DeFiの始め方~必要なウォレットとETH(または各チェーンのネイティブ通貨)の準備~
アリス:「ウサギ先輩、こんにちは!この前、DeFiっていう魔法の金融街の話を聞いて、とってもワクワクしたんです!私もその魔法の世界に行ってみたいんですけど、どうやったら始められるんですか?」
ウサギ先輩:「おっと、アリスちゃん、もう次の冒険のことで頭がいっぱいだね!ふむふむ、DeFiの世界への扉を開きたい、と。良い心がけだ!よし、このウサギ先輩が、DeFi冒険の第一歩、その準備方法を伝授しようじゃないか!準備さえしっかりすれば、どんな冒険だって怖くないからね!」
アリス:「わぁ、本当ですか!ありがとうございます、ウサギ先輩!一体何から始めたらいいんでしょう?」
ウサギ先輩:「ふふん、焦らない焦らない。DeFiの世界に入るにはね、まず自分だけの「魔法のサイフ」と、そこで使う「特別なコイン」が必要なんだ。さあ、アリスちゃんと一緒に、冒険の装備を整えに行こうじゃないか!」
DeFiの入り口、それは自分だけの「魔法のサイフ」から
アリス:「魔法のサイフですか?私、いつも使っている銀行の口座とか、仮想通貨取引所のアカウントじゃダメなんですか?」
ウサギ先輩:「いい質問だね、アリスちゃん!そこが最初の大きなポイントなんだ。普段使っている銀行口座は、いわば大きな街の金庫番に預けているようなもの。そして仮想通貨取引所のアカウントも、その取引所というお店にコインを預けている状態なんだよ。」
アリス:「はい、そうですよね。便利で安心な気もしますけど…。」
ウサギ先輩:「確かに便利だけどね、DeFiの世界は、銀行や取引所のような中央の管理者がいない、自由な市場なんだ。だから、自分の資産は自分で直接管理する必要がある。そこで登場するのが、ノンカストディアルウォレット、つまり自分自身で秘密鍵を管理するウォレットさ。これがいわゆる「魔法のサイフ」の正体だね。」
アリス:「自分で管理するサイフ…なんだかドキドキしますね!でも、それがないとDeFiの魔法は使えないんですね?」
ウサギ先輩:「その通り!DeFiサービスは、この自分専用の魔法のサイフを直接つないで利用するんだ。取引所に預けっぱなしのコインでは、DeFiのサービスにアクセスすることすらできないからね。自分の資産を自分で守り、自分で動かす。これがDeFiの基本精神であり、最初の試練でもあるのさ。」
アリス:「なるほどぉ…自分のサイフを持つことが、DeFi冒険者の第一歩なんですね!どんなサイフがあるんですか?」
ウサギ先輩:「うん、色々な種類のウォレットがあるけれど、初心者のアリスちゃんにも使いやすくて、たくさんのDeFiサービスに対応している代表的なウォレットがあるよ。それが…メタマスク(MetaMask)さ!」
一番人気!メタマスクの準備~アリス、キツネのサイフを手に入れる~
アリス:「メタマスク?キツネのマークのやつですか?なんだか可愛い名前ですね!」
ウサギ先輩:「そうそう、あのキツネのアイコンが目印さ!メタマスクは、パソコンのウェブブラウザの拡張機能として入れたり、スマートフォンのアプリとしても使える、とっても便利なウォレットなんだ。特にイーサリアム系のDeFiサービスを使うなら、まずこれを持っておけば間違いないと言えるくらい、デファクトスタンダードになっているね。」
アリス:「へぇー!じゃあ、そのメタマスクを早速準備したいです!どうすればいいんですか?」
ウサギ先輩:「よし、じゃあ一緒にメタマスクをインストールしてみようか!とっても簡単だから、安心してついてきておくれ。」
メタマスクのインストール手順
ウサギ先輩:「まず、アリスちゃんが普段使っているパソコンのウェブブラウザ、例えばGoogle Chromeを開いてごらん。」
アリス:「はい、開きました!」
ウサギ先輩:「次に、Chromeウェブストア(他のブラウザならそれぞれの拡張機能ストア)で『MetaMask』と検索するんだ。すると、キツネさんのアイコンが出てくるから、それをクリックして『Chromeに追加』ボタンを押すのさ。」
アリス:「わ、本当だ!キツネさんが出てきました!ポチッとな…。」
