい と言いたくなりますが、実はアレが使えます。
iPhone,iPad に標準アプリとして 用意されてる 「ショートカット」です。
ショートカットを 使って アプリ版 Googleスプレッドシートのセル内改行を実現する為に、
準備1. ショートカットを作成する
管理者・自分がやること
準備2. ショートカットを共有する(自分だけが使う場合は不要)
管理者から URLを送り ユーザーが ショートカット追加を実行
準備3. AssistiveTouch を有効にしてショートカットを割り当てる
各々が実施する必要あり
この3ステップで 準備を進めましょう。
自分一人が使うなら1と2だけ。
ユーザー展開で 1と2の配布を管理者側でやれば、ユーザーは 2の ショートカットの追加 と3だけをやればよいです。
iPhone / iPad のショートカットとは

使ってる人は 使いまくってますが、多くの人は一切使ってないのが、このショートカットというアプリです。
ご存じの人も多いでしょうが、iPhone / iPad のショートカットアプリは、流行りの ノーコードツールというか RPA 的な利用もできる便利なものです。
これ使ってないなんて MOTTAINAI!
ショートカットについては note や ブログなんかで おススメ(
のレシピ)を紹介している人も多いですし、公式にも丁寧な解説があります。
※素材(用意されてるアクション)を組み合わせてショートカットを作ることを料理になぞらえて「レシピ」って言うみたい
よく使うスプレッドシートを ホーム画面に置く方法なんかも 紹介されています。(これは超簡単)
あらかじめ用意されている 処理を組み合わせるだけでなく、GAS の doPost(e) と組み合わせた ちょっと高度な処理も作成可能ですが、今回は基本 動作の組み合わせで十分です。
準備1. ショートカットを作成する
まずは 管理者側で ショートカットを作成しましょう。
使うのは 指定したテキストを次のアクションに渡す 「テキスト」と、

「クリップボードにコピー」の2つだけ。

ショートカットには 貼り付け という アクションが用意されていないので、改行入りテキストを貼り付ける処理は スプシ側で対処する必要があります。
ショートカットを 開き マイショートカットを選択、上部の +ボタンで 新規ショートカット作成で、この2つを 順に選択します。
アクションは 左上の「Appおよびアクションを検索」から 探せます。

そして「テキスト」には 半角スペース + 改行 を入れておきましょう。
ここは 改行のみが使えないので 妥協です。一番影響の少ない 半角スペースを組み合わせました。

さいごに、ユーザーがわかりやすいように、このアプリにいい感じの名前とアイコンをつけておきましょう。

今回は「改行モード」としました。
これで完成。簡単ですね。
動作を確認してみましょう。初回実行の際に クリップボードへのアクセス許可が必要になるかもしれません。
▶ ボタンを押すと実行されます。

見た目上は よくわかりませんが、このショートカットを実行することで クリップボードに 半角スペース+改行 がコピーされた状態となり、これがいつでも貼り付けられるってわけです。
これで準備1はOKです。
準備2. ショートカットを共有する
作成したショートカットは 他のメンバーにリンクで展開することが可能です。

このURLをメールや Google Chat等でユーザーに発信しましょう。
受け取った相手が iPhone / iPadで リンクを開くと

こんな画面になるんで、ユーザー側が「ショートカットを追加」を押すだけ。
個々のユーザーが 先ほどのショートカットを作成する必要はありません。
ちょー簡単なショートカットなんで ユーザー側で作ってもらってもいいんですが、このちょっとした手間すらやらない、もしくは操作を不安がる人も多いので、なるべく管理者側でお膳立てしてあげることが大事ですw
準備3. AssistiveTouch を有効にしてショートカットを割り当てる
これは 各ユーザーが設定する必要があります。そのままこの noteをガイドに使っていただいてもよいかも。
ショートカットを スプレッドシートアプリの画面を開いたまま実行する為に、Assistive Touch を有効にして そこにショートカットを割り当てましょう。

Assistive Touch は iPhoneユーザーで使ってる人も多いかもしれませんが、いわゆる 疑似ホームボタンです。
昔の iPhone、iPad ではお馴染みの ホームボタン、最近のモデルには物理的なホームボタンは無くなってしまったんで、ジェスチャー操作が苦手な 古参・年配ユーザーにはありがたい存在w
ちなみに mirも使っています。
これを使うには、歯車アイコンの設定アプリから
アクセシビリティ > タッチ > Assistive Touch
で、Assistive Touch を有効にするだけ。

