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【第214回】 アルトコインがいっぱいある取引所は良い取引所?取扱通貨数だけで選ぶな!

アリス:「ウサギ先輩、こんにちは!最近、仮想通貨の取引所を色々見ているんですけど、すっごくたくさんの種類のコインを扱っている取引所があって、なんだか宝箱みたいでワクワクしちゃいます!もしかして、アルトコインがいっぱいある取引所って、それだけですごく良い取引所ってことなんですか?」

ウサギ先輩:「おっと、アリスちゃん、良いところに目をつけたね!それはまるで、駄菓子屋さんに行ったときに、ものすごーくたくさんの種類のお菓子が並んでいるお店を見つけると、ついつい『このお店はスゴイ!』って思っちゃうけど、本当に美味しいお菓子があるかどうか、ひとつひとつのお菓子が安全かどうかは、また別の問題だったりする…そんな感じの話に近いかもしれないね。ふふん、今日の冒険は、その取扱通貨数だけで取引所を選んではいけない理由と、アルトコインいっぱいの取引所と上手に付き合う方法について、このウサギ先輩がアリスちゃんにしっかり伝授しようじゃないか!」

アリス:「わぁ!ありがとうございます、ウサギ先輩!駄菓子屋さんの例え、すごく分かりやすいです!今日の冒険もよろしくお願いします!」


アルトコインの魅力と取引所の役割~なぜ色々なコインがあるの?~

アリス:「ウサギ先輩、そもそもなんですけど、ビットコイン以外にも、世の中には本当にたーくさんのアルトコインがありますよね。どうしてこんなにたくさんの種類があるんですか?そして、取引所はどうやってそれらを集めて、私たちに提供しているんでしょうか?」

ウサギ先輩:「ふむ、良い質問だね、アリスちゃん。アルトコインが星の数ほど…というのは少し大げさかもしれないけれど、確かに数えきれないくらい存在する理由は、それぞれが異なる目的や技術、そして夢を持って生まれてきたからなんだ。」

アリス:「夢、ですか?」

ウサギ先輩:「そうさ。例えば、もっと速く、もっと安く送金できることを目指したコイン、特定のゲームの中で使えるように作られたコイン、契約を自動で実行できるスマートコントラクト機能に特化したコイン、あるいは、もっと匿名でプライベートな取引ができることを目指したコイン…などなど、本当に多種多様だ。それぞれが、ビットコインにはない新しい価値を提供しようと挑戦しているんだね。」

アリス:「なるほどぉ。みんな、何か新しいことをしようとしているんですね!」

ウサギ先輩:「そういうこと。そして、取引所の役割の一つは、そうした様々な可能性を秘めたアルトコインを投資家たちに紹介し、売買の場を提供することなんだ。言ってみれば、世界中の珍しい食材を集めてきて、お客さんに『こんな美味しいものもありますよ!』『こんな変わった使い方ができる食材ですよ!』と紹介する、大きな市場みたいなものだね。取引所は、新しい技術やプロジェクトが世に出るための大事な窓口にもなっているのさ。」

アリス:「取引所は、新しいコインのデビューをお手伝いしているんですね!」

ウサギ先輩:「うむ。だからこそ、たくさんのアルトコインを扱っている取引所は、一見すると非常に魅力的で、投資の選択肢が無限に広がっているように見えるんだ。でもね、その『品揃えの多さ』には、良い面もあれば、注意しなければならない面もあるんだよ。」

取扱通貨数が多い取引所の「メリット」~ワンダーランドの広さを感じる~

アリス:「やっぱり、たくさんのコインを選べるのは、すごく魅力的ですよね!具体的に、どんな良いことがあるんですか?」

ウサギ先輩:「そうだね、アリスちゃんが言うように、取扱通貨数が多い取引所には、確かに無視できないメリットがたくさんあるよ。一つずつ見ていこうか。」

1.選択肢の爆発的な増加!~未知なるお宝との出会い~

ウサギ先輩:「まず何と言っても、投資の選択肢が格段に増えることだね。ビットコインやイーサリアムといったメジャーなコインだけでなく、まだあまり知られていないけれど将来有望かもしれない、いわゆる『草コイン』や、特定の分野で革新的な技術を持つニッチなプロジェクトのコインにもアクセスできるようになる。これは、大きなリターンを狙いたい冒険好きな投資家にとっては、たまらない魅力だろうね。」

アリス:「まだ誰も知らないような、キラキラ光る原石を見つけられるかもしれないんですね!」

2.新しいトレンドをいち早くキャッチ!~流行の最先端を行く~

ウサギ先輩:「次に、新しいトレンドやテーマにいち早く触れられる可能性があること。例えば、最近だとDeFi(分散型金融)関連のトークンや、NFT(非代替性トークン)、メタバース関連のトークン、あるいはAI関連のトークンなどが次々と登場しているけれど、取扱通貨数が多い取引所は、そうした新しい波に乗っているコインを積極的に上場させる傾向があるんだ。」