ウサギ先輩:「うむ、それでインストールが始まるはずだ。終わったら、ブラウザの右上にキツネさんのアイコンが表示されるようになるよ。それをクリックすると、メタマスクの初期設定が始まるんだ。」
メタマスクの初期設定と超重要な「リカバリーフレーズ」
ウサギ先輩:「さあ、ここからが一番大事なところだから、よーく聞いておくれよ、アリスちゃん。メタマスクの初期設定では、新しいウォレットを作成することになる。その過程で、『リカバリーフレーズ』(またはシードフレーズ)という、12個(または24個)の英単語の組み合わせが表示されるんだ。」
アリス:「リカバリーフレーズ…?呪文みたいですね!」
ウサギ先輩:「まさに魔法の呪文さ!このリカバリーフレーズはね、アリスちゃんの魔法のサイフを復元するための唯一の鍵なんだ。もしパソコンが壊れたり、スマホをなくしたりしても、このリカバリーフレーズさえあれば、新しいデバイスでウォレットを元通りにできる。逆に言えば、このリカバリーフレーズをなくしたら、サイフの中身も永久に失ってしまうことになるんだよ!そしてもっと怖いのは、このフレーズが他人に知られたら、サイフの中身を根こそぎ盗まれてしまうということさ!」
アリス:「ひえぇぇ!そ、そんなに大事なものなんですか!?絶対に失くしたり、人に見られたりしちゃダメなんですね!」
ウサギ先輩:「その通り!このウサギ先輩が、今まで何百回、いや何千回と言ってきたことだけど、リカバリーフレーズの管理は、DeFi、いや仮想通貨の世界で生き残るための最重要事項なんだ!いいかい、絶対に守ってほしいルールがある。」
ウサギ先輩のリカバリーフレーズ管理鉄の掟!
絶対にデジタルで保存しないこと! スクリーンショットなんてもってのほか!パソコンやスマホのメモ帳、クラウドストレージ、メールの下書きなんかに保存するのは自殺行為だ!ハッキングされたら一瞬で盗まれるぞ!
必ず紙に正確に書き留めること! しかも、複数箇所に分けて、安全な場所に保管するのが理想だ。例えば、1枚は自宅の金庫、もう1枚は信頼できる家族に預けるとかね。スペルミスがないか、順番が間違っていないか、何度も確認するんだぞ!
誰にも教えないこと! たとえウサギ先輩でも、メタマスクのサポートを名乗る人でも、絶対に教えてはダメだ!本物のサポートがリカバリーフレーズを聞いてくることは絶対にないからね!
アリス:「は、はいっ!肝に銘じます!紙に書いて、金庫にしまって、誰にも見せません!」
ウサギ先輩:「うむ、それでこそ未来のDeFi冒険者だ!そのリカバリーフレーズを安全に保管したら、メタマスクの設定は完了さ。これでアリスちゃん専用の魔法のサイフが手に入ったわけだ。」
アリス:「わーい!なんだか一つ大人になった気分です!これでDeFiの世界に行けるんですね!」
ウサギ先輩:「いやいや、アリスちゃん、まだだよ。サイフを手に入れただけでは、お店で何も買えないだろう?次はそのサイフに入れるためのお金、つまり特別なコインを準備しなくちゃね。」
冒険の資金!ETH(イーサリアム)を手に入れよう
アリス:「特別なコイン…ビットコインとはまた違うんですか?」
ウサギ先輩:「ビットコインも素晴らしいコインだけど、DeFiの世界、特にメタマスクと相性が良いのは、イーサリアム(ETH)というコインなんだ。多くのDeFiサービスはイーサリアムのブロックチェーン上で動いているから、ETHがいわばDeFi世界の基軸通貨のような役割を果たしているのさ。」
アリス:「基軸通貨…世界のどこでも使えるお金みたいな感じですか?」
ウサギ先輩:「まさにそんな感じだね。DeFiサービスで何かを取引したり、お金を預けたりする元手としてETHが使われることが多い。そしてもう一つ重要な役割がある。それがガス代の支払いさ。」
アリス:「ガス代?車のガソリン代みたいなものですか?」
ウサギ先輩:「うん、いい例えだね!イーサリアムのブロックチェーン上で何か取引(トランザクション)を記録してもらうためには、ネットワークを維持してくれている人たち(マイナーやバリデーター)に手数料を支払う必要があるんだ。それがガス代と呼ばれるもので、ETHで支払われるんだよ。だから、ETHを持っていないと、DeFiサービスを利用しようにも、手数料が払えなくて何もできない、ということになっちゃうんだ。」
