Aave完全ガイド②:担保資産とLTV(Loan to Value)、清算メカニズムと清算ペナルティ
アリス:「ウサギ先輩、こんにちは!この前、Aaveで仮想通貨を貸し出せるって教えてもらいましたけど、逆にAaveから仮想通貨を借りることもできるんですよね?なんだか、魔法の銀行みたいでワクワクします!」
ウサギ先輩:「おっと、アリスちゃん、その通り!Aaveは貸すだけじゃなくて、自分の持っている仮想通貨を担保にして、別の仮想通貨を借りることもできる、まさに魔法の銀行みたいな場所なんだ。ふふん、今日のウサギ先輩は、その『借りる』ときの超重要なポイント、つまりどんなものを担保にできるのか、どれくらい借りられるのかを示すLTV、そして万が一の時に起こるちょっぴり怖い清算とそのペナルティについて、アリスちゃんにも分かりやすく解説してあげようじゃないか!」
アリス:「担保にLTV、清算…なんだか難しそうな言葉が並んでいますけど、ウサギ先輩と一緒なら大丈夫ですよね!よろしくお願いします!」
ウサギ先輩:「ようし、アリスちゃん!それじゃあ、Aaveの魔法の貸金庫の扉を、一緒に開けてみようじゃないか!冒険の始まりだ!」
Aaveで何を担保にできるの?~アリス、魔法の担保リストを見る~
アリス:「ウサギ先輩、まず最初の疑問です!Aaveで何かを借りるには、何かを『担保』として預けないといけないんですよね?一体、どんなものが担保になるんですか?」
ウサギ先輩:「うむ、良い質問だね、アリスちゃん。Aaveでは、色々な種類の仮想通貨を担保として預けることができるんだ。まるで、魔法の質屋さんみたいにね。代表的なものとしては、こんな感じかな。」
イーサリアム(ETH):これはもう王道の担保資産だね。多くのDeFiプロトコルで中心的な役割を果たしているから、Aaveでも非常に人気が高いよ。
ラップドビットコイン(wBTC):ビットコインをイーサリアムのブロックチェーン上で使えるようにしたトークンだね。ビットコインの価値を担保にできるのは魅力的だ。
ステーブルコイン(USDC, DAI, USDTなど):米ドルなどの法定通貨と価格が連動するように設計されたコインだね。価格が安定しているから、担保としても、また借りる側の資産としてもよく使われるよ。
その他主要なアルトコイン:LINK(Chainlink)やUNI(Uniswap)など、Aaveのガバナンス(運営方針を決めること)で承認された、信頼性や流動性の高いアルトコインも担保にできることがあるんだ。
アリス:「へぇ~!ビットコインやイーサリアムだけじゃなくて、ステーブルコインも担保になるんですね!それに、色々なアルトコインも使えるなんて、なんだか選択肢がたくさんあって嬉しいです!」
ウサギ先輩:「そうだね。Aaveの公式サイトや、Zapper、DeBankみたいなDeFiポートフォリオ管理ツールを使えば、現在どんな資産が担保として受け入れられていて、それぞれの条件がどうなっているか、一覧で確認することができるよ。まるで、魔法の担保リストだね!」
アリス:「なるほど!でも、ウサギ先輩、質問です!色々なものが担保になるのは分かったんですけど、例えばイーサリアムを担保にするのと、ステーブルコインを担保にするのでは、何か違いがあるんですか?全部同じように扱われるんでしょうか?」
ウサギ先輩:「おおっ、アリスちゃん、鋭い質問だね!実は、担保にする資産の種類によって、借りられる金額の割合や、リスクの度合いが変わってくるんだ。その鍵を握るのが、次に説明するLTV(Loan to Value)という魔法の数字なのさ。」
LTV(Loan to Value)ってなあに?~借りられる上限の魔法の数字~
アリス:「LTV(ローン・トゥー・バリュー)…ですか?なんだか呪文みたいですけど、一体どういう意味なんですか?」
ウサギ先輩:「ふふん、LTVはね、Loan to Valueの略で、日本語にすると『担保価値に対する借入比率』という意味なんだ。もっと簡単に言うと、預けた担保の価値に対して、最大で何パーセントまでお金を借りられますよ、という上限を示す魔法の数字なんだよ。」
アリス:「へぇ~!じゃあ、LTVが高ければ高いほど、たくさん借りられるってことですか?」
