自然と調和すると、人生はもっと軽く、美しくなる。身体と季節のセラピストMioriが伝える、二十四節気の整え方
⸻
年齢を重ねるにつれて、
ふとした瞬間に、身体の変化を感じることがあります。
朝、起きたときに背中が重い。
鏡に映る自分の姿勢が、
以前より小さく見える。
気づくと肩に力が入っている。
呼吸が浅い。
足元に、少し不安がある。
理由はわからないけれど、
心がざわつく日がある。
そんな時、私たちはつい、
こう思ってしまいます。
「もう歳だから」
「私の身体が弱くなったから」
「ちゃんと運動してこなかったから」
でも、本当にそうでしょうか。
身体は、
あなたを困らせようとしているのではありません。
ただ、今の状態を、
静かに知らせてくれているだけかもしれません。
「少し休みませんか」
「少し整えませんか」
「もう一度、私の声を聴いてください」
身体はいつも、
小さな声で語りかけています。
◇
私は、
自然と調和した暮らし研究所を主宰し、
「身体と季節のセラピスト」として活動しています。
理学療法士として身体を学び、
ヨーガやピラティスを通して呼吸と姿勢を見つめ、
自然療法や季節の養生から、暮らし全体を整える知恵を受け取ってきました。
けれど、長く身体に関わる中で、
私がいちばん大切だと感じるようになったのは、
難しい知識でも、特別な技術でもありません。
それは、
身体を責めないこと。
そして、
自然の流れに寄り添うこと。
私たちの身体は、
自然から切り離されたものではありません。
春には、目覚める身体があります。
夏には、広がる身体があります。
秋には、手放す身体があります。
冬には、蓄える身体があります。
自然がいつも同じ姿ではないように、
私たちの身体も、毎日少しずつ変化しています。
だから、
いつも同じように頑張らなくて大丈夫です。
今日の身体には、
今日の整え方があります。
今日の呼吸には、
今日の深さがあります。
今日の自分には、
今日の美しさがあります。
◇
この考え方を形にしたのが、
Amazon Kindleシリーズ
『二十四節気で整える習慣100』 です。
このシリーズは、二十四節気の暦に沿って、身体と暮らしをやさしく整える「1分習慣」を100ずつ届ける構想で、第1巻『姿勢』を雛形に、全100巻でひとつの「読む季節療法」の世界をつくる企画として設計しています。
第1巻のテーマは、
姿勢。
けれど、ここでお伝えしたい姿勢は、
背筋をまっすぐ伸ばすことだけではありません。
どのように立つか。
どのように座るか。
どのように歩くか。
どのように呼吸するか。
そして、
どのように自分自身を見つめるか。
そのすべてが、姿勢です。
第1巻の原稿でも、姿勢とは「背筋を伸ばすことだけ」ではなく、身体との関係、呼吸との関係、自分自身との関係、つまり毎日の暮らし方そのものとして書いています。
⸻
ここから先は、
私がなぜ「身体と季節」という考え方にたどり着いたのか。
なぜ二十四節気なのか。
そして、40代以降の女性に本当に届けたい「整え方」とは何か。
少し深く、お話ししていきます。
単なる健康法ではありません。
無理な運動でも、
がんばる美容でも、
年齢に逆らう方法でもありません。
今の身体を否定せず、
季節の流れに寄り添いながら、
自分の身体ともう一度仲良くなるための考え方です。
この先を読んでくださる方には、
きっと、こう感じていただけると思います。
「私の身体は、まだちゃんと応えてくれる」
「年齢を重ねることは、怖いことばかりではない」
「今日から、少しだけ自分を大切にしてみよう」
そんな静かなきっかけになりますように
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