アリス:「なるほど!ETHはDeFiの冒険に不可欠な燃料なんですね!じゃあ、そのETHはどうやって手に入れるんですか?」
ウサギ先輩:「ETHを手に入れる一番一般的な方法は、日本の仮想通貨取引所で購入することだね。」
国内取引所でETHを購入し、メタマスクへ送金する手順
ウサギ先輩:「まずは、日本の金融庁に登録されている仮想通貨取引所の口座を開設する必要がある。アリスちゃんはもう取引所の口座は持っているかな?」
アリス:「はい!以前ウサギ先輩に教えていただいて、いくつか口座を作りました!」
ウサギ先輩:「それは素晴らしい!じゃあ話が早いね。その取引所で日本円を入金して、ETHを購入するんだ。DMM BitcoinさんやGMOコインさんなんかは、時々お得なキャンペーンをやっていたり、仮想通貨の送金手数料が無料だったりすることがあるから、そういうのもチェックしてみるといいかもしれないね。まぁ、このウサギ先輩のおすすめは…なんて、それはまた別の機会に話そうか。ふふん。」
アリス:「(ウサギ先輩、ちょっと自慢したそう…)はい!ETHを買ったら、どうするんですか?」
ウサギ先輩:「ETHを購入したら、いよいよそれをアリスちゃんのメタマスクウォレットに送金するのさ。これがちょっと緊張する作業だけど、落ち着いてやれば大丈夫だ。」
ETHをメタマスクへ送金するステップ
メタマスクのアドレスを確認する:メタマスクを開くと、キツネのアイコンの下あたりに「0x」から始まる長い英数字の羅列があるはずだ。それがアリスちゃんのイーサリアムウォレットのアドレスさ。そのアドレスを正確にコピーするんだ。間違っても手入力なんてしちゃダメだぞ!1文字でも間違えたら、コインは永遠に宇宙の彼方へ消えてしまうからね!
取引所の出金(送金)画面へ行く:利用している取引所のETHの出金(送金)ページを開く。
送金先アドレスと数量を入力する:送金先アドレスの欄に、さっきコピーしたメタマスクのアドレスをペーストする。そして、送りたいETHの数量を入力する。初めての時は、必ず少額でテスト送金をすることをおすすめするよ。いきなり大金を送って、もし間違っていたら目も当てられないからね。
ネットワーク(チェーン)を確認する:ここも重要だ!ETHを送金する場合、通常は「ERC20」というネットワーク(イーサリアムの標準規格)を選択する。取引所によっては自動で選択されることもあるけど、念のため確認しよう。違うネットワークを選んでしまうと、これまたコインが迷子になってしまうことがあるからね。
二段階認証などを行い、送金を承認する:取引所のセキュリティ設定に従って、二段階認証コードなどを入力し、送金を確定させる。
ウサギ先輩:「これで取引所からメタマスクへの送金手続きは完了だ。しばらく待つと(ネットワークの混雑状況によるけど、数分から数十分くらいかな)、メタマスクにETHが着金するはずだよ。」
アリス:「わぁ…!なんだか銀行振込みたいだけど、もっとドキドキしますね!アドレスを間違えないように、指差し確認します!」
ウサギ先輩:「その慎重さが大事だよ、アリスちゃん。無事にメタマスクにETHが届けば、いよいよDeFiサービスを利用する準備が整ったことになるのさ!」
他の冒険の地へ!いろいろなチェーンの通貨
アリス:「ウサギ先輩、DeFiってイーサリアムだけなんですか?他のブロックチェーンのDeFiサービスもあるって聞いたような…?」
ウサギ先輩:「お、アリスちゃん、よく勉強しているね!その通り、イーサリアムはDeFiのパイオニアだけど、最近は他のブロックチェーン上にもたくさんのDeFiサービスが生まれているんだ。」
アリス:「例えばどんなチェーンがあるんですか?」
ウサギ先輩:「そうだねぇ、例えばBNB Chain(バイナンススマートチェーン)、Polygon(ポリゴン)、Solana(ソラナ)、Avalanche(アバランチ)なんかが有名どころだね。これらのチェーンは、イーサリアムよりもガス代が安かったり、取引速度が速かったりする特徴があって、人気を集めているんだ。」