アリス:「流行に敏感なお店、みたいな感じですね!」

3.分散投資の幅が広がる!~リスクを上手にコントロール~

ウサギ先輩:「そして、ポートフォリオの分散がしやすくなるという点も挙げられるね。たくさんの種類のコインに少しずつ投資することで、特定のコインが暴落したときのリスクを軽減できる可能性がある。まあ、アルトコイン同士は値動きが連動することも多いから、分散効果には限界もあるけれど、選択肢が多いに越したことはないだろう。」

アリス:「いろんなカゴに卵を盛れるんですね!」

4.利便性の向上も?~あちこち口座開設する手間が減るかも~

ウサギ先輩:「場合によっては、利便性が向上することもあるね。もしアリスちゃんが色々なアルトコインに興味があるなら、取扱通貨数の少ない取引所だと、あちこちに口座を開設して資金を移動させなければならないかもしれない。でも、一つの取引所で多くのコインを扱っていれば、その手間が省けるというわけさ。」

アリス:「確かに!あっちのお店、こっちのお店って行かなくても、一つのお店で全部揃うのは便利です!」

ウサギ先輩:「ふふん、こうして見ると、取扱通貨数が多い取引所って、まるでワンダーランドの巨大なショッピングモールみたいで、ワクワクするだろう?でもね、アリスちゃん、そのきらびやかな商品棚の裏には、気をつけなければいけない落とし穴も潜んでいるんだよ。」

取扱通貨数が多い取引所の「デメリット」と「注意点」~宝探しには罠もいっぱい!~

アリス:「えっ、落とし穴ですか!?ウサギ先輩の最初の反応だと、良いことばかりじゃなさそうだなあとは思っていましたけど…。どんなことに気を付ければいいんですか?」

ウサギ先輩:「よしきた!ここからが今日の冒険の核心だ。品揃えが豊富なのは素晴らしいことだけど、それが必ずしも『良い取引所』の絶対条件とは限らない。むしろ、数が多いからこそのリスクもしっかりと理解しておく必要があるんだ。さあ、その罠について、一つずつ見ていこう!」

① 玉石混交のリスク~輝くダイヤの隣にただの石ころ?~

アリス:「玉石混交…?石ころもたくさん混じってるってことですか?」

ウサギ先輩:「その通りだよ、アリスちゃん。たくさんのコインが並んでいるということは、その中には、本当に将来性のある有望なプロジェクトもあれば、残念ながらほとんど価値のない『石ころコイン』や、もっと悪質なケースだと、投資家からお金を騙し取ることだけが目的の『詐欺コイン(スキャム)』が紛れ込んでいる可能性も高くなるんだ。」

アリス:「えええっ!詐欺コインまで!?」

ウサギ先輩:「悲しいけれど、そういうこともある。取引所は新しいコインを上場させる際に審査を行うけれど、その上場審査基準が取引所によってマチマチなんだ。特に、とにかく取扱数を増やしたいと考えている一部の取引所では、その審査が比較的甘い場合がある。『聞いたこともないコインが山ほどあるな…』と感じたら、それはもしかしたら、取引所が十分に吟味せずに、手当たり次第にコインを集めているサインかもしれないと疑うことも大切だよ。」

② 流動性の低さ~買いたい時に買えず、売りたい時に売れない悲劇~

アリス:「流動性…!以前、取引所の役割のところで少し教えてもらいました!売買のしやすさ、でしたっけ?」

ウサギ先輩:「よく覚えていたね、アリスちゃん、素晴らしい!その通り、流動性というのは、市場でどれだけ活発に取引が行われていて、買いたい人がすぐに買えて、売りたい人がすぐに売れるか、という指標だ。取扱通貨数が多い取引所では、特にマイナーなアルトコインの場合、この流動性が極端に低いことがあるんだ。」

アリス:「流動性が低いと、どうなっちゃうんですか?」

ウサギ先輩:「まず、買いたい時に希望の価格で買えない、あるいは売りたい時に希望の価格で売れないということが起こりやすくなる。取引板(オーダーブック)を見てみると、買い注文と売り注文の数がスカスカで、大きな価格差が開いていることもある。そうなると、自分が思った価格と実際に約定する価格が大きくズレてしまう『スリッページ』が発生しやすくなって、思わぬ損失を被ることもあるんだよ。」

アリス:「お店に商品が全然並んでなくて、たまにあってもすごく高かったり、逆に売ろうとしても全然買い手がつかなかったりする感じですね…。」

ウサギ先輩:「まさにそんな感じだ。特に、急いで売りたい時に全く買い手がつかないと、塩漬け状態になってしまう危険性もあるからね。」

③ 情報収集の困難さ~未知のジャングルでの宝探し~

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