ウサギ先輩:「その通り!例えば、アリスちゃんが100万円分のイーサリアムをAaveに担保として預けたとしよう。もし、そのイーサリアムのLTVが80%だったら、アリスちゃんは最大で80万円分の他の仮想通貨を借りることができる、というわけさ。」
アリス:「わぁ、分かりやすいです!じゃあ、担保にする資産によって、このLTVの数字が違うんですか?」
ウサギ先輩:「そうなんだ。ここがミソだね。一般的に、価格変動が大きい(ボラティリティが高い)資産よりも、価格が安定している資産の方が、LTVは高く設定される傾向にあるよ。なぜなら、Aaveのような貸し手にとっては、担保の価値が急に下がってしまうリスクを考慮しないといけないからね。」
ステーブルコイン:米ドルなどにペッグされているステーブルコインは価格が安定しているから、比較的高いLTV(例えば80%~85%とか)が設定されることが多い。
ETHやwBTC:これらも主要な資産だけど、ステーブルコインよりは価格変動リスクがあるから、LTVは少し低め(例えば75%~80%とか)になることがある。
その他のアルトコイン:もっと価格変動リスクが高いとされるアルトコインは、さらに低いLTV(例えば50%~60%とか)になることが多いんだ。
アリス:「なるほど!価格が安定している方が、たくさん借りられるんですね。じゃあ、LTVが高い資産を担保にした方が、お得ってことでしょうか?」
ウサギ先輩:「うーん、一概にそうとは言えないんだな、これが。確かにLTVが高いと、同じ担保額でもより多くの資金を借りることができる。でもね、それは同時に、清算されるリスクも高まるということを意味するんだ。その理由は、次に説明する『ヘルスファクター』と密接に関わってくるんだよ。」
ヘルスファクター(Health Factor)とは?~あなたの借金、健康診断します!~
アリス:「ヘルスファクター…ですか?借金の健康診断なんて、なんだかドキドキしますね!」
ウサギ先輩:「ふふん、まさにその通りなんだ、アリスちゃん。ヘルスファクターは、Aaveにおけるあなたの借入ポジションの健全性を示す非常に重要な指標なんだ。この数値が1を下回ってしまうと、あなたの預けた担保が清算される、つまり強制的に売却されてしまうリスクが非常に高まるんだよ。」
アリス:「ひえぇ…!1を下回ったら大変なんですね!このヘルスファクターって、どうやって計算されるんですか?」
ウサギ先輩:「ヘルスファクターはね、簡単に言うと「(担保の価値 × 各担保の清算閾値の加重平均)÷ 借入総額」みたいな感じで計算されるんだ。ちょっと複雑に聞こえるかもしれないけど、要は、担保の価値が借金の価値に対してどれくらい余裕があるかを示していると思えばいいよ。」
清算閾値(Liquidation Threshold):これはLTVと似ているけど、LTVが「借りられる上限」を示すのに対して、清算閾値は「このラインを超えて担保価値が下がったら清算が始まりますよ」という、より危険なラインを示す数値なんだ。LTVよりも少し高い数値(例えばLTVが80%なら清算閾値は82.5%とか)に設定されていることが多い。
ウサギ先輩:「だから、LTVギリギリまで借りてしまうと、少し担保の価格が下がっただけですぐにヘルスファクターが1に近づいて、清算のリスクに晒されてしまうことになる。逆に、LTVよりもずっと少ない金額しか借りなければ、ヘルスファクターは高い数値を保ちやすく、清算リスクも低くなるってわけさ。」
アリス:「なるほどぉ…。LTVが高いからといって、目一杯借りちゃうのは危険なんですね。じゃあ、もしヘルスファクターが1に近づいてきちゃったら、どうすればいいんですか?何か手遅れになる前に対処する方法はあるんでしょうか?」
ウサギ先輩:「もちろんだよ、アリスちゃん!慌てることはない。ヘルスファクターが下がってきたな、と感じたら、いくつか打てる手があるんだ。それを怠ると、いよいよお待ちかね(?)の、恐怖の清算メカニズムが発動してしまうことになるからね…。」
恐怖の清算メカニズム~担保が溶けちゃう!?~
アリス:「ひぃぃぃ!ついに来ましたか、恐怖の清算メカニズム…!担保が溶けちゃうって、一体どういうことなんですか…?」
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