アリス:「へぇー!じゃあ、そういうチェーンのDeFiサービスを使う時も、ETHが必要なんですか?」
ウサギ先輩:「いや、そこがポイントなんだ。それぞれのブロックチェーンには、それぞれのネイティブ通貨がある。例えば、BNB ChainならBNB、PolygonならMATIC、SolanaならSOLといった具合にね。これらのネイティブ通貨が、そのチェーン上でのガス代の支払いや、基軸通貨として使われるんだ。」
アリス:「じゃあ、もしPolygonのDeFiを使いたかったら、MATICをメタマスクに入れないといけないんですね?」
ウサギ先輩:「ご名答!その通りだよ。メタマスクは、実はイーサリアムだけでなく、これらの多くのチェーンにも対応できるように設定できるんだ。だから、もしPolygonのDeFiサービスを使いたければ、まず取引所でMATICを購入して、それをメタマスクのPolygonネットワークのアドレスに送金する必要がある、というわけさ。」
アリス:「なるほどー!行きたい冒険の地(チェーン)によって、準備する通貨も変わってくるんですね。なんだか世界旅行みたいで楽しいです!」
ウサギ先輩:「うんうん、まさにそんな感じだね!どのチェーンでどんな冒険が待っているか、それを探すのもDeFiの醍醐味の一つだよ。」
DeFiの森へ入る前の心得~リスクは友達?~
アリス:「ウサギ先輩!これで魔法のサイフも、特別なコインも準備できました!早くDeFiの森へ探検に行きたいです!」
ウサギ先輩:「おーっと、アリスちゃん、気持ちは分かるけど、もう少し待った!DeFiの森は魅力的な宝物でいっぱいだけど、同時に危険な罠もたくさん潜んでいるんだ。冒険に出る前に、そのリスクについてもしっかりと理解しておく必要がある。」
アリス:「えっ、危険な罠…?どんな罠があるんですか?」
ウサギ先輩:「ふむ、DeFiの世界は新しい技術で動いているからね、いくつか注意すべきリスクがあるんだ。」
DeFiの主なリスク
ハッキングリスク:DeFiサービスはスマートコントラクトというプログラムで動いているんだけど、そのプログラムにバグ(欠陥)があって、悪意のあるハッカーに資金を盗まれてしまうことがあるんだ。過去にも大きなハッキング事件は何度も起きている。
スマートコントラクトのバグ:ハッキングに至らなくても、プログラムのバグが原因で予期せぬ動作をして、資金がロックされたり、失われたりする可能性もある。
価格変動リスク:DeFiで扱う仮想通貨は、価格が大きく変動することがある。高い利回りを得られる可能性がある一方で、預けたコインの価値が下がってしまうリスクも常にあるんだ。
ラグプル(出口詐欺):悪意のある開発者が、最初は魅力的なプロジェクトに見せかけて資金を集め、ある日突然プロジェクトを放棄して資金を持ち逃げする、なんていう詐欺も残念ながら存在するんだ。まるで、美味しそうなキノコだと思って食べたら毒キノコだった、みたいな話さ。
インパーマネントロス:これはDEX(分散型取引所)で流動性提供というものをした時に発生する可能性のある、ちょっと特殊な損失だね。また別の機会に詳しく説明しよう。
アリス:「うわぁ…なんだか怖い話がいっぱいです…。やっぱりDeFiって危ないんでしょうか…?」
ウサギ先輩:「そうだね、リスクがないとは言えない。でもね、アリスちゃん、どんな冒険にもリスクはつきものだろう?大切なのは、リスクを正しく理解して、自分で対策を立てることなんだ。そして、失っても生活に困らない範囲の資金で始めること。これが鉄則だね。DeFiは自己責任の世界。誰も助けてはくれないからこそ、自分で自分を守る知識と慎重さが必要なんだ。」
アリス:「自己責任…重い言葉ですね。でも、ちゃんと勉強して、気をつければ大丈夫ですか?」
ウサギ先輩:「もちろんだよ!このウサギ先輩がついているじゃないか。それに、リスクを理解することは、より安全に、そしてより賢くDeFiを楽しむための第一歩だからね。」
情報収集は命綱!信頼できる情報を探せ
ウサギ先輩:「そして、DeFiの冒険で自分を守るために欠かせないのが、情報収集だ。」
アリス:「情報収集ですか?どんな情報を集めたらいいんでしょう?」