で、このボタンにはアクションの割り当てができるんですが、どこに割り当てるがよいか?
これは自由なんで、Assistive Touch を使いまくってる人は 最上位メニューをカスタマイズしても良いんですが、個人的には
カスタムアクション の 長押し に割り当てるのが おススメです。
疑似ホームボタンとして使ってる場合、
シングルタップは ホーム
ダブルタップは Appスイッチャー (裏で開いてるアプリ一覧)
が慣れてるというか使い勝手がいいんですよね。
残るは「長押し」で通常であれば これは Siri起動なんですが、別にいらんかなってことで、ここに先ほど作成したショートカットを割り当てましょう。
長押しを選択して アクションの一覧の一番下に ショートカットがあり、その中に 先ほど作成した(もしくは共有から追加した) 「改行モード」があります。それを選択しましょう。

この状態になれば 準備は全て完了です。
ショートカット「改行モード」でセル内改行をやってみよう!
それでは実際に使ってみましょう。
アプリ版の スプレッドシートで、適当なシートを開いてみてください。
何も入ってないセルに セル内改行入りテキストを入力する
まずは、真っさらな何も入力されていないセルで試してみましょう。

まずは 疑似ホームボタン長押しで「改行モード」を起動します。改行モードにするのは、入力前、入力中どちらでもOK。
入力途中でも改行モードを発動できるんで便利です。




こんな感じで簡単に出来ました~。
つまり、ショートカット「改行モード」を発動すると 画面キーボードのペーストボタンが 疑似改行ボタンになる、ってことです。

ただし 見た目上は影響ないですが、改行前の文末には 半角スペースが入ってます。
厳密には 疑似改行ボタンではなく、疑似半角スペース+改行ボタンってことです。
これが問題になるケースは少ないと思いますが、関数やGASでセル内の文字列を取り出すような処理が絡むシートの場合は注意が必要かもしれません。
当然ですが、クリップボードを利用しているので 他のものをコピーした場合は、改行モードが解除されます。改行を使う際に、再度 疑似ホームボタン長押しで改行モードを発動しましょう。
入力済みの文章を改行する
こちらもほぼ操作としては同じです。改行したい箇所に 入力バー(カーソル)を移動させ、疑似ホーム長押しで 「改行モード」起動!

この改行したい場所にカーソル合わせてからでも、「改行モード」を発動できるってのがいいですね。
ペーストボタン(疑似改行ボタン)を2回押して、カーソル移動を繰り返して、以下のようにセル内で1行あけ文章に修正ができました。

ただし、先ほど書いた通り赤線の箇所には見えないですが 半角スペースが入っています。
ちなみに Android と違って iPad / iPhone には 画面キーボードにカーソル(入力バー)を 左・右 に移動させる ボタンがないんで不便っていう人もいますが、幾つかやり方があります。
iPadの場合は キーボード上での2本指操作での操作がおススメです。
【別解】改行テキストをダイアログで作成して ペーストもアリ
疑似的にペーストボタンを改行ボタンとして使う方法を紹介しましたが、そいもそも Googleスプレッドシートアプリの 入力欄は 縦幅が2行までしか広がらず 入力しにくいって問題もあります。

また、先ほどの半角スペースがどうしても許せないっていう妥協しない派の人もいるかもしれませんw
そんな場合は、「入力を要求」という 入力ダイアログを立ち上げるアクションを ショートカットに組み入れる方法もあります。



こんな方法もアリかと思います。
アプリ版 はまだまだ言いたい事あるけど
今回は mirが 最近 作成・導入して「使える」と思った、
iPad(iPhone) のスプレッドシートアプリ
+
ショートカット
+
Assistive touch (アシスティブタッチ)
で簡単にセル内改行を実現する方法
について 書いてみました。
同じような ことで困ってるユーザーの役に立てば幸いです。
まだまだ スプレッドシートのアプリ版は、ボタンからのGAS実行やグラフ作成など 出来ないこと多いし、特に iPhone、iPad版は Android版より出来ないことが多いんで 色々不満はあるんですけどね。
使い勝手がさらに改善されることを期待してます!
次回は、これもアプリ版からは使えない スプレッドシートの便利機能の一つなんですが、FILTER関数の流れで フィルタ表示について書いてみたいと思います。
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チップ大歓迎です。やる気がアップしますw