ウサギ先輩:「まず、利用しようとしているDeFiプロジェクトの公式サイトを隅々まで読むことだね。プロジェクトの目的、仕組み、チームメンバー、そしてホワイトペーパーと呼ばれる設計書のようなものが公開されていれば、それもじっくり読んでみよう。」
アリス:「ホワイトペーパー…なんだか難しそうです。」
ウサギ先輩:「最初はそう感じるかもしれないけど、プロジェクトの魂が込められている文書だから、読み解く価値はあるよ。それから、コミュニティの様子も見てみよう。DiscordやTelegram、Twitterなどで、開発者や他のユーザーがどんな議論をしているか、活気はあるか、質問にちゃんと答えてくれるか、などを見るのは大事だね。」
ウサギ先輩:「さらに、専門の監査会社による監査レポートが公開されているかもチェックポイントだ。これは、スマートコントラクトに脆弱性がないか、専門家がチェックした結果報告書のこと。もちろん、監査を受けているからといって100%安全というわけではないけど、一つの安心材料にはなるだろう。」
アリス:「なるほど…色々なところから情報を集めて、そのプロジェクトが本当に信頼できるか見極めるんですね!」
ウサギ先輩:「その通り!甘い言葉や高すぎる利回りだけに飛びつかず、DYOR(Do Your Own Research)、つまり『自分で調べろ』という精神が、DeFiの世界では何よりも大切なんだ。」
ガス代という通行料~賢く節約できるかな?~
アリス:「ウサギ先輩、さっきガス代の話が出ましたけど、それっていつも同じ金額なんですか?」
ウサギ先輩:「いや、それがまた悩ましいところでね。特にイーサリアムのガス代は、ネットワークの混雑状況によって大きく変動するんだ。みんなが一斉にイーサリアムを使おうとすると、道路が渋滞するようにネットワークも混雑して、ガス代が高騰してしまうことがある。」
アリス:「ええー!じゃあ、せっかくDeFiで利益が出ても、ガス代で全部なくなっちゃうこともあるんですか?」
ウサギ先輩:「うん、残念ながらそういうケースもあり得るんだ。特に少額でDeFiを試そうとすると、ガス代負けしてしまうこともあるから注意が必要だね。だから、ガス代が比較的安い時間帯を狙ったり、ガス代を節約できるようなDeFiサービスを選んだり、あるいはイーサリアム以外のガス代が安いチェーンを使ったりする工夫も大事になってくるのさ。」
アリス:「ガス代も戦略的に考えないといけないんですね。奥が深いわ…。」
ウサギ先輩:「ふふん、DeFiの世界はまさに知恵と勇気が試される冒険の連続だからね!でも、基本的な準備と心構えができていれば、きっと楽しめるはずだよ。」
ウサギ先輩のちょっと一息コラム:リカバリーフレーズ七転び八起き事件簿(ウサギ先輩の友人の話…だよ?)
さて、ここでウサギ先輩から、ちょっと背筋がヒヤッとするけど、笑える(?)お話をしようじゃないか。もちろん、これはウサギ先輩のうっかり者の友人「白ウサギのシロちゃん」のお話だからね、決してこのウサギ先輩自身の話じゃないぞ?いいね?
シロちゃんはね、初めてメタマスクを作った時、それはもう大興奮だったんだ。「これで僕も億万長者だピョン!」なんて言ってね。で、例のリカバリーフレーズ、ちゃんと紙に書き留めたんだ。ここまでは良かった。
最初の失敗は、「読みやすいように、パソコンのメモ帳にもコピペしておこうピョン!」ってやったこと。数日後、シロちゃんのパソコンが見事にウイルスに感染してね、メモ帳の中身は…まぁ、想像通りさ。幸い、そのウォレットにはまだ練習用の少額しか入れてなかったから、被害は最小限だったけどね。シロちゃん、真っ青になってたよ。「紙、紙がまだあるピョン!」って。
次の失敗。シロちゃんは反省して、リカバリーフレーズを書いた紙を、それはもう大事に、いつも持ち歩くお気に入りの帽子の内側に縫い付けたんだ。「これなら絶対なくさないピョン!」ってね。ある風の強い日、その自慢の帽子が…ポーンと飛んで川にポチャン!さあ大変。帽子はなんとか回収できたけど、リカバリーフレーズはインクが滲んで、いくつかの単語が読めなくなってしまったんだ。「読めない単語は…勘でいくピョン!」…もちろん、それで復元できるはずもなく。
三度目の正直、いや、三度目の失敗か?今度は「絶対に安全な場所だピョン!」と、冷蔵庫のアイスクリームの箱の底に隠したんだ。夏のある日、シロちゃんの姪っ子ちゃんたちが遊びに来てね、アイスクリームをそれはもう嬉しそうに食べて…箱はポイッ!シロちゃんが気づいた時には、ゴミ収集車はもう遠くへ…。
アリス:「ええええ!シロちゃん、大丈夫だったんですか!?」
ウサギ先輩:「ふふ、まぁ、色々な意味で大丈夫じゃなかったけど、最終的にはね、何度も失敗を繰り返して、ようやく安全なリカバリーフレーズ管理方法を身につけたそうだよ。今では、金属製のプレートに刻印して、それを耐火金庫に保管し、さらにそのヒントを別の場所に…と、まるでスパイ映画並みの厳重さだとか。このシロちゃん(という名のウサギ先輩の友人)の数々の失敗談は、アリスちゃんにとって最高の反面教師になるだろう?リカバリーフレーズの管理は、本当に、本当に、本当に大事なんだぞ!」
アリス:「は、はいっ!シロちゃんのお話、とっても参考になりました!私も絶対にそんな失敗はしないように気をつけます!」
ウサギ先輩:「うむ、それが一番だ!さて、準備は整ったかな?」
まとめ
アリス:「はい、ウサギ先輩!今日はDeFiの冒険を始めるための最初の準備について、たーっぷり教えていただきました!自分で管理するウォレット(メタマスク)を作って、そこに冒険の資金となるETH(や他のチェーンのコイン)を入れること、そして何よりもリカバリーフレーズを命がけで守ることが大切だって、よーく分かりました!それに、DeFiには色々なリスクがあること、だからこそ情報収集と慎重さ、そして自己責任の気持ちが大事だってことも、胸に刻みました!なんだか、装備を整えて、いよいよ冒険の地図を手に入れた気分です!」
ウサギ先輩:「その意気だ、アリスちゃん!DeFiの世界は奥深く、時には厳しい試練もあるけれど、その先にはきっと新しい発見と興奮が待っているはずさ。今日の学びを忘れずに、一歩ずつ進んでいけば大丈夫。さあ、心の準備はできたかな?次はいよいよ、具体的なDeFiのサービスを覗いてみようじゃないか!」
アリス:「はいっ!とっても楽しみです!」
次回予告
アリスとウサギ先輩、ついにDeFiの森への入り口に立った!魔法のサイフと冒険の資金を手に、次に二人が向かうのは、銀行員がいない不思議な両替所「DEX(分散型取引所)」か、それともコインを預けて利息を得られる「魔法の貸金庫」か?
次回、「アリス、DEXで初めてのコイン交換に挑戦!?~スワップの呪文と流動性の泉~」。お楽しみに!
☕ 冒険の心得コーナー ☕
アリス:「ウサギ先輩! 今日のお話もすっごく面白かったです! なんだか、この記事を読んでいたら、私も仮想通貨を買ってみたくなっちゃいました!」
ウサギ先輩:「おっと、アリスちゃん、その気持ちはよく分かるよ。でも、焦りは禁物だ。この冒険記は、あくまで不思議の国の仕組みを知るための『地図』みたいなものさ。『宝の地図』じゃないんだ。」
アリス:「宝の地図じゃない…?」
ウサギ先輩:「そう。これは『ここでコインを買いなさい』なんていう投資のアドバイスをするものでは決してないんだ。投資っていうのは、自分自身でよーく勉強して、失っても生活に困らないお金の範囲で、自分の判断と責任でするものなんだよ。そこを間違えると、ワンダーランドで迷子になっちゃうからね。このお約束は、絶対に守ってほしいな。」
アリス:「はい、わかりました! 自分の責任で、ですね! でも、もしこの記事の情報が間違っていたらどうしよう…って、ちょっと心配にもなりました。」
ウサギ先輩:「良いところに気がついたね、アリスちゃん。このウサギ先輩も、できるだけ正確な情報をお届けしようと頑張っているけど、この世界は変化が光の速さだからね。情報が古くなったり、勘違いしたりすることもあるかもしれない。だから、もし読者のみんなの中で『あれ? ここの情報、ちょっと違うかも』って気づいた人がいたら、ぜひ優しく教えてくれると助かるんだ。みんなでこの冒険記を、もっと素敵なものに育てていきたいからね!」
アリス:「みんなで作る冒険記なんですね! なんだか素敵です!」
